未来へと続く命の川。
人は生きて何かを残す。
野風(中谷美紀)の場合は<子供>。
自分の血と肉を分けた子供がまた子供を生み、命の川の連なりの中で永遠に生きる。
咲(綾瀬はるか)の場合は<仁友堂>。
仁友堂を通して医学技術を残すことで、医学技術は受け継がれ、永遠に生きる。
あるいは「ひとりでも多くの人を助けることによって」、命の川の連なりに咲も参加する。
そう言えば、前回の歌舞伎役者・坂東吉十郎も子を残し、<芸>を残した。
田中久重も<技術>を残した。
人は生きて何かを残す。
何かを残して命の川の連なりに参加する。
何と深い人生観!
では自分は何を残すのだろう? そんなことも考えてしまう。
野風の現実肯定の姿勢も学ぶべきものがある。
癌の進行。
「すみませんでした!」と頭を下げる仁(大沢たかお)に野風は言う。
「先生に助けていただいたお陰で幸せな人生をもらったでありんす。先生には感謝しかござりんせん」
野風はあくまで現在を肯定する。今生きていることに感謝する。
そして2年間で生存率50%と聞いて「二年も!」「それなら子供と手を繋いで歩くことが出来る」と喜ぶ。
もし、僕が癌を宣告されても、こんな心境でいたいなぁ。
今まで生きて来られたことに感謝して、残りの時間を大事に噛みしめて生きていく。
そんな姿勢。
あと今回、面白かったのは咲。
コーヒーは「黒き飲み物」、シャンパンは「口の中でザワザワとするもの」、ワインは「やみつきになる」と言ってガブ飲み。
グデングデンに酔って、咲が干物女に!
綾瀬はるかさんには酔っぱらいシーンがよく似合う。
現在、映画の宣伝で様々なバラエティに出演して天然ぶりを発揮しているが、綾瀬さんの天然ぷりがプラスされて、咲の魅力になっている。
人は生きて何かを残す。
野風(中谷美紀)の場合は<子供>。
自分の血と肉を分けた子供がまた子供を生み、命の川の連なりの中で永遠に生きる。
咲(綾瀬はるか)の場合は<仁友堂>。
仁友堂を通して医学技術を残すことで、医学技術は受け継がれ、永遠に生きる。
あるいは「ひとりでも多くの人を助けることによって」、命の川の連なりに咲も参加する。
そう言えば、前回の歌舞伎役者・坂東吉十郎も子を残し、<芸>を残した。
田中久重も<技術>を残した。
人は生きて何かを残す。
何かを残して命の川の連なりに参加する。
何と深い人生観!
では自分は何を残すのだろう? そんなことも考えてしまう。
野風の現実肯定の姿勢も学ぶべきものがある。
癌の進行。
「すみませんでした!」と頭を下げる仁(大沢たかお)に野風は言う。
「先生に助けていただいたお陰で幸せな人生をもらったでありんす。先生には感謝しかござりんせん」
野風はあくまで現在を肯定する。今生きていることに感謝する。
そして2年間で生存率50%と聞いて「二年も!」「それなら子供と手を繋いで歩くことが出来る」と喜ぶ。
もし、僕が癌を宣告されても、こんな心境でいたいなぁ。
今まで生きて来られたことに感謝して、残りの時間を大事に噛みしめて生きていく。
そんな姿勢。
あと今回、面白かったのは咲。
コーヒーは「黒き飲み物」、シャンパンは「口の中でザワザワとするもの」、ワインは「やみつきになる」と言ってガブ飲み。
グデングデンに酔って、咲が干物女に!
綾瀬はるかさんには酔っぱらいシーンがよく似合う。
現在、映画の宣伝で様々なバラエティに出演して天然ぶりを発揮しているが、綾瀬さんの天然ぷりがプラスされて、咲の魅力になっている。
中谷美紀さん
とても良かったですね
肝の据わった人間の潔さを演じて見事でした
中谷さんには時々見られる演技過剰も無く 熱演の塩梅がちょうど良かったと思います
昨夜の「仁」は 野風のためにありんしたねぇ
皆さんが絶賛されるのが 少し疑問です
制作サイドの志が高いとか 秀逸とか 見てる間中泣きっぱなしだったとか・・・
現在放送中のテレビドラマでは良いと思いますが
「そこまでの秀作なのか?」と言いたくなる私は変なのでしょうか?
