franco-japonais.com

日本とフランスに関係する情報を集めたページです。

あまり、気にしなければ……

2005-02-27 | Les journals/日常・ぼやき
あまり、気にしなければ、普通だと思えることでも、ここにいると、不思議な現象にぶち当たることが多々ある。

そのカルチャーギャップとか、当たり前と思っている習慣が自分にとっては当たり前じゃなくて、トリビアじゃないけど、『へぇ~』の連発しまくり。だから、海外旅行や生活は止められない!!

昨夜(厳密には昨夕かな?)もこんなことがあった。

19:00にちょっと約束があったので、Lyonまで外出するべく、1時間前に家を出発。ということは時刻は18:00。しかし、今の時期、春がやってこようとする冬、陽射しはなんとなく春めいているんだけど、空気は相変わらず冷たいし、東京に比べると、

――春はやってくるのだろうか??

と思いたくなるくらい寒いここLyonはつい1週間前までは雪の1週間。そんなLyonなんだけど、今週末は久々に陽射しに恵まれ、私も普通にtramwayに乗り、目的地まで向かっていた。

が、突然私は気づいてしまったのである。

――これ、この時期の日本じゃありえないだろう??

ということを。

それは、日照時間。先ほども書いたが、私は18:00に出発して、1時間かけて目的地へと足を運んでいる。普通、日本であれば、この時期の18:00は、もう、日もとっぷり暮れているはずだ。しかし、ここLyonは19:00ちょい過ぎくらいまで、明るい×3。(ちょい、エコーぎみに)
途中まで、私も普通にtramwayに乗っていたのだが、突然、

――待てよ??

ということになった。そして、周りの人間を観察してみると、やっぱり当たり前っていう顔して乗っている。(そりゃぁ、そうだよね?筋金入りの住民なんだから……。)

やっぱり、緯度の違いって大きいんだなぁと思う今日この頃なのです。じゃぁ、スカンジナビア半島ではどんな現象が起きているんだろう?この時期……。(だってさぁ、地理の授業で『白夜』って習ったじゃない。そして、余談だけど、『フィヨルド』っていうのも覚えたよね??)やっぱり、ここよりも緯度が高いから、もっと、日照時間が長いのかな??

そんなことを考えながら、昨年の8月末、Amsterdamの日照時間に感動したことを思い出していました……。(だってさぁ、20:00近くなのに、まだ昼間のように明るいんだもん)そして、Lyon行きの飛行機に乗り込むとき、

――Bonjour!!

と客室乗務員の方に言われたのを思い出し、私の中での名言を作り上げた!!

――挨拶は時間ではなく、日照時間と共に動くのだ!!

確かにここフランスでもそうだな……。(まぁ、時間に関係なくBonjourと言っている人も中にはいるが……。)

ホント、雪づいているのよねぇ……。

2005-02-24 | Les journals/日常・ぼやき
ここのところ、Lyonは毎日のように雪に見舞われております。必ず、降れば雪。
どうやら、この現象、フランスの広範囲にわたってだそうですね。
あの南仏Niceでも雪なのですから……。しかし、アルプスの山々では雪が少ないそうで、
やっぱり、ここでも異常気象か……思ってしまうのですが。。。

多分、おそらく生まれてウン十年間。こんなに雪を見たのは初めてだと思います。
当初は雪だ!!やったぁなんて子供のように喜んでおりましたが、最近となっては、

――また、雪??(怒)

といった具合です。日本はかなり、暖かいそうですが、こちらはまだ、春の声すら、聞こえてきていません。
もうすぐ、3月になるのですが、果たして、Lyonの春はいつになることやら……。

フランス版タウンページ

2005-02-22 | creginer
今日は仕事で、日本のNTTにあたるfrance telecomに行って参りました。
というのはですね、相方の会社のpromotion活動の一環です。
この度、フランス版タウンページ、Pages Jaunes(日本語に直すとイエローページです)に、相方の会社を登録してきまして、近日中には正式登録されるのではないかと思います。
相方の会社は仕事柄、緊急を要する仕事(パソコン修理がメイン)なので、常日頃、お店のように流暢に広告を配っていても、修理する用事さえなければ、素通りしてしまうわけで、そこで、我々は考えました。

例えば、水道管が壊れた!!そのとき、水道の修理会社を探しますよね?そのとき、何を元に探すか??

日本だったら、タウンページで探したりしますよね??これはフランスでも一緒です。

というわけで、登録に至ったわけです。そして、今は時代が時代だけにインターネット版Pages Jaunesにも名前が載るワケで、フランス全土で、いや、フランス語圏の方たちに調べてもらえるわけです。いやぁ、これは立派なpromotionになるのではないでしょうか?

