『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

『マッキンゼーが予測する未来』

2018-06-14 07:48:53 | 日記

中国ではインターネットショッピング市場は2020年にはアメリカ・日本・イギリス・ドイツ・フランス全ての市場を合計した規模と同じになる予想されています。もはや、世界市場は一変し、過去の傾向を単純に延長して作られた予測や計画はリセットしなければ高成長する新市場に対応できない。1990年から始まった世界経済の重心移動は日本経済を凋落させました。オイルショックに比べれば大したことが無いと高を括るっていた経営者は次々没落しました。今後、東アジアで北朝鮮が新たな市場として誕生するでしょう。悲しいことですが自衛も出来ない、日本はかつての輝きを取り戻すことはないと考えるべきです。 

以下抜粋コピー

著者は、世界は今、破壊的な力を持つ四つの根本的なトレンドによりもたらされた、劇的な変化のほぼ中途にあると述べています。
 四つの破壊的な力とは、以下のとおりです。

  ①経済の重心の移動 ②テクノロジー・インパクト ③地球規模の老化 ④「流れ(フロー)」の高まり

 今やこの四つの力は、事実上のどの国の市場、そして世界経済のどの分野でも、長い間確立されてきたパターンを破壊しています。

 この四つのトレンドが同時に起こっていることは、私たちの生きている世界、すなわち私たちが生まれ育ち、安定を享受し、私たちの意思決定に最重要な直観を形成してきた世界が、劇的な変化を遂げることを意味します。

超高齢化社会の到来は、日本だけのトレンドではありません。アフリカを除くほとんどすべての国で、高齢化がどんどん進んいきます。

その結果、年金や社会保険の受給者が増え、国家予算の赤字が増大し、退職年齢が上がるだろう・・・というのが、MGIが予測するトレンドです。

このような時代にどう備えるか、私たち働く側も真剣に考えなければなりません。今までのように60歳まで一生懸命働いて、後は退職金でローンを返して悠々自適・・・となることはほとんどないのです。大部分の人は、70歳や80歳まで働く必要が出てくるでしょう。

若いうちならまだしも、老齢になってまで肉体的・精神的なストレスを感じながら働き続けることはほぼ不可能です。高齢でも働く必要がある社会で自分がどのように立ち回るか、今のうちに思いを馳せるのも悪いことではないでしょう。

コメント (1)
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