コウジさんも 絶賛組なので イチャモンに聞こえるでしょうが
「良い」とは認めた上での率直な感想です
昨日は、やはり中谷さんの熱演に尽きました
ね。
原作既読のため、野風の台詞は知っているはずなんですが、
森下氏の熱い台詞に、中谷氏の熱演が加わると感極まるものがありました。
仁先生に余命を「2年で5割(しか生きられない)」と宣告された時の、
「2年も」「(2年あれば)子供と手をつなぐこともできるかもしれない」と言う時の、泣きながら笑う、熱い演技は今まで抑えて演技していただけに、こちらにも熱いものがこみ上げてきました。
咲ちゃんについては、大虎演技に皆「ホタルノヒカリ」を思い出したようですが、恋愛ドラマに興味がないので今ひとつピンときませんが、あの演技は面白かったです。
ただ、龍馬の手紙から、野風の真意まで読み解いてみせるのは、やや聡明過ぎて恐ろしい気がしました。
少し残念なのは、後藤象二郎。龍馬の考えた大政奉還を、土佐藩主、山内容堂や将軍慶喜に説いていくのは彼なので、通常もう少しインテリな人物のはずなので、あんな龍馬を怒鳴りつけてばかりの人物は違うよなと感じてしまいました。宮川一郎太にしては普段の彼を感じさせない完璧な役作りなので、何か残念です。
次回の活躍に期待したいです。
次回は産婦人科編の手術などのプロットのみを借りて、野風さんの出産の話ですが、ほとんどがドラマオリジナルなので、展開が予想できません。麻酔なしの帝王切開という手術自体ものすごくハードだし、野風さんの生死が気になります。ルロンさんがいきなりやもめにならないことを祈ります。
上のよしぼうさんの御言葉通り「ドラマオリジナル」なので原作を引きずることは完全にやめることにします。
「すべてを知った」野風、そして「野風がすべてを知っていること」に気づいている咲が互いに相手のために尽くそうとするヒロイン同士の一種の愛情に私は心打たれました。
あるいはここに未来のミキをも加えていいかも知れません。仰るとおり野風は<子供>を残そうとしているわけですが、咲が解説するとおりそれは野風が命懸けでミキを復活させようということでもあるわけですから。
原作でも野風と咲との間にはほのかな友情が描かれていてそれなりに味わいがありましたが、本作の感動が優ります。
酔っ払った咲は可愛かったですね。
これはおそらく咲があまりに賢く立派すぎるので、バランスをとるための道化シーンだと理解しています。
シャンパンには擬似的な飲み物がありますが、ワインは本物のように見えました。
撮影、一発でOKでなければ、綾瀬さんは本当に泥酔してしまうのではないかと思いました。
あとは「龍馬の歌」の最初の解釈だけを聞いた恭太郎による上司への報告は悲劇の伏線となりそうな気がします。
いつもありがとうございます。
秀作か否か。
詰まる所、以前も書きました個々人の<感動のツボ>みたいなことになるんでしょうが、megumiさんには何かが物足りないんでしょうね。
僕の場合は、<歴史><医療><ミステリー><恋愛><SF>、<人の生き死に><神><戦争>など、あらゆる要素が上手くブレンドされているのが、すごいと思っています。
しかも、登場人物の心情、感情がていねいに描かれていて……。
まあ、こう書きましたが、僕も第1シーズンほどはのめり込んでいないんです。
第1シーズンは録画して何度も繰り返し見ましたから。今は録画して保存はしておりますが、見直すということはしていませんし。
その辺に<ツボ>の何かがあるのかもしれませんね。
いつもありがとうございます。
中谷美紀さん、上手いですよね。
せりふの行間を表現できる役者さんってすごいと思います。
あるいは思わず見入ってしまう所。
テレビドラマって、何か他のことをしながらBGMとして見る感じですからね、それが中谷さんの場合は見入ってしまう。
咲はおっしゃるとおり、僕もラストで歌の意味を解釈してしまう所は聡明すぎると思いました。
これは咲のせりふではなく、脚本家さんが書きたいことを無理やり咲に言わせている感じでしたよね。
咲の聡明さは、何気ないひと言(「今日は蒸しますね」とか)をポン!と言う所にあるのに、最近は説明の長せりふも多い。
少し残念です。
後藤象二郎に関しては、ノーチェックでした。
まあ、こんなものかなという感じで。
よしぼうさんは細かく見ていらっしゃいますね。
次回は完全なオリジナルなんですね。
いつもありがとうございます。
よしぼうさんも書いていらっしゃいましたが、次回は完全なオリジナルなんですね。
テレビドラマ版の「JIN」は、仁と咲、仁と野風、仁と龍馬の関係で描かれていくんでしょうね。
そして、僕が思うに、ドラマで描かれなかった原作エピソードは2時間のスペシャルドラマとかでやるんじゃないでしょうか?
「仁が長崎に行っていた時、実はこんな話もあった」みたいな。
2時間ドラマなら、役者さんもブッキングしやすいと思いますし。
TEPOさんが書かれている野風については次回深く描かれそうですね。
子を残すことが仁の未来での幸せに繋がり、野風の愛も完結する。
すごいですね、100年を越える愛ですね。
次回が楽しみです。
咲については、TEPOさんのこの洞察が楽しかったです。
>ワインは本物のように見えました。
撮影、一発でOKでなければ、綾瀬さんは本当に泥酔してしまうのではないかと思いました。
なるほど!
綾瀬さんはお酒が強いんですかね。