(原題:Passengers)
※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
-----これってアン・ハサウェイが
いくつかの映画賞で主演女優賞を受賞した映画だよね。
「今年のアン・ハサウェイはかわいいだけじゃない!」って
書いてあるけど、どんな映画ニャの?
「それについては、
プレスに端的ににまとめてあるから、
そちらをそのまま引用しちゃおう。
『飛行機事故で、奇跡的に生残った5人の乗客。
彼らを担当するセラピストのクレア。
生存者の証言の謎と、相次ぐ失踪ーーー」
クレアの日常に忍び寄る影ーーー」
----確かに、映画の雰囲気はつかめるニャあ。
「でしょ?
それに加えてプレスには
『お願い:この映画の結末は決して口外しないでください』
こう書いてあるんだ」
----えっ、それ言っちゃうの。
その一言を言ってしまったら、
「どんでん返し系」と身構えちゃうから
言うのは反対していなかった?
「ところが上映前に、
直接念押されたからなあ。
というか、この映画を観ていたら、
だれもがすぐ普通の映画じゃないことに気づく。
もっと言えば、それを言わないと、
この映画のテイストが伝えられなくなる」
----ふうん。どういうお話しニャんだろう?
「だから、さっき話したまんまのお話。
クレアに扮するのがアン・ハサウェイ。
彼女は上司から乗客の5人へのグループ・セラピーを命じられるんだけど、
中に一人、事故後、すこぶる気分がいいという人間がいる。
エリック(パトリック・ウィルソン)というその男は、
自分は病気ではないからと、そこに参加せず、
それどころか個別カウンセリングという形の中、
彼女に言いよってくる」
----そりゃまた。やなヤツだニャあ。
「映画は、ここに
墜落前に期待の爆発があったという証言と、
墜落事故はパイロットの過失だという航空会社の話を交えることで、
これは航空会社による陰謀ではないか?という方へ進んでいく。
その航空会社の代表を演じるのがデヴィッド・モース。
また生存者の一人にクレア・デュヴァルと、なかなか豪華」
----そういえばダイアン・ウィーストも出ているんだよね?
「そう。クレアの隣人役ね。
いつもちょっと不思議な笑みをたたえていて、
そういえば昔、ダイン・ウィーストは
こういう役が多かったな。
この女優、似ているな誰だろう?ーーーと思って観ていたら、
なんと本人。(笑)
彼女も年とったねえ」
----女性の年のことは言わないの。
で、結末はそんなに意外だったの?
「いや、申しわけないけど、
読めてしまった。
つくづく、まったく新しいアイデアを用意するのは難しいものだと思ったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「そういうもんかニャあ」
※監督のロドリゴ・ガルシアは『美しい人』を作った人だ度
お花屋さん ブーケ、アレンジメントetc…
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
-----これってアン・ハサウェイが
いくつかの映画賞で主演女優賞を受賞した映画だよね。
「今年のアン・ハサウェイはかわいいだけじゃない!」って
書いてあるけど、どんな映画ニャの?
「それについては、
プレスに端的ににまとめてあるから、
そちらをそのまま引用しちゃおう。
『飛行機事故で、奇跡的に生残った5人の乗客。
彼らを担当するセラピストのクレア。
生存者の証言の謎と、相次ぐ失踪ーーー」
クレアの日常に忍び寄る影ーーー」
----確かに、映画の雰囲気はつかめるニャあ。
「でしょ?
それに加えてプレスには
『お願い:この映画の結末は決して口外しないでください』
こう書いてあるんだ」
----えっ、それ言っちゃうの。
その一言を言ってしまったら、
「どんでん返し系」と身構えちゃうから
言うのは反対していなかった?
「ところが上映前に、
直接念押されたからなあ。
というか、この映画を観ていたら、
だれもがすぐ普通の映画じゃないことに気づく。
もっと言えば、それを言わないと、
この映画のテイストが伝えられなくなる」
----ふうん。どういうお話しニャんだろう?
