風のたより

つれづれに

          ~~~  三河湾に浮かぶ猫の島の佐久島へ ⑤ ~~~

2019-04-17 | 猫旅 佐久島



フラワーロードをさらに進んで、、、、

左側の上に、この島の小中学校が見えてきました。

この日は丁度小学校の入学式があったようで、ランドセルを背負った一組の親子連れに会いました。

今年の新入生はひとりとか。

小中合わせても生徒は十人足らず、のどかですね。





フラワーロードが右に大きく曲がると、海沿いに架かる橋が見えてきました。

この辺りから、島の東側の集落に入ってきました。





どうやらここがガイドブックに載っていた”カモメの駐車場”のようです。

これも島の活性化の一つのアート作品のようです。





このカモメは風の向きによって皆一斉に向きを変えるのだそうです。

この日はまだ風もなく,、、、みな南を向いて。





浜の遠くにアサリ採りをする人の姿が、、、

もう潮干狩りの季節になったのですね。





家族連れの姿がありました。

無料なのかと思ったら、参加費用が1,500円だそうです。





”だからみんな頑張ってるんだわ!”と浜のおばさんが言ってました。(笑)





更に海沿いの橋を進むと、、、





東港のはずれに”イーストハウス”といわれるオブジェが、、

これもアート作品です。





西港の近くにあった黒い”おひるねハウス”と対照的に、この建物は真っ白。

ここに腰かけて、ちょっと休憩!!

島めぐりしてきた観光客にとって、とても良い休憩地になっています。





反対側の海沿い、湾なので波もなく、のどかな風景です。

この海沿いの場所から東の集落へ下りて、、、





東港の集落付近にも猫の姿はなく、この子の姿が島で出会った最後の猫ちゃんでした。

日差しを上手に避けて、、、





集落の中には、漁に使うこんなものが、、、

これは???  蛸壺でしょうか。





島を西から東に歩き、やっとまた帰りのフェリーの出る西港に戻ってきました。

この高台から降りてフェリー乗り場に行く前に、佐久島の猫旅の記念にパチリ!!





港に戻ってきました。

漁船がいっぱい、、、

ここで帰りのフェリーを待ちます。





フェリーが入ってきました。

いよいよ佐久島ともお別れです。

初めて来た佐久島、猫ちゃん達ともたくさん出会え、島ののどかな風景もいっぱい
見せていただき楽しい一日でした。





フェリーはどんどんスピードを上げ、佐久島が次第に遠くなっていきました。

ありがとう、佐久島!! 

またいつの日か。

それまで猫ちゃん達、みな元気でね!!


          ~~~ 三河湾に浮かぶ猫の島の佐久島へ ④ ~~~

2019-04-15 | 猫旅 佐久島



島のおばさんと若い女の子たちと一緒に今来た道を戻り、また集落に入ってきました。

”この辺にいっぱいいるよ”と案内してくれた場所は、一軒の民家の庭先でした。

丁度ここに住んでいる人が出てきて”庭に入って写真撮ってもいいよ!”と言ってくれました。





遠慮なく庭に入れていただいて、猫ちゃん達に挨拶。

急に入ってきた私たちに、ちょっとびっくりした様子です。





”あ、怒ってる?? ごめん、ごめん、そんなに警戒しないで!!”





カメラを向けたら怖がって庭の隅の方に行ってしまいました。

”あら??なんだか三匹いるような???”





やっぱりジジによく似た黒猫ちゃんも出てきました。

思わずジジって呼びたくなるほどよく似ています。

黒猫は本当に皆よく似ていますね。





”あれ、また新顔が??”

今度はキキによく似た子が出てきました。

一体ここには何匹いるんでしょう???

