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父島旅行記その12(面白人祭り)

2006-04-04 | 『父島旅行記』

MISS PAPAYA船内にいた面白人たち:

・カメラおじさん

ウエットスーツなど着ないで、一眼レフ2台、コンパクトカメラ1台を首からぶら下げたおじさん。デジカメじゃなく35ミリのフィルムカメラ。ものすごくでかい望遠つけてた。俺が撮ってたとき、たまたま隣でそのどでかレンズで撮っていた。しかし、どう見ても、手ぶれしまくっていた。そしたらおじさん曰く、

 

これ、手振れ補正ついてんだよ

なんも言ってないよ!視線を感じたのか?その後、釧路や根室へ撮影に行った苦労話をえんえん語ってくれた。でも、その割りに海の潮風からカメラを守ることを何もしてなかったので、今頃ぶっ壊れていることは想像に難くない。

 

・怪しいカップル

やはりウエットスーツ着ない男女 船の後ろにずっといて、微動だにしない。旅行と言うより、そこら辺歩いてるカップルにしか見えないので、なんかどっかから逃亡してるとしか見えなかった。お昼のときもみんなから離れたとこにいたし。しかも歳がすごーく離れてる。親子じゃねえ?と鬼に言ったら、それはねえよ!と一喝。父島はパスポートも要らないし、不法に入国して潜伏するにはもってこいの場所である。実際あやしすぎる人たちがそこらかしこを歩いているし。

・たかちゃん(仮名)

クルーの一人で、えらく元気がいい。俺に「あと30分は大丈夫!」と優しく声をかけてくれたキュートな女性だ。しかし一人でこっそりポケットからミルク飴取り出してなめてた。俺が物欲しそうな顔をしたら、なんも言ってないのに、くれた。進駐軍の兵隊さんぐらいいい人だった。でも、ここから落ちたらどうなります?と聞いたら、

すぐには助けられないし、

ここからだと…

 

スクリューに巻き込まれてミンチだわね

と言った時に軽く殺意を抱いた

・ウエットスーツマン 

船内でやる気満々で黒光りしたマイ・ウエットスーツに着替えていた。しかし、南島上陸の際にも上まできちんと着ていく。なぜ?暑いぞ。

しかし上陸後、速攻で、

 

すみません、ここで脱いでいいですか?

なべさん&たまちゃんに却下される。暑いから可哀相ではあったが… しかし笑った。

もっと意味不明なのは、その後の海中公園のときには、なぜか参加せず、後になってまた着替えるという無駄な動き。しかし、とっても悲しいのは、彼が着替えた後には2度ドルフィンスイムの機会がなかった。結局一度も使用してないマイ・ウエットスーツであった。

その後、島でよく彼を見かけるのだが、つい笑ってしもうた。

そうそう。大切じゃないことを言い忘れた。今回のパパヤツアーはもちろん、父島旅行では

カップルが少ない。

女性同士・おとこ同士・ひとり旅 が結構多いのだ。ウエットスーツマンもカメラおじさんも他にもたくさん。

 

 

今日の疑問

 

なぜアベックすくなし?

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