日田彦山線駅巡りの前にニュースをお伝えします。西武鉄道は本日、西武新宿~拝島間に有料の座席指定列車・「拝島ライナー」なるものを来春にデビューさせると発表しました。当初は夕方・夜間の下りのみの設定で、40000系で運転されるとのことです。私鉄の有料のライナー列車の運転は、小田急電鉄が嚆矢ですが、2008年6月14日より東武東上線で「TJライナー」が走っており、来春には京王電鉄でも有料ライナーサービスが始まり、いわば「ライナー」戦国時代に突入したといえよう。首都圏地区では朝ラッシュ時の乗車率が平均で165%程度といわれており、「確実に座れる通勤列車」の需要が大きいのでしょう。
さて、本題に。日田彦山線949Dは14時42分に豊前桝田駅に到着。一見する限り、片面ホーム1面のみの構内ですが…。
それでは駅舎撮影。昭和39年1月23日築の待合所です。トイレはありません。島式ホームの上に建てられています。豊前桝田駅は交換設備が撤去されて棒線化されているのです!
では駅舎の中へ。細長い木材を利用したベンチが1つだけ。しかも、ゴミだらけ。
滞在時間が短いので駅前だけ。県道52号が通じています。
出発の前に駅裏を。駅前とは異なり、山々に抱かれた長閑な畑です。
14時53分発の960D(キハ147 90+キハ147 1058)に乗車して田川後藤寺方面へ。
15時10分に池尻駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。
構内踏切を渡って長い通路を歩かされていると、干上がったミニ庭園を見つけました
それでは駅舎撮影。平成21年3月に「駅舎」が廃止され、吹きさらしの東屋に変わっているのです!トイレはありません。
時刻表を。上下それぞれ1時間に1~2本ずつです。滞在時間は28分。
国道211号に出ると、しまむらや食彩館やクラブハウス(パチンコ屋)などが並ぶ、賑やかな一帯に出ました。
そうこうするうちに、後藤寺行きの西鉄バスがやってきました
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問