あちこちから出てきて動くので、もう分かりません!!(笑)





さっきの黒猫ちゃんは、一人でお散歩に行ってしまいました。

ついて行ったら、すぐ近くのお宅のお庭を歩いています。





お庭から道路の方に出てくると、あのキキによく似た子がついてきました。

この子は一番人懐っこい子で、全然私たちを怖がりません。





背格好も毛の色もキキによく似ていて、なんだかキキに出会った頃を思い出しました。

キキも人を怖がらず、初めて会った時から抱っこをおねだりしてきた子でした。

女の子がスマホを向けてもカメラ目線でご挨拶です。





ご褒美に女の子たちから猫の大好きなオチュールのプレゼントです。

どこの猫もみなこれは大好きのようで、空になってもなかなか放そうとしません。

よほど美味しかったんでしょうね。





そのあとは美味しいお食事に満足したのか、お礼にゴロンゴロン~~~~

ひょっとして初めて口にしたものだったかもしれませんね。





そんな様子を塀の陰から”僕たちだってほしいな!!”と言うように二匹の猫が
羨望の目を送っていました。





あ、こっちにも~~~

”そうだよね、みんな美味しいもの食べたいよね!”

むやみにあげては良くないかと、何も持って行かなかったことを、ちょっぴり悔やみました。





庭に戻ると、、、さっき恨めしそうに見ていた白ちゃんが、、、、

よく見ると白い毛の中の黒い八の字眉がユニークです。





さっきはちょっと怒っているように見えましたが、よく見るとこの子も可愛い。

たっぷりと猫ちゃん達と戯れてよい時間を過ごした後は、キキとジジにもさよならし
(笑)またフラワーロードへ戻り先を目指しました。



         ~~~  三河湾に浮かぶ猫の島の佐久島へ ③  ~~~

2019-04-13 | 猫旅 佐久島



黒壁集落から抜けて海岸沿いに建つ”おひるねハウス”を目ざします。

途中の家々にはお花や野菜を育てている家々がところどころに、、





のどかな道を更に歩くと、たくさんのハマダイコンンの咲く岬に着きました。

その向こうに見えてきたのは、、、、ここが”おひるねハウス”のようです。

佐久島はアートの島としても知られています。





佐久島アートを代表する作品の一つとして建てられた”おひるねハウス”

西集落の黒壁をモチーフにしたという黒い四角の箱から眺める海辺の風景はほんとに斬新!!

しばし眺めて、、、





この辺りの海の風景ですが、、、実はここは海ではなく三河湾の大浦湾です。





海岸沿いの岩場には何層にも変わった地層が見えています。

どうやらこれは砂岩と泥岩が繰り返して重なる地層らしく綺麗です。





岬に続く長い防波堤がありました。

この堤の上で大浦湾を眺めなら、ちょっと早いお弁当タイムを取りました。

島にはコンビニもなく、店も数軒でその店も平日には開いているかどうか分らないので
お弁当持参は正解でした。





島をめぐるにはレンタサイクルもありましたが、そんな大きな島ではないので
今回はすべて歩きました。

借りた自転車は決められた場所に、こうして置いておくこともできるようでした。





島には佐久島クラインガルテンと呼ばれる屋根付きのバーベキュー施設があり
採れたての食材を焼いて頂けるようです。

これから連休などは、たくさんの家族連れで混むでしょうね。





海岸から陸地に戻りフラワーロードといわれるのどかな道を歩きます。

道の両側に薄いピンクや白のナハダイコンの花が続いています。

桜の花とハナダイコンの花、のどかな島の春です。

しきりにうぐいすの声が聞こえています。

なんだかどこか懐かしいこの道、、、、まるで”いつか来た道”のよう~~~





さらにフラワーロードを歩いていくと、こんな可愛い2頭の山羊さんに出会いました。

佐久島の可愛いアイドルのノンとビリー。





どうやらこの2頭の山羊の名前は、”のんびり”からノンとビリーとつけられたとか。(笑)

ユーモアたっぷりの可愛いネーミングですね。

たしかに2頭とものんびりと草を食んでいました。





ここで大阪から来たという若い女の子の二人連れに出会い、さらにこの道を通りかかった
島のおばさんと話すうちに、近くに猫がいっぱいいいる場所があるよと案内してくれることに、、、

ここで山羊さんとバイバイし、おばさんの案内で次の猫ちゃん訪問が始まりました。


        ~~~  三河湾に浮かぶ猫の島の佐久島へ ②  ~~~

2019-04-11 | 猫旅 佐久島



坂を下りていく途中で島に暮らすお母さんにばったり!!

