風のたより

つれづれに

             ~~~  キキ、ジジとのてんやわんやの日々  ~~~

2018-04-30 | 



新緑の綺麗な季節になりました。

28日からは最大9連休のゴールデンウィークが始まりました。

そんな世の中の楽しい季節の到来とは裏腹に、我が家にはちょっとしたアクシデントが、、、

窓際で裏山の緑を眺めるキキとジジ、、、とここまでは良かったのですが、、、
実はこの後すく思わぬ出来事が、、、、





ちょっと目を離したすきに窓際に戻って見ると、、、、二人ともいない!!

窓の外に猫の鳴き声が、、、

なんとキキかジジか分からないのですが、この網戸を開け外に出てしまっていました。

”うわー、大変どうしょう???”

キキはすぐ下の中屋根の上でしたが、ジジはちょっと離れた物置の屋根の上です!!

”うわーこまった!!”

近くにいたキキは何とか引っ張り上げましたが、ジジを捕まえようと下に降りると
もう物置の上にはいず、どうやらこの裏山の中に入ってしまったようでした。





このあと裏山に通じるお庭を通らせていただこうと2~3軒のお宅にお邪魔したり、裏山の
中をさがしましたが、暗くて潜んでいる黒猫は全く見えません。

その後もカリカリの入ったお皿を入れたキャリーバックを持って近くをうろうろすること
約2時間。

最後は”ジジージジー!!”と何度も読んでみたら森の中から姿が見え、庭に降りた後追っかけごっこ
の後やっとキャリーバックの中に入ってくれ御用となりました。

地の利のない場所での逃走はジジにとってもストレスだったのか、部屋に戻るとぐったりの様子。





その間一人ぼっちだったキキは戻ってきたジジを気遣ってか、しきりに足の裏をなめたり
”どこへ行ってたの??”というように何度もジジの体をなめていました。

キキにとっても心配だったことでしょう。

やっぱり兄弟なんですね。





ちょっと落ち着いついてから種をまいておき芽を出した猫草を食べている二人の姿に
ほっと一安心しました。

一時はこのまま戻らないのではないか、迷って違う所に移動しないか、ほかの野良猫にやられないか
などなどいろんなことが頭をよぎりました。

せっかく野良ちゃんを連れてきたのに、これじゃ逆効果だったかななどなど???

でも戻ってくれて良かったと思っていた矢先にまたまた、、、、





昨日病院に連れて行こうと二人をキャリーバックに入れ車の後部に置き、ちょっと暑かったので
車のドアを半開きにして車を離れたすきに戻ってみるとキャリーバックの中にまたまた
二人の姿がない!!

”えー、どうして??”キャリーバックはきちんと閉めたはずなのに??”

どうやらきちんと閉めたつもりがジッパーのわずかな隙間が開いていて、二人でごそごそ動いて
いるうちに開いてしまったのでしょう。

今回もまたニャーニャーないていたキキはすぐつかまりましたが、ジジハまたもや逃走!!

先住猫だった「三軒先のモモスケ君」の飼い主さんから今朝”二人の日光浴に使って”と
こんな立派な三段ゲージをいただいたばかりでした。

その中でひとりぼっちのキキです。(ジジは逃走中につき)





今回も約2時間後にゲージの中でないていたキキのなき声につられ戻ってきたジジ。

二度もこんなことがあっては早くワクチン接種をと思い立ち休日でもやっている動物病院へ。

ここで先生といろいろお話した後、やっと五種混合ワクチンを接種していただきました。


接種後30分ほどは体調の変化を見るため病院で待機しましたが何事もなく帰宅。

帰宅後もいつもと同じようにガツガツとカリカリを食べる姿にヤレヤレ、、、





勝手に背負い込んな野良ちゃん二人との毎日は変化がありすぎ、ちょっと大変なこともありますが
その分二倍の楽しさもあり、やっぱりあの時引き取ってよかったなと思っています。

今朝部屋に入ると嘔吐した跡があり、二人ともいつものような元気がありません。
でもこれは接種後よくあることのようなので2,3日は様子見です。

猫にとっても、まして野良だった二人にとって五種混合はきつかったかなと思いますが
きっと明日は元のように元気になってくれるでしょう。

でもまた明日は何が起こるやら~~~



            ~~~  キキちゃん、ジジちゃんのその後  ~~~

2018-04-26 | 



キキちゃんとジジちゃんを我が家に迎え早や3週間が過ぎました。

この3週間に最初の血液検査を含め動物病院に行くこと4回。

お陰で風邪の症状だった鼻水やクシャミも止まり下痢もなんとか収まってきました。

ということでまだワクチン注射は済んでいません。

そんな飼い主の心配をよそに、二人はどんどん行動半径を広げ、今や我が家のあちこちを
元気で走り回っています。

しーんとしていた部屋にまた生き物の動きが加わり空気の流れも変わってきました。
(テーブルの上と籐椅子の脇に猫います)





階段を上って二階へ~~~

キキちゃんの階段の昇りの速いこと速いこと、、、ひょんひょんひょん!!!





