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ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『いぬのえいが』

2005-02-05 12:55:11 | 新作映画
困った困った。今日観た映画はフォーンとは喋りにくい。
いま、ちょうどフォーンはお昼寝中。
この間に、さっさとアップしてしまおう。

「その映画のタイトルはズバリ『いぬのえいが』。
{いぬ}だからというわけだからかどうか、
この映画、犬童一心監督の作品を中心としたリレー・オムニバス。
アニメ短編2本、ミュージカル1本、ショートコメディ1本、
ハートフルコメディ2本、ポエジー1本。
その間を犬童一心監督が手がけたヒューマンドラマ4本で繋いでいくという構成。
もともとぼくは難病ものよりも動物もので泣いてしまうたちなのだが、
最初、昭和記念公園を使ったミュージカル
(佐野史郎&渡辺えり子が{剣の舞}を熱唱)で幕を開けたときには、
『うん、これなら大丈夫かも.....』と、少しホッ。
続いては中村獅童がCMプランナーに扮したコメディ。
ここでは、一本のドッグフードCMが
クライアントやタレント事務所のわがままにより
次々と形を変え<壊れ>ていくさまが笑いたっぷりに描かれる。
そして犬童一心。
彼が描くのはまさに

犬と童が心を一にする話。

田舎町。野良犬ポチと喘息の少年がボール投げで心通わせるが、
ある雨の日、少年は病に倒れてしまう。
それを自分がボールを見失ったせいと思ったポチはボールを探し出し、
手術のため救急車で東京に運ばれた少年を追いかける。
この物語は4話構成になっているのだが、
ラストは『フィールド・オブ・ドリームス』を思わせる
大感動のエピソード・ショットで終わる。
でも、本当のサプライズはその次に待っていた。

真田敦監督のショートフィルム。セリフは一切なし。
一匹の犬が家にやってきてから天国に行くまでを
音楽と字幕だけで絵本をめくるように描いていく。
最初に家にやってきたとき少女より小さかった犬は、
あっという間に彼女を追い越し、そして先に逝ってしまう。
これは動物と暮らし、亡くした経験を持つ者には
たまらないというより、耐えられないエピソードだ。
犬がいなくなっても『犬小屋』という彼(彼女)の生きた証の場所はそのままだ。
ぼくの場合、それは『猫砂のトイレ』だった。
そのとき、彼らはみな思う。

『どうして犬(猫)なんか飼ったんだろう?』。

その回答がこの映画にはあり、
そしてそれは観る者を元気づけてくれる」


              (byえい)

※ただ、この手法はすでにネットでアニメとしてやってる人がいます。
一部で根強い人気を持つ{キミとボク}がそれ。
リンク先の右上部分「キミとボク ちかみち」をクリックしながら進むと、
ダウンロードサイトにたどり着きます。

※感涙度
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9 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございました。 (るーず)
2005-02-05 14:14:07
こんにちは。

TBありがとうございました。

せっかくTBしてもらったのですが、残念ながら我がサイトは2月末をもちまして終了することになりましたので、それまでよろしくお願いいたします。
返信する
愛するワンコたち (とまママ)
2005-02-05 14:16:03
はじめまして~

トラバとコメントありがとうございました

嬉しかったですぅ

映画のサイトなんですね・・

私も映画が好きなのでゆっくり後で見させてもらいますね

「いぬのえいが」見たい映画です

家族に黒柴がいます。もうその映画はメロメロになるかもしれませんが見たいです。

私もトラバさせてくださいね



返信する
はじめまして。 (すみれ)
2005-02-05 16:39:46
レーシングストライプスといぬのえいが、

TBありがとうございます。

TB機能がいまいちわからないもので…コメント遅れました(>_<)

今日フォーンはお昼寝中って笑っちゃいました♪
返信する
はじめまして♪ (さおべぃ)
2005-02-26 14:39:48
真田敦監督のショートフィルム、予告編だけで泣きました・笑。

私も弱いんですよー、動物もの。



トラックバックさせてくださいねー。

返信する
さおべぃさん (えい)
2005-02-26 16:32:38
コメント&トラックバックありがとうございました。

真田敦監督のショートフィルム。

これはとにかく泣けます。

映画館で観るときは気をつけないとやばいかも。
返信する
TBありがとうございます (gantakurin)
2005-03-23 00:42:27
gantakurin@「シネまだん」です。

TBありがとうございました!

「マリモ」は、動物モノには強いワタシでも、

負けました。

動物モノには強いんです、ホント。
返信する
>gantakurinさん (えい)
2005-03-23 09:55:55
コメント&トラックバックありがとうございます。

“動物モノ”には強いというのはうらやましいです。

私は全くダメですね。

“難病モノ”には強いのですが…。



これからもよろしくお願いします。
返信する
こんにちは! (猫姫)
2005-08-26 10:55:19
echo&コメ、ありがとうございました!

DVD専門、かめとラバ猫姫です。

マリモは悲しさで泣いてしまいましたが、

獅童さんがポチと「決別」するシーンには、感動しました。

またよろしくお願いしますね。
返信する
こんばんは (えい)
2005-08-27 00:31:50
猫姫さん



中村獅童は、いいですよね。

『また、会いにゆきます』とこの映画で、

『ピンポン』の強面が一掃されました。

あの「決別」シーンは、

「感動」の言葉が一番ふさわしいです。
返信する

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