猫の写真を撮りに来たことを話すと、最近猫の数が減って少なくなったという。

”でも、うちにもおるよ!”と親切にも自宅に案内してくれました。

で、佐久島で初めて出会った猫ちゃんがこの二人。





家の中にいた白と黒の猫ちゃんふたりが庭先に出てきてくれました。

朝方雨が降ったのか庭にはまだ水溜りが光っています。





この二人、、、親子なのか兄弟なのか聞くのを忘れましたが、とっても仲よし。

ぺろぺろ舐めて毛づくろい、、、





陽だまりにごろーん。

とっても気持ちよさそう!!!





そのうち大あくびが始まって、、、

見ているだけでも、ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。





お互いに尻尾を絡ませて、、、、親愛の情??

カメラを向けていたら、いろんなポーズをとってくれる猫ちゃん達です。





本当に仲良し。

お互いにスリスリ、、、





そして仲良く毛づくろい。

キキとジジもこんなことをしていたなと、ふと思い出しました。





そのうち隣のお母さんがアサリの入ったお皿を持ってきてくれました。

と、思ったら、、、、いつの間にかもう一匹どこからか現れて、、、

最初から三匹だったのでしょうか???

それともお隣さんの猫ちゃんでしょうか??





最後に登場した三人目の猫ちゃんは、どうも見慣れない侵入者が気になるようで、
ちょっと警戒しています。





でも美味しいアサリの匂いには我慢できず、首を突っ込んで、、、





でもやっぱり気になるようで、、、こちらをキョロキョロ???





そのうち三人仲良くお食事タイムが続いていました。

島の猫たちは、やっぱりおいしいもの食べてますね。

先ずは佐久島の猫ちゃんに無事会えて良かった!!

しばし猫ちゃん達の様子を見せてもらった後は、佐久島の探索に、、、、


         ~~~  三河湾に浮かぶ猫の島の佐久島へ ① ~~~

2019-04-09 | 猫旅 佐久島



一度行きたいと思っていた猫の島として有名な佐久島に行ってきました。

三河湾に浮かぶ離島の佐久島は、最近映画の舞台となったことでも有名になりました。

猫が多いことで有名なようで一度ぜひ行ってみたいと思っていました。

愛知県の名鉄西尾駅からバスで35分、フェリー乗り場のある一色町へ。





佐久島までは一色町からフェリーで約20分の船旅です。

平日にもかかわらず乗船者は20名ほど。

釣りに行かれる人もいるようです。

女性陣はきっと猫が目当てかもしれません。





いよいよ出発!!

フェリーに乗るだけでも日常とはちょっと気分も変わり楽しいものです。

一色の乗船所を出発してすぐ三河湾の海の中に見えるたくさんのこの杭は何でしょう。

ノリの養殖でしょうか??





幸いお天気も良く強い海風を受けながらも快適なフェリーの旅です。

左上の方にかすかに見えている島が佐久島のようです。





フェリーの音は力強く少々煩いほどですが、波しぶきを立てながら順調に進みます





約20分後フェリーはやっと佐久島の西港に到着しました。

この後フェリーは東港に回るのですが、私は西港で下りました。

西港と東港は約2キロほどの距離なので歩いて回れそうです。





西港の港に家々が並び漁村の風情たっぷりです。

ここから坂を上り周辺を歩いてみることにしました。

この辺りから家々が黒く塗られている黒壁集落が始まります。





猫の多い島と聞いていたのですが、まだ一匹の猫ちゃんにも遭遇していません。

フェリーが港に入ったらたくさんの猫達が寄ってくるのではと
勝手に想像していたのですが、、、、





とりあえず坂を上り集落の中へ、、、

黒壁集落のあたりをうろうろ、、、

やっぱり猫の姿がありません???





庭には紐の上に干しているワカメが風に揺れていました。

漁村らしい風景です。





さらに細道を歩いていたら、、、、こんな光景に出会いました。

たくさん積まれた瓦が石垣のように並んでいます。

後でわかったのですが、古い家を取り壊したときに出た瓦の再利用だったようです。





それにしても凄い瓦の数です。

これだけ取り壊した家があったということでしょうか??





お庭が綺麗なお宅もありました。

が、、、やっぱり猫ちゃんの姿はありません??

いったいどうしたのでしょう?

こんな天気の日なら、どこか日向ぼっこの猫ちゃんに出会えるはずなのですが???

もう一度港に戻って聞いてみることに、、、