２０２０／１２／１５ ＣＳＩ：マイアミ１０ ザ・ファイナル「鉄壁のアリバイ」

ＣＳＩ：マイアミ１０　ザ・ファイナル「鉄壁のアリバイ」ホレイショらがエステバンを監視する中、新たな犠牲者が出る。

ホレイショ・ケイン　マイアミの太陽より熱い
カリー　クールビューティ
デルコ　水際のエキスパート
ウルフ　パトロール警官から転職
ナタリア　ＤＮＡのスペシャリスト
ウォルター　分析官
トリップ　刑事
サマンサ　分析官

エステバン　医師
ディエゴ　エステバンの父親。大物議員
バネッサ　犠牲者。娼婦
フィル　野犬処理場の男
エリザベス　娼婦
マイケル・ギャリバー　自称犯人
オーシェイ　監視委員

起：ホレイショらがエステバンを監視する中、新たな犠牲者が出る。
承：ピアスに付着した毛髪から、エステバンが拘束される。
転：犠牲者の服から、ギャリバーのＤＮＡが検出される。
結：ギャリバーは始末され、エステバンは解放される。

　ホレイショらはエステバンを監視。
娼婦を拾う所を捕まえるが、女性の死体が見付かったと連絡が入る。
眼球のない死体で、この１２時間に殺されたものだ。
その間、エステバンは監視されており、鉄壁のアリバイがある事になる。
　犠牲者は娼婦バネッサと判明。
左のピアスが奪われており、今までとは行動パターンが異なる。
バネッサの母親は、いやがらせのような電話を受けていたと話す。
会話は留守電に録音されていると言う。
　ウルフらが家を訪ねるが、電話器はなくなっていた。
窓が割れており、侵入者が持ち去ったようだ。
ガラス片に血が付いていたが、サマンサが別の検査でＤＮＡを破壊する失態を犯す。
サマンサは責任を感じるが、ウォルターは代わりの証拠を見付けろと言う。
　オーシェイが捜査状況を知りたいとウォルターに話しかける。
そこで、血液サンプルが壊された為、電話器を探すしかないと伝える。
　犯行は模倣犯の仕業とも考えられる。
ネットには現場写真がアップされていたが、そこではまだピアスをしている。
野犬処理場で働く投稿者フィルを捕らえる。彼がピアスを持っていたのだ。
フィルは拷問魔のファンだと称する。
警察無線を傍受しており、警察が来る前にかけつけ、記念品を持ち帰ったと。
　フィルの車からは、アンジェラ、ジェニファー、
そしてニッキーのアクセサリが見付かる。
それは拷問魔の犠牲者たちで、フィルは３人の戦利品を持っていたのだ。
エステバンは拷問魔ではないように見えるが、
フィルが殺していない事を証明すればいいのだ。
　ピアスを調べると、エステバンの毛髪が付着しているのが見付かる。
エステバンは、バネッサは患者だったと言う。
監視の目を潜り抜けたのではと疑われるが、
エステバンはエリザベスと会っていたと話す。
デルコが更正プログラムを紹介した娼婦だ。
　エリザベスはエステバンと会っていたと認め、デルコを失望させる。
その後、口裏を合わせなければ殺すと脅されたと告白する。
　エステバンを拘束するが、弁護人が現れて電話器を提示。
エステバンの父ディエゴは、無能な警察の代わりに手に入れたのだと言う。
　留守電の音声を分析。
バネッサの母親は、電話してきたのはこの声だったと認める。
音声は変換されていたが、エステバンとも野犬男とも一致しない。
　オーシェイはホレイショに謝罪会見を命ずる。
だが、ウォルターが話した途端に受話器が見付かった事から、
オーシェイがディエゴと通じていた事が明るみに。
　汚名返上しようとするサマンサは、バネッサの服に付着した嘔吐物を調査。
海水にさらされていたが、ＤＮＡが検出される。
それはマイケル・ギャリバーのものだった。
　ギャリバーはバネッサを絞め殺したと告白。ニッキーら３人も殺したと認める。
声紋も留守電と一致するが、拷問魔ならば嘔吐はしないはずだ。
ディエゴに脅され、拷問魔を名乗ったに違いない。
やがて、ギャリバーは牢で死んでいるのが見付かる。
手首を切っており自殺に見えるが、
ためらい傷がないのは、殺人である事を意味している。
隣の牢の男のシャツに血が付いているのが見付かる。
男はエステバンの運転手で、わざと捕まったのだ。
　エステバンは解放され、一連の事件は解決したとされる。
ディエゴはギャリバーを金で操り、さらに始末したのだろう。
ホレイショは、「解決済」と書かれた証拠品を「未解決」と書き換えるのだった。

　と言う訳で、最終シーズン第８話。
ホレイショらがエステバンを監視する中、新たな犠牲者が出る。
強敵エステバン親子が再登場するエピソードだが、今回も逮捕は出来ず。
捜査を邪魔する身内のオーシェイも、さらに絡んでくるんすかね。