ツユムシ科 ヤマクダマキモドキ
数週間前の画像です。体長52mm程でとても髭の長い昆虫です。機織で糸を巻き取る管が有ります。その管の出す音がこの虫の鳴き声に似ているからとの理由でこんな名前が付きました。
山擬菅巻(ヤマクダマキモドキ)
これが最近の姿です。立派な成虫になりました。お酒を飲んでいつまでも同じような事をごちゃごちゃと話す状態を「管を巻く」と言いますがやはり機織の管からきた言葉です。人間の場合は良いのですがこの虫に対してはもう少し違う名前でも良かったと思うのは私だけ!(^^)!
横からの姿と真正面からの姿はこんなにも違います。勝手にもう少し幅広いと思っていたので見た瞬間【えー!!こんなに細いの?】って思っちゃいました。
本当にそうです。
流線形が空気抵抗を減らす為に役立つということを否定するかのような見事なボデイです。
素晴らしいカウリングです。バタバタと飛ぶこの仲間にどうしてこのボディ設計が必要だったのでしょうか。翅の開閉に都合がいいのか、草の中を進むのに抵抗が少ないのか。