ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

引きつづき冬芽観察・・・

2023-01-25 17:06:17 | 植物

                ブナ科 カシワ

お金を借りに来た輩が「カシワの葉が落ちるまでには必ず返すから貸して欲しい!!」『そうか?カシワの葉が落ちるまでには返してくれるのだな?』と言う経緯がありお金を貸しました。貸す方は『カシワの葉っぱが落ちるまでだから長くても年内だな』と、その判断でお金を貸しました。借りる方は「カシワの葉は新芽が吹くまで落ちない!!」って事を知っていて6月位までは大丈夫と・・・落ちの無い話ではなく、カシワの葉は落ちないのです。今現在しっかりと枯れた葉が残っているのです。

葉痕

しっかりと残っている葉を1枚外しました。維管束痕はこんな様子です。この状態を見ると離層がまだ出来ていないようですね。

ブナ科 シリブカガシ

各務ヶ原の自然遺産の森にはかなりの数のこの樹木が自生しています。ドングリは磨くとピカッピカになります。

こんな冬芽を写すことは遺産の森では出来ません。何故か?樹高がすこぶる高いのです。そのシリブカガシが有るが故なのか?この遺産の森でしか見た事が無いのですがムラサキツバメシジミの姿が見えるのです。私が知っている限りではムラサキツバメシジミの姿が見えるのはこの遺産の森しか有りません。

モクレン科 タイサンボク

タイサンボクの冬芽がこんな姿だとは想像もしていませんでした。確かに微毛は多いです。見てもらったようにこの樹木は微毛が多いです。若しかしたら北アメリカ原産の植物ですけどとっても寒い所の植物なのでしょうね?

こちらは花芽ですがしっかりと微毛にガードされています。葉も同じように細かい毛でガードされています。その細かい毛のお陰で冬越し出来るのでしょうね?その冬越しが出来るであろう微毛のお陰でしょう?結構な確率で昆虫やクモを見ることが出来ます。

バラ科 シナミザクラ

小さなサクランボの生る木です。小さいのですがこのサクランボも侮れません。結構美味しいのです。その話は別にして。新芽のような物が確認できるのですが、妙なんです。

芽吹いたように見えるのですが枯れているのです。想像するに年末などで一度芽吹いたのだけれど寒さに凍傷を負ってしまったのかと。ですから枯れているのです。見た目はしっかりと育っているように見えるのですけどね?

ツツジ科 ドウダン

ドウダンの花芽です。綺麗に強剪定した花芽はこの色です。処がこの色ともう少し白っぽい色の二通りあるんですね?

此方が白っぽい方です。こちらは強剪定されていない木です。剪定の仕方で花色が違うのでしょうか??一寸経過観察が必要です。

バラ科 ビワ

ビワの冬芽です。かなり毛深いのですね。中国原産です。個人的な意見ですが、種が大き過ぎると思うのです。今の半分以下になればもっと人気が出るのではと・・・

こちらは花後の姿です。花粉を媒介する虫が少なくなっているこの時期故受粉も大変なようです。

花姿です。花の少ないこの時期は仏花にも事欠きます。そんな季節外れの時に花開くと言うのはとても意外です。沢山の花が一房になって咲き誇ります。

一つの花を見るととても魅力的な花姿ですね。咲き始めは杏仁のような香りがすると思っているのですが・・・

 

コメント (2)
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