franco-japonais.com

日本とフランスに関係する情報を集めたページです。

鉢、違うし……(とツッコんでみる)

2005-01-13 | Les journals/日常・ぼやき
フランスでもバーゲンsoldeが始まりました。
ということで、日本から持ってきていた冬の洋服、セーター類がぜんぜん足りなかったということで、これを機にゲットしました。

海外旅行をされた方ならわかると思いますが、日本サイズと海外サイズだと表記の仕方が違うので、とりあえず、自分のサイズを念のため、確認し、それを目安にお店で探したところ、まぁ、いいんじゃないの??という寒い時期にはもってこいのちょい厚めのセーターを2枚ゲット。1つは普通のセーターで、もう1つは徳利!?セーター(タートルと呼ばず徳利)をゲット。試着室が長蛇の列になっていたので、サイズもわかっているしということで、試着もせずにゲット。

しかし、悲劇はここから始まったのでした。帰ってから、買ってきたセーターを着てみたところ、普通のセーターは何の問題もなく、サイズピッタシでいいカンジじゃんなんて思っていたら、2枚目の徳利セーター。
袖丈、着丈、その他のサイズはバッチリなのですが、問題は頭を入れた瞬間と頭を抜く瞬間。入るまで時間がかかるわ、かかるわ。頭がつっかかるのです。やっぱり、これってヨーロッパ人と日本人の鉢の違いでしょう。いかに頭幅がデカく、そのせいで顔のでかさを強調しているのかを身をもって体験しました。これは、頭を抜くときも同様です。まず頭で引っかかり、あと顔幅のせいで、横幅が取られてしまい、さらに鼻で突っかかる(日本人は決して鼻は高くないと思うので、原因について考えるとしたら、この説が有効でしょう。。。)というアリサマ。例えて言うなら、よくコントでストッキングかぶってお互い引っ張り合って、変な顔になる状態。あれに近いといっていいと思います、ハイ。

更に……あと次の説も発見してしまいました。日本人ってよく、胴長短足と言われがちだが、さらにその仲間として、短いものを発見しました。それは首です。第1関門、頭を無事に突っ込んだところで、今度は首。タートル部分の長さが長い、長い!!なので、このおかげで私は徳利からあふれだしそうになっている日本酒状態で首を支えているです。更に例えるなら、首を寝違えたとき、ひどいときには首にギブスをはめると思いますが、あのギブス状態です。視線がどうやら、斜め45度上から見下ろしているようなカンジがするのです。だから、私がそれを着ると、タートルセーターではなく、徳利セーターというコトバの方がしっくりくるのです。

――日本酒、いらんかねぇ……バッタもんじゃないよ、純日本産だよ!!なーんてね。

(私の本名を知っている人ならわかると思いますが、私の苗字は別の読み方にすると、日本酒にはかならず、必要なアイテムの1つになるのです。ただ、普通、これを漢字で目にするって少ないのですが……。ひょっとして、これが縁!?(笑))

これを着ると、どこの惑星から着たの??ってなります。いや、宇宙から無事、帰還した人??になります。いっそのこと、タートル部分を伸ばして、目と鼻の空気孔の部分だけくりぬいて、覆面にしちゃおうかしら??それはそれで、警察に連れて行かれそうな気がするが……。(もちろん、そんな勇気などゴザイマセン!!)

なので、フランスで洋服を買うときはサイズだけで舐めたら、いかん!!です。サイズが大丈夫だったとしても、ちゃんと試着はしましょう。例え、ブランドものを買うあなたでも、(私は違いますが……)日本のはちゃんと、日本人向けに作られているはずです。なので、試着はしっかり、しましょう。そうしないと、私2号になってしまいますよ。。。

最新の画像もっと見る