物事には良い面、悪い面がある。
同じ事柄でも立場によって、良くなったり悪くなったりする。
たとえばお歳暮でビールをもらっても酒飲みは嬉しいが、飲めない人にはムダなだけ。「俺が飲めないのを知っているのに全然考えていない。ただ惰性で贈っているだけ」などとも思ってしまう。
それは結衣子(木村真那月)の予知夢も同じ。
これまでは未来が予知できることで恩恵を得る人が出て、プラスに働いていた。
しかし、今回の貝原先生(濱田マリ)の場合は……。
残酷な現実を目の当たりにすることになってしまった。
結衣子は「人の役に立つこと」で肯定感を持つことが出来たが、貝原先生の場合は否定になってしまった。
自分の予知夢のことで彩未(北川景子)には「迷惑をかけている」と思っているし、結衣子はとてもつらい。
結衣子の心の中を想像するとせつなくなる。
もっとも貝原先生も考え方次第だと思うけど。
残りの時間を共に過ごすことで、死にゆく教え子に光を与えられると思うし。
自分も教師であることや、誰かに必要とされている人間であることや、人を愛する気持ちを感じることが出来る。
いずれにしても彩未先生、結衣子を助けてあげて!
結衣子のつらさを理解出来るのは彩未だと思うし、<人に迷惑をかけられること>って案外いいこと。
ドラマ『瑠璃の島』でも平泉成さんが「迷惑をかけるのが子供の仕事だ」って言ってたし。
今回はドラマシリーズの中での転換話。
起承転結でいう<転>の始まり。
結衣子が否定され、彩未の過去のことが明らかになって(事実なのかはわからないが)自己否定した。
これからクライマックスとしてどう盛り上っていくか?
校長先生(キムラ緑子)が彩未の過去のすべてを知っている気がするんだけど、どうだろう?
あと今回面白かったのは夢の設定。
夢の映像記憶力が衰えていると、すぐに忘れてしまうし、夢札の映像が不鮮明になってしまう。
僕などはそれですね。
見た夢をほとんど覚えていない。起きて5分もすると忘れてしまう。
麦山先生(岡田圭右)のように『夢ノート』でもつけてみようかな。
この作品を見ていると、もっと夢を楽しみたいと思ってしまう。
同じ事柄でも立場によって、良くなったり悪くなったりする。
たとえばお歳暮でビールをもらっても酒飲みは嬉しいが、飲めない人にはムダなだけ。「俺が飲めないのを知っているのに全然考えていない。ただ惰性で贈っているだけ」などとも思ってしまう。
それは結衣子(木村真那月)の予知夢も同じ。
これまでは未来が予知できることで恩恵を得る人が出て、プラスに働いていた。
しかし、今回の貝原先生(濱田マリ)の場合は……。
残酷な現実を目の当たりにすることになってしまった。
結衣子は「人の役に立つこと」で肯定感を持つことが出来たが、貝原先生の場合は否定になってしまった。
自分の予知夢のことで彩未(北川景子)には「迷惑をかけている」と思っているし、結衣子はとてもつらい。
結衣子の心の中を想像するとせつなくなる。
もっとも貝原先生も考え方次第だと思うけど。
残りの時間を共に過ごすことで、死にゆく教え子に光を与えられると思うし。
自分も教師であることや、誰かに必要とされている人間であることや、人を愛する気持ちを感じることが出来る。
いずれにしても彩未先生、結衣子を助けてあげて!
結衣子のつらさを理解出来るのは彩未だと思うし、<人に迷惑をかけられること>って案外いいこと。
ドラマ『瑠璃の島』でも平泉成さんが「迷惑をかけるのが子供の仕事だ」って言ってたし。
今回はドラマシリーズの中での転換話。
起承転結でいう<転>の始まり。
結衣子が否定され、彩未の過去のことが明らかになって(事実なのかはわからないが)自己否定した。
これからクライマックスとしてどう盛り上っていくか?
校長先生(キムラ緑子)が彩未の過去のすべてを知っている気がするんだけど、どうだろう?
