自分の居場所探し。
かほり(真木よう子)は自分の胸の内を丈太郎(生田斗真)にこう語る。
「どこにいても居心地が悪いの、実家でも病院でも。かと言って東京に戻りたくても戻れない」
かほりは自分の居場所を見出せないのだ。
どこか他の場所を求め、追いかけている。
これってつらい状態ですよね、何しろ現在を肯定できないのですから。
だが、そんなかほりがこんなことを言われる。
お年寄りの女性のために台風の中、土砂崩れで道路が使えず山を越えて駆けつけ、助けた翌日のことだ。
「台風は来るし、気分は悪うなるし、もう不安で不安で。ほやけど先生の顔見たらほっとして。先生がおってくれて有り難いです。有り難うございます、二階堂先生」
かほりがほんのわずかだが居場所を見つけた瞬間だ。
自分の居場所は他人との関係の中で見出される。
自分ひとりの中であがいても何も見つからない。
丈太郎は<居場所探しの処方箋>としてラストでこう語る。
「自分が望む場所にいられるとは限らない。でも誰だってその場所で頑張っている。誰かに認めてもらいたくて。誰かに必要とされたくて。誰かに愛されたくて」
<その場所で頑張る>
おそらく、このことが大切なのだろう。
かほりも山を越えて駆けつけるという<頑張り>をしたから感謝された。有り難いと言われた。
土砂崩れだから仕方がないと帰ってしまったりしたら、かほりは居場所探しの迷路の中をさまよったままだったろう。
<自分が望む場所>
それが移動することでどうにかなることだったら、ぜひチャレンジすべきだと思うが、どうにもならないのなら今、自分がいる場所でがんばってみよう。
そうすることで道が開けるかもしれない。
案外、今いる場所が自分の居場所だと思えるようになるかもしれない。
一方、丈太郎、ハーレム状態は続く(笑)
春菜(木村文乃)はワインで酔ったフリをして、丈太郎を誘惑!
かほりとは嵐の中、小屋で一晩を過ごすというこれまたラブコメの王道な展開!
彩花(香椎由宇)からは、ごほうびのキス!
おいおいっ、ぜひ四万十に行こう!
この作品、真面目な青春ものなんですが、結構アニメっぽいんですよね。
かほり(真木よう子)は自分の胸の内を丈太郎(生田斗真)にこう語る。
「どこにいても居心地が悪いの、実家でも病院でも。かと言って東京に戻りたくても戻れない」
かほりは自分の居場所を見出せないのだ。
どこか他の場所を求め、追いかけている。
これってつらい状態ですよね、何しろ現在を肯定できないのですから。
だが、そんなかほりがこんなことを言われる。
お年寄りの女性のために台風の中、土砂崩れで道路が使えず山を越えて駆けつけ、助けた翌日のことだ。
「台風は来るし、気分は悪うなるし、もう不安で不安で。ほやけど先生の顔見たらほっとして。先生がおってくれて有り難いです。有り難うございます、二階堂先生」
かほりがほんのわずかだが居場所を見つけた瞬間だ。
自分の居場所は他人との関係の中で見出される。
自分ひとりの中であがいても何も見つからない。
丈太郎は<居場所探しの処方箋>としてラストでこう語る。
「自分が望む場所にいられるとは限らない。でも誰だってその場所で頑張っている。誰かに認めてもらいたくて。誰かに必要とされたくて。誰かに愛されたくて」
<その場所で頑張る>
おそらく、このことが大切なのだろう。
かほりも山を越えて駆けつけるという<頑張り>をしたから感謝された。有り難いと言われた。
土砂崩れだから仕方がないと帰ってしまったりしたら、かほりは居場所探しの迷路の中をさまよったままだったろう。
<自分が望む場所>
それが移動することでどうにかなることだったら、ぜひチャレンジすべきだと思うが、どうにもならないのなら今、自分がいる場所でがんばってみよう。
そうすることで道が開けるかもしれない。
案外、今いる場所が自分の居場所だと思えるようになるかもしれない。
一方、丈太郎、ハーレム状態は続く(笑)
春菜(木村文乃)はワインで酔ったフリをして、丈太郎を誘惑!
かほりとは嵐の中、小屋で一晩を過ごすというこれまたラブコメの王道な展開!
彩花(香椎由宇)からは、ごほうびのキス!
おいおいっ、ぜひ四万十に行こう!
この作品、真面目な青春ものなんですが、結構アニメっぽいんですよね。
> 自分の居場所は他人との関係の中で見出される。
これは 言えてますよね。
家族なり友人・隣人なりとの繋がりを抜きにして
人の居場所は語れません。
人は 『評価されること』に非常に敏感です。
貶されれば凹み 褒めれたら嬉しい。
>この作品、真面目な青春ものなんですが、結構アニメっぽいんですよね。
そうです そうです。
こっぱずかしいところも結構有りますが
鑑賞にたえるのは
清流 『四万十川の持つ力』でしょうか?
四万十川には 50近くの沈下橋があるそうですが
手すり(欄干)が無いので 怖いですね。
私の運動神経では 自転車で渡るのは絶対に無理です。
横道ですが
かほりの目を見た直後に 弘樹の目を見て
人間の目って 実にさまざまなんだなぁ~って
驚きに近い思いがしました。
それこそが 個性なのでしょうね。
いつもありがとうございます。
>清流 『四万十川の持つ力』でしょうか?
確かにそうですね。
四万十川の風景が、この作品を地に足がついたものにしていますよね。
四万十川だから、こんなエピソードもありか、みたいに許せてしまう。
>手すり(欄干)が無いので 怖いですね。
僕も思いました。
僕も絶対にあの橋の上は運転できない。
自転車でも降りて歩いて渡りそう。
ドラマでも丈太郎の車が落ちて、事故のエピソードに展開するんじゃないかと思いましたし。
目については、僕は<鼻>が気になっています。
生田さんの鼻って、横から見ると<鷲鼻>で立派なんですよね。
やっぱりイケメンは違うと思いました。
目の行くところが 人それぞれで違うのは面白いですね。
私は 普通ならば口元に注目するんですよ。
目には活動性 口元には品性が現れるような気がしています。
生田斗馬さん系のイケメンは苦手かなぁ。
寄る年なみで デミグラスソース顔よりも
あっさりした ポン酢顔が好きです。
なかなか 居ませんけど・・・ね。
主張し過ぎない顔
吉岡秀隆さんとか西島秀俊さんとかが
見ていて疲れないです。
真木よう子さんは「運命の人」では役柄に辟易しましたが
かほり役の彼女はいいな♪と思います。
余談ですが
「薄桜記」での山本耕史さんの麗しさには
視聴当時 ハッとしておりました。
旗本姿も浪人姿もサマいなってますでしょ?
僕も吉岡秀隆さん、西島秀俊さん派ですね。
おっしゃるとおり、あまり主張しすぎてなくて疲れない感じがいいです。
口元はあまり気にしないのですが、唯一気になった人は麻生太郎元首相。
この人、よほど噛み合わせが悪いんだなと思って見てました。
真木よう子さんは<神>です!
「運命の人」でも、畳の上で泣き崩れるシーンの色気などは今でも思い出します。
山本耕史さんは何をやらせてもハマりますね。
「清盛」の頼長もよかった。
年齢を重ねたらどんな役者さんになるんだろうと楽しみです。