西側の部屋にやってきました。

いつの間にか、ここにはジジちゃんがもう来てました。





廊下でひとしきり遊んで、、、、





また西側の部屋に戻って、、、


ジジちゃん(左)の眺める先には、裏庭の緑の木々がいっぱいあります。

木の生い茂るあの懐かしい場所を思い出しているのでしょうか???





最近見られたこんな行動・・・

仲良し二人にもどうやら猫の世界では上下関係があるようで、、、

じゃれあいながらも”僕の方が強いんだぞ!”をアピールするキキちゃん!!

一時発情期の鳴き声が始まったキキちゃんでしたが、ここ数日で収まりヤレヤレ!!


いつもおとなしいジジちゃんは、環境の変化を強く受けたことも原因かもしれませんが、
体のあちこちにハゲが出てきたことが気になります。

先生とワクチンのことの相談もあり明日はまた病院です。(笑)


              ~~~  棚田と板倉の里「種倉集落」へ  ~~~

2018-04-23 | 岐阜、富山、石川ドライブの旅



猫、猫、猫との二週間が過ぎ、ここでやっと一休み!!


知人の紹介の「棚田と板倉の里の種倉集落」にご近所さんと三人で出かけてきました。

紹介してくださった方のご厚意で運転もすべてお任せのドライブの旅です。





種倉集落は岐阜県の最北端、旧宮川村(現飛騨市)の山あいにあるのどかな山村で、棚田が広がり
21もある板倉と呼ばれる蔵があることが特徴のようです。

種倉の名前は何度か耳にしていましたが、今回初めて訪れることができました。





種倉の山村までは緩やかな坂を上ります。

山の上は鮮やかな新緑に包まれ空気もおいしい!!

この建物は、この集落の特徴でもある主屋。





横から見ると三層構造になっていて、主屋は現存のうち12棟が戦前のものとか。

またこれらの大型民家は重伝建に匹敵する建築的価値をもつ建物だそうです。





現地ガイドさんと合流した後、棚田の広がる山あいの坂道を登ります。

昔は23軒あった家も今は少なくなり、現在ここには13軒の家が残っているようです。





家々の作りはみな同じ三階建て。

村の中はほとんどが坂道です。





下の主屋から離れた場所に建てられている棚田の上の小屋風の建物が板倉。

蔵をどうして主屋の隣に建てないかというと、その訳は、、、

昔主屋が火災にあっても農作物に必要な種もみや飢饉に備えての保存食など
生活に欠かせない貴重な物がなくならないようにとのことでした。

水が貴重な種倉集落では、火災が一番怖い出来事だったのでしょうね。





今でもここ種倉では、13軒の家に対して板倉が20軒、土蔵が1軒、計21軒の蔵があります。

今でも”主屋は取り壊しても板倉は取り壊すな”という言い伝えがあるそうです。
それだけこの地区に住む人々にとって大切な建物だったんですね。





坂道の横から見る種倉の山村。

棚田造りのだんだん畑が見えていますが、、、、





実際は現在使われている棚田は少なく大方はこんな状態、、、

先人が苦労して作り上げた貴重な棚田も今は使う人もなく荒れ果てた状態になっています。

ここにも時代の流れと高齢化が確実にきていました。





昔ここに住んでいた人々は、この石の棚田を作るのに特別な石工を頼み高い工賃を村人で
助け合いながら支払ったそうな、、、





あちこちに点在する石積みの棚田。

ここは村の一番高い畑です。





種倉集落のてっぺんから見渡した風景は自然がいっぱい!!

芽吹きの木々の柔らかな色合いが綺麗です。





さあ―ここから下へと下りて行きます。





崖の下から見ると、こんな懸崖造りの板倉もありました。

雪の積もった冬場など足場が悪そうです。





村の一軒だけあるという土蔵蔵。

鍵穴には仕掛けが、、、、それほど大事な蔵だったのですね。





やっと下まで降りてきました。


このすぐ隣には、集落の中に一軒だけあるという宿泊施設がありました。

ここで皆さんと自然を見ながらの昼食です。





今回頂いたお弁当は、この土地の特産の材料を使い美味しく仕上げた”飛騨の森弁”でした。





この建物が「板倉の宿 種蔵」





中を見せていただくと、、、、何ともモダン!!