「だから、さっき話したまんまのお話。
クレアに扮するのがアン・ハサウェイ。
彼女は上司から乗客の5人へのグループ・セラピーを命じられるんだけど、
中に一人、事故後、すこぶる気分がいいという人間がいる。
エリック(パトリック・ウィルソン)というその男は、
自分は病気ではないからと、そこに参加せず、
それどころか個別カウンセリングという形の中、
彼女に言いよってくる」
----そりゃまた。やなヤツだニャあ。
「映画は、ここに
墜落前に期待の爆発があったという証言と、
墜落事故はパイロットの過失だという航空会社の話を交えることで、
これは航空会社による陰謀ではないか?という方へ進んでいく。
その航空会社の代表を演じるのがデヴィッド・モース。
また生存者の一人にクレア・デュヴァルと、なかなか豪華」
----そういえばダイアン・ウィーストも出ているんだよね?
「そう。クレアの隣人役ね。
いつもちょっと不思議な笑みをたたえていて、
そういえば昔、ダイン・ウィーストは
こういう役が多かったな。
この女優、似ているな誰だろう?ーーーと思って観ていたら、
なんと本人。(笑)
彼女も年とったねえ」
----女性の年のことは言わないの。
で、結末はそんなに意外だったの?
「いや、申しわけないけど、
読めてしまった。
つくづく、まったく新しいアイデアを用意するのは難しいものだと思ったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「そういうもんかニャあ」
※監督のロドリゴ・ガルシアは『美しい人』を作った人だ度
お花屋さん ブーケ、アレンジメントetc…
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興味を持ったものしか観ないけど、映画も好きな通行人です。
『美しい人』を作った人・・・って、
「じゃあ、観たい。」と思いました。(あれ、好きです)
でも、えいさんの記事読んでると、なんか違った雰囲気を感じるのですが・・・。
どうなんでしょう?
ところでフォーンちゃん(くん?)、私、あなたがとっても好きです。
またコメントさせて下さいね。
はじめまして。
よく、こちらを見つけていただきました。
書いたばかりの映画にコメントをいただけるの珍しく、
それだけでもとても嬉しいです。
『美しい人』は実験的な試みの映画でしたよね。
あの映画との共通項を思い出そうとしているのですが、
残念ながらぼくの頭では無理でした。
フォーンへのお言葉ありがとうございます。
また、お越し下さい。
この監督さんの他の作品は観たこと無いんですが、人物を描くのが面白い人みたいですね。
アンの主観にするよりは、他の生還者を丁寧に描くとより面白かったのかも?
>まったく新しいアイデアを用意するのは難しいものだと思ったね
ですね。
ある程度映画を観ている人なら、『あっ、こうなのね』って想像できちゃいますからね。
そう。この映画は読めてしまうのが残念。
監督は丁寧に作ろうとしているのは伝わりますし、
個人的にはそこに好感が持てるのですが、
ほんとうに難しいですね。新しいことを考えるのは。
えいさんもご覧になってたんですね、
なんだか途中ですぐわかっちゃってかなりつまらなかったんですよ、、、、
☆3つと迷ったくらい、わたしはダメなタイプの映画でした
驚愕のって言われると
>だれもがすぐ普通の映画じゃないことに気づく。
ですよねー。
そう。この手の作品、増えました。
やはり、あの方がきかっけですね。
超えるのはなかなか難しいです。
だれがやり遂げるんだろう?
と思って観ていたので、彼の正体がわかった時には
なんかそういや「~の過失だ」って言ってたもんなぁ
と感心しちゃいました。
はじめにオチありきなのですが、それを上手く物語に昇華できていない感がありました。
正直使い古されたネタなので、よほどきっちり作りこまないと容易に先を読まれてしまいます。
脚本の力不足ですね。
デヴィッド・モースは、
怪しさがぷんぷんでしたね。
彼に関しては読めませんでした。
あれはキャスティングの勝利でしょう。
この映画の見どころはアン・ハサウェイ。
ぼくは最初彼女がオスカー・ノミネートと聞いて、
いくらなんでもこの程度で?と思ったのですが、
やはり別作品『レイチェルの結婚』でした。
それなら納得。
でも別の意味で魅力的でした。
確かに使い古されたネタになってしまいました。
シャマラン後遺症は大きすぎる。