ギャラリーと図書室の一隅で

読んで、観て、聴いて、書く。游文舎企画委員の日々の雑感や読書ノート。

游文舎14周年記念展「岡谷敦魚 “Printery” 拡張する版画」      6月4日から

2022年05月30日 | 游文舎企画




游文舎14周年記念企画となる岡谷敦魚さんの個展の展示作業が先日行なわれました。岡谷さんは長岡造形大学で教鞭を執りながら、様々な技法で「版」そのものについて問いかけ、その概念を拡張する作品を作り続けています。今展でもドローイングを加えたり、薄く剥がした葉書やカードを貼ったりと、遊び心もちょっぴりちりばめた、切れ味のよい作品が並びました。技法の意外さにうなったり、真相を聞いて思わずクスリとしたり・・・これはもう、ギャラリートークも聞き逃せません。ぜひご来場、ご高覧下さい。ギャラリートークは4日午後3時より。











(6月4日から12日まで。6日休館 )

制作中――たかはし藤水展5月15日から―― 

2022年05月05日 | 游文舎企画




15日から始まる、たかはし藤水さんのインスタレーション「たけべ」。ただ今制作中です。今回は、竹で、ギャラリーの天井・壁・床を埋め尽くします。おなじみの竹ではありますが、たかはしさんの手にかかると、変幻自在。なんだか足の長い昆虫が部屋中を這い回っているような・・・・・・。間もなく全貌を現わします。どうぞご高覧下さい。