大きな窓の外に広がる山並みと木々の緑が爽やかです。





続きの間にはこんな大きな囲炉裏もありました。

古民家風の作りで、中では若い方々が運営していました。





丁度この日は年に一回の村のお祭りでした。

種倉集落は、久しぶりに日本の原風景を見るようで心が和みました。


朝6時過ぎ出発し帰りは7時過ぎになっていましたが、二匹の猫たちは上手にお留守番を
していてくれました、良かった!!




              ~~~  我が家で早や二週間の猫たち  ~~~

2018-04-19 | 



キキちゃんとジジちゃんを我が家に迎え入れて早や2週間が経ちました。

はじめは二人一緒に同じベットに入り静かに過ごしていましたが、今ではすっかり
我が家での生活にも慣れて、ときどきお互い鳴き声を出して話しているようです。





我が家で一番日当たりの良い東南の部屋は朝から明るい陽が差し込みます。

朝ご飯が済んだら窓のカーテンを開けて日光欲です。

まだ我が家に来てから一歩も外へは出ていません。

キキちゃんとジジちゃん、ここでお外を眺めながら畑でのことを思い出しているのかな??





日光浴の後は二人揃って毛づくろい!!

二人とも同じしぐさなのが笑えます。





数日前からは部屋のドアを開けてみると、、、、二人とも興味津々。

恐る恐る忍び足でお部屋の探検が始まりました。

ここは大丈夫と分かると、、、、今度は階段を下りて一階へ~~~

今日はお隣の部屋に入ってきました。





どこへ行っても仲良しふたり。

真っ黒いジジちゃんには赤い首輪、キキちゃんにも首輪をつけてみましたが
これ二つとも先輩猫のモモスケ君の時使ったものです。

モモ君が使ったベットも首輪も匂いが付いているはずなのに嫌がらずに使っている
ところが嬉しいですね。





つい数日前にはこんな光景も、、、、

トイレの終わったジジちゃんのウ〇チを脇から見ていたキキちゃんがせっせと
自分のでもないのに砂をかけているんです。

お世話しているんですね、どこまでも仲の良い兄弟の微笑ましい一コマに
こちらの心もほっこり、、、癒されます。





階段を何回も登り下がりして、久しぶりの運動で疲れたのか、二人ともうとうと~~~

久しぶりに我が家の中に生き物の動きがあり、部屋の空気も変わったような、、、





そのうちすっかりリラックスした表情で二人とも爆睡!!

ここ二週間の目まぐるしい生活の変化に少々疲れたかな??

環境の変化やご飯の種類の違いなどでも感受性の強い猫は体調を崩すこともあるとか。

二人ともずっと軟便が続いているのがちょっと気がかりです。



           ~~~ 岩合光昭さんの「ねこといぬ」写真展へ ~~~

2018-04-16 | 



昨日は岐阜のデパートで開催されていた岩合光昭さんの写真展「いぬとねこ」を見てきました。

この日は最終日で午前11時からと午後2時からトークショーとサイン会があり、11からの
トークショーとサイン会に参加。

会場内には今回もたくさんの写真集が販売されていましたが、今回私はこの「いぬとねこ」
を購入。

その中から可愛い猫と犬のツーショット写真をいくつかご紹介します。





猫の写真で有名な岩合さんの今回のテーマは「いぬとねこ」

数枚のパネルから、その時々の撮影のエピソードを交えての楽しいお話でした。

トップの写真は広島県鞆の浦の犬と猫。
乳飲み子を残して逝ってしまった子猫を可愛がるお母さん犬。
心温まるツーショットです。

又この写真はフランス、ルション郊外の仲良し猫とラブラドールの犬。





クロアチア、ドブロクニク近郊のニャンコにぞっこんのワンちゃん。

このワンちゃんの表情が笑えます。





中国、玉皇廟村。

農家の軒下にいる犬と猫。





こちらはタイのチェンマイ郊外にいる子猫と犬。

どの写真も猫と犬の微笑ましい表情がとらえられていて感動しました。





今回もトークショーの後のサイン会でいただいた、いつもの可愛い猫のスタンプと岩合さんが
目の前で書かれ直筆サイン。

サインを書かれた後、一人一人の目を見て握手してくださいました。

今回写真展を岐阜で開催されたのは4回目とか。
そのうち三回は見せていただいています。





会場内には関連グッズもいろいろありましたが、、、





今回私が買ったのは、この可愛いレターセットです。

孫娘達へもこのレターセットで、、、





我が家にやってきてから初めてのお留守番をしたキキちゃんとジジちゃん。

お部屋はどうなっているかと戻ってみると、、、ちゃんと二人で静かに待っていました。

こんな時も二人というのはちょっと安心で、きっと仲良く遊んでいたのでしょう。