----ついに大晦日。
こんなに顔を見せてくれなかった年もなかったニャ。
一年のまとめもやらないままなのかと…。
「まったくだね。
実は今年は、
外国映画も日本映画も引き込まれる作品がとても多かったんだ。
で、あちらを喋ればこちらは喋らなくていいのかと…。
そんなわけで10本を選ぶのがほんとうに難しくって…」
----でもTwitterとか見ていると、
みんなよくベストテンを選んで一年を振り返っているよね。
「そうだね。
よく絞れるなって、もう感心するしかない。
ぼくなんか、あっという間に30~40本にはなっちゃうからね」
---- それで、去年はA面[好きにならずにいられない]と
B面[忘れじのショット]を作っちゃったワケだよね。
「うん。
でも今年は、周りを見習って“厳選”してみようかと。
その判断基準は“引き込まれ度”。
これが高かった作品。
“予想の上を行った作品”をそのセレクトの基準とした
Twitterとは少し違ってくるかも」
----えっ、だったらその二つを合体させたらいいんじゃニャい?
「あっ、言われてみるとそうだね。
ちょっとチャレンジしてみるかな。
◯君が生きた証 (引き込まれ度80点。予想の上度95点…計175点)
※まさかそうくるとはの典型例。この流れを読めた人は少ないのでは?
◯くちびるに歌を (引き込まれ度80点。予想の上度75点…計155点)
※汽笛の音(ド#)が過去と現在をつなぐ。ここで涙腺決壊。
◯バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) (引き込まれ度90点。予想の上度70点…計160点)
※あたかも1カットで映画を撮ったかのようなその映像に目は釘づけ。
〇マッドマックス 怒りのサンダー・ロード(引き込まれ度100点。予想の上度100点…計200点)
※新しい時代にどう対応すべきか、ジョージ・ミラーはその指針を見せてくれた。
〇ジュラシック・ワールド (引き込まれ度90点。予想の上度75点…計165点)
※これぞジェットコースター・エンタメムービー。ラストはあたかも東宝怪獣映画。
〇エール!(引き込まれ度80点。予想の上度95点…計175点)
※聾者の家族の中にひとりだけ美声の持ち主が…。この発想が物語を想わぬ方向へ運ぶ。
〇わたしに会うまでの1600キロ (引き込まれ度75点。予想の上度85点…計170点)
※「コンドルは飛んでいく」をイントロだけ使う。心をざわつかせるにくい演出。
〇ジョン・ウィック (引き込まれ度80点。予想の上度90点…計170点)
※デヴィッド・リンチを思いっきりB級にしたかのような妖しい世界。映画は所詮作りもの。
〇恋人たち (引き込まれ度95点。予想の上度90点…185点)
このタイトルからこの物語は想像つかない。監督の人を見る目、そしてそれを映像化する技術。すべてに感服。
〇クリード・チャンプを継ぐ男 (引き込まれ度80点。予想の上度80点…計160点)
オマージュとはかくあるべし。『ロッキー』シリーズの引用、そのさりげなさ、ち密さが涙を誘う。」
----あれ?これ、
点数の高い順に並べれば4ベスト10になるのでは?
「ほんとだ。ちょっと並べ替えてみよう。
①マッドマックス 怒りのデス・ロード
②恋人たち
③君が生きた証
④エール!