日本からも、フランス版のYahooでPages Jaunesで調べることができます。ただ、ソフトウェア販売に関しては、世界で受け付けておりますが、(デカく出たなぁ……)修理は、Lyon市内もしくは近郊のみなので、電話していただいても駆けつけることはできませんので、ご了承くださいませ。
そして、私の作ったロゴも掲載されるので、ちょっとうれしいかも……。


我が家の偏食児?たち

2005-02-20 | Les journals/日常・ぼやき
何度かこのblogでも登場しておりますが、我が家ではネコを3匹飼っておりまして、1匹はもう、かなりの長老、もう1匹は推定年齢8歳くらいで、シャム猫、そしてわが会社の裏社長としての顔を持っている。そして、最後の1匹はなっ、なんと日本代表・三毛猫。どうやら、相方が拾ってきたらしい……。やっぱり、私としては三毛猫に対しては特別な愛情!?をそそいでしまう……。
この我が家の3匹だが、中でも長老と三毛はかなりの偏食。長老はパンを食べ、しょうゆが入った料理にかなり関心度が高いらしく、私が食事から部屋に戻ってくると、必ず、クンクンと近づいてくる。そして、正体がしょうゆだとわかったら、一目散に台所にある自分のお皿のところへ行き、相方に盛んにクレクレポーズでアピール。長老とは言えども、やっぱり、アピールはプロ級、相方のツボをすべて、心得ていらっしゃる……(実は、彼女のおかげで相方の弱点の1つを知ったのである、ムフフフ)あとは、パン、クッキーのモロ炭水化物系だね……そして更に、ちゃっかりネコのえさも食べます。

そして、更に三毛は上を行っておりまして、彼女は完全たる知能犯です。彼女は何でも食べます。人間様のものだろうが、ネコ様のものであろうが。なので、今は同居ですが、以前は年に一度のご対面という身でございましたものですから、私にはヤツが年々、丸くなっていくのを成長記録として目に焼き付けておりました(笑)。今も同居の身ではあるが、同居していても、ヤツの巨大化は留まるところを知りません。たまに、床でデーンとなって寝ていることがあるんだけど、それを見ていると、

――コッ、米俵ゴンザエモン??

と呼びたくなってしまうくらいです。(一応、メスなんだけど、このときばかりはこの名前がオ・ニ・ア・イなのである。)とにかく何でも食うゴンザエモン(既に名前変わってるし~)なのであるが、中でもヨーグルトは大好物で、誰かが台所に入ると、彼女は必ずついていき、冷蔵庫で何を取るか横でチェックを入れる。そして、小分けのヨーグルトの容器だとわかると、影のようにくっついていつの間にか、部屋の中へ侵入(オヌシはハッカーか??)。そこからは長老と一緒。お得意のアピールで、皆ノックアウトとなってしまうわけなのだ。(私までも)
なので、一応特別のごほうびという意味を込めて、彼女にとって『ケーキ』扱いとなっているのだが、実は、彼女の誕生日、拾い猫ということもあり、未だ不明なのだ。ということで、

――毎日が誕生日!!

そして、イベント時期になると、そのイベントに合わせることもある。(例えば、クリスマスならクリスマスプレゼント、バレンタインならバレンタインプレゼントの代わり(フランスではバレンタインは日本と逆です。男性が女性にプレゼントをあげます。)というように、彼女はほぼ、毎日のようにプレゼントをもらっております。果肉入りだろうが、果肉がなかろうが、どんな味だろうが、彼女にとっちゃ、関係ナシ!!すべて制覇です。しかし、あのゴンザエモンぶりを見ると、

――オヌシ、成人病検診受けた方がいいんじゃないか?人間ドッグならぬ、ネコドッグ。な~んちゃって!!(笑)

しかし、この我が家の偏食ネコたちを見ていますと、実家のイヌ思い出します。実家のイヌも確かヨーグルト好きだったし、ただ、ヤツの場合は、水は飲まず、ウーロン茶を飲むので、脂肪は代謝されているか……(笑)。

ワタシハ ウナギ デス!!

2005-02-19 | Les journals/日常・ぼやき
これから話す内容は、

――っつうか、これアンタのネタだろ??

と座布団直撃しそうな話なのですが、これは実際、今朝起こった話です。日仏コント、さぁ始まり、始まり……。

相方が朝、目覚めまして、開口一番、

――おなか痛いです。(ここはフランス語)

で私に言ってきました。実は、相方ここ2、3日風邪気味だったのですが、とうとう、その風邪も腹まで到達してしまったのかと思い、一応、心配になり、

――サヴァ?(フランス語ではca va?cの下にはフランス語の記号がつきます。意味は、大丈夫?という意味)

と私が言ったら、相方は、次の瞬間……

――ワタシハ ウナギ デス!!(しかも、アイフルのクゥーちゃん並みの演技力。エッ、痛いんだから、やっぱ地だよねぇ……)

ウナギってアンタ……。どうやら、相方はca va?を魚の鯖(サバ)ともじり、更に一言……って笑点の大喜利じゃあるまいし……。さすがに、朝からこれだといつもテンション低~い私としては、さすがにキレる寸前5秒前。だいたい、相方は私の右のコメカミに青筋が立つので、どうやらそれを見逃さなかったらしい。その直後、

――チョット キレタデショ??(この日本語は相方も知っている)

もともと、ウマいツッコミを返すことのできない私としては、結局これはネタとして成立しないのでありました。絵的にはちょっとギャグをかましてみたノリノリ、カトリシンゴ(フランス人なので、ニセであまり、似ていないということを強調するためにカタカナ表記)に青筋のたったちびまるこ(私の髪型と顔の輪郭がちびまるこっぽいので。)。っつうか、日本じゃありえねぇ~、この取り合わせ!!

しかし、今回のウナギネタ。なぜ相方がたくさんの魚の中からウナギをチョイスしたかは真相不明である……。(実は、好物なのかな?日本にいたとき、ウマそうに食っていたし……)