『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝米国・EU貿易戦争回避❞協議を進め新たな関税を導入しないことで合意

2018-07-26 08:52:24 | 日記

米鉄鋼輸入制限に対し、EUは6月下旬、米農産物などに報復関税を実施し、トランプ大統領が仕掛けた米・EU貿易戦争。さらにトランプ大統領はEUの敵ロシアのプーチン大統領との会談で融和姿勢を示し、対米不信も生じさせ、EUは「敵だ」とまで述べ、相互不信は頂点まで達しましたが、結局和解です。米中貿易戦争の最中、日経平均株価は現状の2万2000円台から「10万円を上回る相場になる」と予測する著名投資アナリストまで登場し出しました。筆者も少なくとも、株式市場は前途洋々と捉えていますが、ジェットコースター並みの乱高下は避けられないでしょう。しかし、空売りは厳禁、結局は上に持っていかれるのです。

以下抜粋コピー

トランプ米大統領と欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のユンケル委員長は25日、今後、貿易を巡る協議を進めていく間は新たな関税を導入しないことで合意した。トランプ大統領が輸入自動車への関税導入の意向を示して高まっていた米EU間の緊張は緩和し、貿易戦争は土壇場で回避された。

両首脳はこの日ホワイトハウスで会談し、EUが米国産液化天然ガス(LNG)と大豆の輸入を拡大するほか、双方が自動車を除く工業製品の関税を引き下げることで合意した。ユンケル委員長は会談後の共同記者会見で、交渉が続く間、米国とEUは「他の関税を留保」すると発言。また米鉄鋼・アルミ関税と、それに対抗してEUが導入した報復関税を再検討するとした。

トランプ大統領は共同会見で、「非常に重要な記念すべき日となった」と発言。「われわれはたった今から交渉をスタートさせる。ただ、交渉がどこに向かうかは承知している」と語った。また、米とEUの通商関係が「新たな局面」に入ったと成果を誇った。

両首脳は3時間近くにわたった会談後、ホワイトハウスのローズガーデンで短く会見したが質疑応答は行わなかった。

ユンケル委員長は共同会見後にワシントンでスピーチし、「われわれは交渉を続けている限り、他の関税を導入しないことで合意した。今日、この合意に達したことに満足している」と語った。

米国とEUの貿易戦争が回避されるとの楽観的見方から、米株価と米国債利回りは上昇した。トランプ大統領は、両首脳が工業製品の関税「ゼロ」に向けて取り組むことでも同意したと述べた。また、米国とEUは米鉄鋼・アルミニウム輸入関税およびEUの報復関税の「解決」と、世界貿易機関(WTO)改革も目指すとした。

コメント (1)
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