⑤わたしに会うまでの1600キロ
⑤ジョン・ウィック
⑦ジュラシック・ワールド
⑧バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
⑧クリード・チャンプを継ぐ男
⑩くちびるに歌を
なんか違う気もするけど、
まあ、ぼくがどうしたからって
映画が変わるわけじゃないし。
2015年大晦日の気分。
特別枠
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』
観る前の悪い予感。でもJ.J.ならやってくれるのでは? 結果は吉。78年のあの日が甦ったメモリアルとなる作品。
『ハッピーアワー』
映画にはまだまだ未開拓の領域が残っていることを教えてくれた、これもメモリアルとなるであろう作品。
12月▶『味園ユニバース』
1月▶『フォックスキャッチャー』
2月▶『アメリカンスナイパー』『セッション』『イタリアは呼んでる』
3月▶『風に立つライオン』『アリスのままで』
5月▶『虎影』『ラン・オールナイト』『ローリング』『リアル鬼ごっこ』
6月▶『ラブ&マーシー 終わらないメロディ』
7月▶『ナイトクローラー』『人生スイッチ』『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』
8月▶『名もなき塀の中の王』『罪の余白』『私たちのハァハァ』『アクトレス 女たちの舞台』
9月▶『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』『キングスマン』
10月▶『コードネーム:U.N.C.L.E』『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』
11月▶『ベテラン』『ドリームホーム』『ストレイト・アウタ・コンプトン』
12月▶『マイ・ファニー・レディ』『友だちのパパが好き』
でも、この残り30本も落としたくない作品ばかり。
みんなよく10本絞れるなと、改めて感心」
----ほんと。初めて聞く作品ばかり。
もっとここでも話してほしかったのニャ。
「そうだね。
Twitterではこまめにしゃべっているんだけどね。
来年は少し考えてみるかな」
フォーンの一言「あまり出てこなくなったけど、来年もよろしくなのニャ」
※201⑤年の五つ星だ度
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
お花屋さんもよろしく。
こんなに顔を見せてくれなかった年もなかったニャ。
一年のまとめもやらないままなのかと…。
「まったくだね。
実は今年は、
外国映画も日本映画も引き込まれる作品がとても多かったんだ。
で、あちらを喋ればこちらは喋らなくていいのかと…。
そんなわけで10本を選ぶのがほんとうに難しくって…」
----でもTwitterとか見ていると、
みんなよくベストテンを選んで一年を振り返っているよね。
「そうだね。
よく絞れるなって、もう感心するしかない。
ぼくなんか、あっという間に30~40本にはなっちゃうからね」
---- それで、去年はA面[好きにならずにいられない]と
B面[忘れじのショット]を作っちゃったワケだよね。
「うん。
でも今年は、周りを見習って“厳選”してみようかと。
その判断基準は“引き込まれ度”。
これが高かった作品。
“予想の上を行った作品”をそのセレクトの基準とした
Twitterとは少し違ってくるかも」
----えっ、だったらその二つを合体させたらいいんじゃニャい?
「あっ、言われてみるとそうだね。
ちょっとチャレンジしてみるかな。
◯君が生きた証 (引き込まれ度80点。予想の上度95点…計175点)
※まさかそうくるとはの典型例。この流れを読めた人は少ないのでは?
◯くちびるに歌を (引き込まれ度80点。予想の上度75点…計155点)
※汽笛の音(ド#)が過去と現在をつなぐ。ここで涙腺決壊。
◯バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) (引き込まれ度90点。予想の上度70点…計160点)
※あたかも1カットで映画を撮ったかのようなその映像に目は釘づけ。
〇マッドマックス 怒りのサンダー・ロード(引き込まれ度100点。予想の上度100点…計200点)
※新しい時代にどう対応すべきか、ジョージ・ミラーはその指針を見せてくれた。
〇ジュラシック・ワールド (引き込まれ度90点。予想の上度75点…計165点)
※これぞジェットコースター・エンタメムービー。ラストはあたかも東宝怪獣映画。
〇エール!(引き込まれ度80点。予想の上度95点…計175点)
※聾者の家族の中にひとりだけ美声の持ち主が…。この発想が物語を想わぬ方向へ運ぶ。
〇わたしに会うまでの1600キロ (引き込まれ度75点。予想の上度85点…計170点)
※「コンドルは飛んでいく」をイントロだけ使う。心をざわつかせるにくい演出。
〇ジョン・ウィック (引き込まれ度80点。予想の上度90点…計170点)
※デヴィッド・リンチを思いっきりB級にしたかのような妖しい世界。映画は所詮作りもの。
〇恋人たち (引き込まれ度95点。予想の上度90点…185点)
このタイトルからこの物語は想像つかない。監督の人を見る目、そしてそれを映像化する技術。すべてに感服。
〇クリード・チャンプを継ぐ男 (引き込まれ度80点。予想の上度80点…計160点)
オマージュとはかくあるべし。『ロッキー』シリーズの引用、そのさりげなさ、ち密さが涙を誘う。」
----あれ?これ、
点数の高い順に並べれば4ベスト10になるのでは?
「ほんとだ。ちょっと並べ替えてみよう。
①マッドマックス 怒りのデス・ロード
②恋人たち
③君が生きた証
④エール!
