○どうしてベーシックイングリッシュなのか!?
Ogden氏が「たった16の動詞で英語を話せる」としたのは英語の特色にあります。
以 下のmakeの動詞フレーズをご覧ください。いずれも朝食やケーキなど、どれも「今までなかったものを現実化させている」ことがわかると思います。だから makeの意味を「作る」と覚えさせられました。しかしそれで説明できるのは(1)から(4)までのことです。(5)からははほとんどが「する」となって います。
ここにOgden氏の「たった16の動詞で英語を話せる」という指摘が当を得ることになります。
つまり例えば、(5)から(12)までのフレーズはすべて目的語が動詞でもあるというこです。これらの表現はすべてmakeの変化で表現できてしまうということです。
一方日本の英語教育ではchange,joke, planといった動詞の変化ばかりを教えています。日本人が英語音痴になるのは当たり前です。
(1) make breakfast 朝食を作る (2) make cakes ケーキを作る
(3) make a desk 机を作る (4) make sukiyake すき焼きを作る
(5) make a change 変更する (6) make a joke 冗談を飛ばす
(7) make a plan 計画を立てる (8) make an excuse 言い訳する
(9) make a mistake 間違いをする (10) make a promise 約束する
(11) make a wish 願い事をする (12) make an offer 申し出をする
(13) make a fool of me 私を馬鹿にする (14) make fun of me 私をからかう
(1)
のフレーズを使って、(a)(ふだん)朝食を作っている、(b)朝食を作った、(c)朝食を作るつもり、朝食を作るかも、(d)(今)朝食を作っている、
(e)朝食を作ったところだ、朝食を作ったことがない、などの表現ができたら、同じmakeの動詞フレーズとして(13)や(14)を使って以下の表現も
簡単にできる、これがOgdenさんの指摘したことです。
(a)(ふだん)私を馬鹿にしている、(b) 私を馬鹿にした (c)私を馬鹿にするでしょう、するかもしれない、(d)(今)私を馬鹿にしている、(e)私を馬鹿にしたところだ、今まで私を馬鹿にしたことがある
ところで(13)(14)は「私から馬鹿さ、滑稽さを現実化させる」ということです。
ちなみに「動詞フレーズの五段活用」というのはOgden氏ではなく私の創作です。
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それによって、今まで配信してきたブログの記事に影響が出ました。
いまさら記事を書き換えることは不可能です。今さら恨んでもしかたがないことですが、腹立たしいことです。
以下のブログはほとんど記事の書き直しを終えています。
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【今日の学習】
あなたも所収全所収全2809の文例に約210分のネイティブの音声に、挑戦しませんか?!
今回も、62動詞のTwo Word Verbsについて学習します。
以下の文例は,「ネイティブが選んだ日常会話必須62動詞HTML版」の● round-13 ○方位語別のところに所収されているものです。以下のサンプルの目次の最下部にあります。
つまり、今まで学習してきた動詞をもう一度,Two Word Verbs表現だけを取り上げ、つまり方位語別にまとめたものの学習です。理由は、日常会話の多くはTwo Word Verbs表現でなされるからです。
方位語はこのブログのカテゴリ欄の「方位語root sense 解説」にあげた順となります。
[around] 「円周」
aroundは、a+roundであり、roundは言うまでもなく「丸」「周り」の意味。aboutの項でも述べたが、最近ではaboutの代わりにaroundがよく使われる。
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[PART 1] knock around[about] KEY WORD 「円周」
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【POINT】
「さまよい歩く、放浪する」
「こぶしで殴る、虐待する」
(1) 彼は放浪生活をしてきているので話がおもしろい
* be interesting to+原形動詞フレーズ 「~するのがおもしろい」
knock around
(2) 彼は世界中を放浪した
knock about all over the world
(3) 私は山腹を歩き回るのにジーンズを履きます
knock about the hillside
略
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【POINT】
「(健康、幸福などを)気づかう、心配して尋ねる」
[PART 1] push around KEY WORD 「円周」
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【POINT】
「(人を)こづき回す、意地悪く扱う」
(1) ぼくに意地悪するのをやめろよ
push me around
(2) あなたがあの人をこづき回すのを見るのが耐えられません
● I can't stand to +原形動詞フレーズ 「私は~するのが我慢できません」
● see + O +原形動詞フレーズ 「Oが~するのを見る」
push him around
略
さらに大切なのは、動詞フレーズだけで意味をとってしまう学習が不可欠だと思います。
[解答]
(1) He has knocked around and he is interesting to talk to.
(2) He knocked about all over the world.
(3) I wear jeans for knocking about the hillside.
(1) Don't push me around.
(2) I can't stand to see you push him around.
以上の文例は,「ネイティブが選んだ日常会話必須62動詞HTML版」の● round-13 ○方位語別のところに所収されているものです。以下のサンプルの目次の最下部にあります。
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞系列の文の生産<
push me around | pushing me around | pushed me around |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
push(s) me around | pushed me around | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | VO感覚(動詞) | 私に意地悪する |
① 現在形動詞レーズ 「現在の事実・習慣を表す]
They sometime push me around.
彼らは、(時々)私に意地悪する
※現在形動詞フレーズは肯定形だけで使われる。
② 過去形動詞レーズ 「過去の一時点の事実を表す]
They sometime pushed me around.
彼らは、(その時)私に意地悪した
※過去形動詞フレーズは肯定形だけで使われる。
③ 原形動詞フレーズ 未来形・情緒表現 「未来の事実・情緒などを表す]
They will push me around.
彼らは、私に意地悪するかもれません
They may push me around.
彼らは、私に意地悪するかもれません
④ ing形動詞フレーズ 「未来の事実・継続的な意味などを表す]
They are pushing me around.
彼らは、(今)私に意地悪している
⑤ ed形動詞フレーズ 「過去を背負った現在の付帯状況] 現在完了形
They have ever pushed me around.
彼らは、かつて私に意地悪したことがある
簡単にこのような表現展開ができることが,英語脳構築です。
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