あと今回面白かったのは夢の設定。
夢の映像記憶力が衰えていると、すぐに忘れてしまうし、夢札の映像が不鮮明になってしまう。
僕などはそれですね。
見た夢をほとんど覚えていない。起きて5分もすると忘れてしまう。
麦山先生(岡田圭右)のように『夢ノート』でもつけてみようかな。
この作品を見ていると、もっと夢を楽しみたいと思ってしまう。
>今回はドラマシリーズの中での転換話。
>起承転結でいう<転>の始まり。
同感です。
第4話までは小学校を舞台に、そこの児童の心情と<物語>の設定を描いてきました。
そして第5話の上原翔・隆兄弟が穴に落ちる話は、学校を離れたところでの出来事。
ここでちょっとこれまでの流れと話のテンポが変わります。
そして、第6話。再び学校が舞台となりますが、「連続女児誘拐事件」を通して、
世間・警察を巻き込んだお話になっていきます。
えぇ~。田中哲司さんが1回だけの刑事役というのはもったいない、と思いましたが、
第7話を視ると、どうもそういうことではないようです。
つまり、能力者・結衣子に対して、<公権力>が介入してきたということです。
―――持つ者と持たざる者
―――利用する者と利用される者 という図式。
『SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』のように
能力者の争奪戦、あるいは抹殺が起きるのかもしれません。
何度もドラマ化、映画化されてきた筒井康隆の『七瀬ふたたび』も持たざる者の
畏怖が引き起こす<能力者狩り>を壮絶に描いていました(そこにある裏テーマは
差別問題)。
『悪夢ちゃん』もそういう展開になるのでしょうか。
僕は結衣子ちゃんにとっても、彩未先生にとっても、
「ハッピー・エンド」になってほしいと願っているのですが。。。
そして、今日、彩未の<物語>もさらに大きく動きそうです。
もう土曜日だからいいでしょう。
>過去に友達の母親を殺してしまったという記憶を思い出した彩未は、
>教師を辞める事を決意する。古藤万之介(小日向文世)にその事を打ち明けると、
>万之介は、本人も知らない彩未の過去をゆっくりと語りはじめる。
>それは信じられない内容だった―。 (公式サイト予告)
第1話の会話、古藤教授は研究室で彩未の問いかけにこう答えます。
彩未 「ねぇ、前から思ってたんだけど、そこまで解ってるんなら、お爺さんが
未来を変える努力をしたら?」
古藤 「私は科学者だ! 人と接するのは苦手だ。『もうすぐあなたは死にますよ』
と言って、どれだけ人から忌み嫌われて問題をこじらせてきたことか!」
古藤教授は、もともと臨床医だったんでしょうね。
その時に何か彩未の過去との接点がありそうです。
どんな展開になるんでしょう。
楽しみとドキドキでいっぱいです。
いつもありがとうございます。
おっしゃるとおり、本日(12/1)よりシリーズのクライマックスが始まるわけですが、どのようになるのでしょう?
公権力が介入してくるのが、幼い子供の結衣子であるというのが、「七瀬ふたたび」などと違って、せつないですね。
ここは彩未先生が守ってあげないと。
第7話での教室では、未来を知ることの出来る人間が判明したらどのようなことになるか(=差別・迫害)を説明していたので、大丈夫だと思いますが、まずは彩未自身の問題を解決しなければなりませんね。
彩未の過去を知る者。
僕は校長先生ではないかと書きましたが、古藤教授なんですね。
1話で、ご指摘の会話がなされていたこともすっかり抜けていました。
彩未が結衣子を守り、助けた時、彼女は本当の教師になるのかもしれませんね。
>彩未の過去を知る者。
>僕は校長先生ではないかと書きましたが、古藤教授なんですね。
う~ん、校長もコウジさんが書いておられるように、
彩未先生と何か深いつながりがありますよ、きっと。
明確な台詞はないですけど、キムラさんの演技はなんかそういう伏線を
つくっているように見えますよね。。。(ミス・リードされてるのかな?)
ちなみに、校長先生のフルネームは、甘澤“龍”子。
「竜(ドラゴン)」って、ユングの物語原型に倣えば、いわばラスボス的象徴ですよね。
最後にそれを打ち破ってこそ、成長や成功を得られる。
いずれにせよ最終話は、校長と彩未先生との対決、あるいは因縁が「鍵」になっていくのかも。
>キムラさんの演技はなんかそういう伏線をつくっているように見えますよね
僕もそう思うんですよ。
彩未に教師を辞めさせなかったり、様々なケースで彩未へ問いかける内容に、母親のような深い愛情を感じます。
>「竜(ドラゴン)」って、ユングの物語原型に倣えば、いわばラスボス的象徴ですよね。
hopperさんも深読みをなさいますね。
心理学がモチーフの作品ですから、あり得るかもしれません。
昨日(12/1)放送の8話で、一応過去の問題は解決し、彩未は教師になる意思も固めて、話は一段落しましたからね、次の展開は校長先生絡みかもしれませんね。