⑤わたしに会うまでの1600キロ
⑤ジョン・ウィック
⑦ジュラシック・ワールド
⑧バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
⑧クリード・チャンプを継ぐ男
⑩くちびるに歌を
なんか違う気もするけど、
まあ、ぼくがどうしたからって
映画が変わるわけじゃないし。
2015年大晦日の気分。
特別枠
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』
観る前の悪い予感。でもJ.J.ならやってくれるのでは? 結果は吉。78年のあの日が甦ったメモリアルとなる作品。
『ハッピーアワー』
映画にはまだまだ未開拓の領域が残っていることを教えてくれた、これもメモリアルとなるであろう作品。
12月▶『味園ユニバース』
1月▶『フォックスキャッチャー』
2月▶『アメリカンスナイパー』『セッション』『イタリアは呼んでる』
3月▶『風に立つライオン』『アリスのままで』
5月▶『虎影』『ラン・オールナイト』『ローリング』『リアル鬼ごっこ』
6月▶『ラブ&マーシー 終わらないメロディ』
7月▶『ナイトクローラー』『人生スイッチ』『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』
8月▶『名もなき塀の中の王』『罪の余白』『私たちのハァハァ』『アクトレス 女たちの舞台』
9月▶『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』『キングスマン』
10月▶『コードネーム:U.N.C.L.E』『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』
11月▶『ベテラン』『ドリームホーム』『ストレイト・アウタ・コンプトン』
12月▶『マイ・ファニー・レディ』『友だちのパパが好き』
でも、この残り30本も落としたくない作品ばかり。
みんなよく10本絞れるなと、改めて感心」
----ほんと。初めて聞く作品ばかり。
もっとここでも話してほしかったのニャ。
「そうだね。
Twitterではこまめにしゃべっているんだけどね。
来年は少し考えてみるかな」
フォーンの一言「あまり出てこなくなったけど、来年もよろしくなのニャ」
※201⑤年の五つ星だ度
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お花屋さんもよろしく。
本当に沢山の映画!
絞れない気持ち、凄く良く判ります~
私は絞れなさ過ぎて3本にしちゃいました(笑)
今年もいい映画に沢山巡り合いたいですね☆
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
とうとう出ましたね、例のやつが。
割とアッサリ選出しているように見えるかもしれないんですけど、
いつも年末は2週間前からずっとベストのことを考えているので、結構時間かかって選出してますよー。
ベストの文言なんかも考えていると、より自分の今年が見えてきますね。
えいさんのベスト、今年は3本も被りました…!
えいさんにオススメいただいた、『名も無き塀の中の王』もとてもツボにハマりましたし、ずーっと以前にオススメいただいて、ようやく最近見れた『妻たちの性体験 夫の目の前で、今…』も大傑作でした。
今年も宜しくお願いします。
今年がいい年になりますように。
絞りきれなく、
10本を超えるケースは多々ありますが、
逆に3本に絞られたのですね。
後でお伺いしますね。
楽しみ楽しみ。
今年、でなくて、昨年。
なんて、新年早々突っ込みを入れてしまいました。(^^)
ブログを開始以来、初めて順位付けしてしまいました。
まあ、ぼくの場合は半分お遊びですが…。
それでも『恋人たち』のベストワンは揺るがないかと…。
とらねこさんのところ、
先ほどチラ見。
3本以外にも『イマジン』など、
ぼくの好きな作品が…。
また、お会いしましょう。
今年もよろしくお願いします。
期待はしていたけど、正直これほどはまるとは自分でも驚きです。
「マッドマックス」や「クリード」もそうですが、同時代の人気シリーズが一気に蘇ったのは不思議なめぐり合わせな気がします。
今年はどんな事件と出会えるのでしょう。
本年もよろしくお願いします。
細々と続けていきますのでまた遊びにきていただけるとうれしいです。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。
SWはリアルタイムでエピ4を見ている世代は
やっぱお祭りにのっかっちゃいました。(*^_^*)
あと、大阪のおばちゃんとしては、
アイドルらしさを完全に消して、自分の内なるカラーをバンとだしてくれた「味園ユニバース」の渋谷すばるは
感動もんでした。・・・こっちのほうが似合ってそう。(^_^;)