----これ『踊る』シリーズの本広克行監督の新作だよね?
タイトルをわざわざローマ字にしているけど、
どんなお話なの?
「いやあ。これほどストーリーを説明しやすい映画もないね。
いま、フォーンが想像しているとおりの内容。
『『ここには夢なんかない。
ただうどんがあるだけだ!』----
ビッグなコメディアンを目指し、
香川からニューヨークへ渡った松井香助(ユースケサンタマリア)。
夢破れ、故郷へ戻ってきた彼は、
親友・鈴木庄助(トータス松本)の勧めで
地元タウン誌に就職。
そこで香川名物の讃岐うどん特集を始め、
それはついに全国的なブームを巻き起こす。
しかしブームにはいつか終わりがくる。
彼は、亡き父の後を継いで
松井製麺所の味を復活させようとする」
----ありゃりゃ、ほんとうに簡単だ。
で、これは何を言おうとしている映画なの?
「正直言って、ぼくもそれがよく分からない。
後半部分は伊丹十三の『タンポポ』に似てなくもない。
麺はどこそこ、湯で具合はどこそこ、出汁はどこそこと、
よその味を研究して、親父の味を復活させるとこなんかはね。
ただ、讃岐うどんそのものをアピールしたかったからか、
すべてのうどん屋・製麺所のうどんも公平に描かれ紹介される。
途中、客の回転のため、
茹で時間を減らすべく、
麺が細くなった店と言うのは問題点として出てきたけど…」
----つまり<味勝負>みたいなのはないわけだね?
「うん。
その<味比較>がなされないため、
どうしてそのお店が特別おいしいのかが、
うまく伝わってこない。
讃岐うどんの特徴として、
製麺所で直接食べられること、
それもお箸や器持参、
さらには醤油まで持参しなければいけない(ところもある)という
ユニークな点は伝わったけど…」
----その話で2時間13分というのもスゴいね。
「田舎の、一見、うどん屋さんには見えないお店を次々と紹介。
カメオ的スターも記録的なほどに多いからね。
ただ、興味深かったのは、
ブームについて言及しているところ。
ブームを生み出すには<聖地>が必要と言う説明には納得。
数年前に実際に巻き起こった讃岐うどんブーム。
その終息まで描いたのは
<讃岐うどんを持ち上げっぱなしにしてはいない>
という意味でよかったと思うよ。
そうそう本筋とは関係ないけど
中で出てきた『キャプテンUDON』。
これが『ブレードランナー』と『マトリックス』。
スピナーは飛ぶし、名セリフ『二杯で十分ですよ』もある(笑)。
またまた寺島進が大活躍(?)だよ」
(byえいwithフォーン)
※確かにうどんは食べたくなる度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
タイトルをわざわざローマ字にしているけど、
どんなお話なの?
「いやあ。これほどストーリーを説明しやすい映画もないね。
いま、フォーンが想像しているとおりの内容。
『『ここには夢なんかない。
ただうどんがあるだけだ!』----
ビッグなコメディアンを目指し、
香川からニューヨークへ渡った松井香助(ユースケサンタマリア)。
夢破れ、故郷へ戻ってきた彼は、
親友・鈴木庄助(トータス松本)の勧めで
地元タウン誌に就職。
そこで香川名物の讃岐うどん特集を始め、
それはついに全国的なブームを巻き起こす。
しかしブームにはいつか終わりがくる。
彼は、亡き父の後を継いで
松井製麺所の味を復活させようとする」
----ありゃりゃ、ほんとうに簡単だ。
で、これは何を言おうとしている映画なの?
「正直言って、ぼくもそれがよく分からない。
後半部分は伊丹十三の『タンポポ』に似てなくもない。
麺はどこそこ、湯で具合はどこそこ、出汁はどこそこと、
よその味を研究して、親父の味を復活させるとこなんかはね。
ただ、讃岐うどんそのものをアピールしたかったからか、
すべてのうどん屋・製麺所のうどんも公平に描かれ紹介される。
途中、客の回転のため、
茹で時間を減らすべく、
麺が細くなった店と言うのは問題点として出てきたけど…」
----つまり<味勝負>みたいなのはないわけだね?
「うん。
その<味比較>がなされないため、
どうしてそのお店が特別おいしいのかが、
うまく伝わってこない。
讃岐うどんの特徴として、
製麺所で直接食べられること、
それもお箸や器持参、
さらには醤油まで持参しなければいけない(ところもある)という
ユニークな点は伝わったけど…」
----その話で2時間13分というのもスゴいね。
「田舎の、一見、うどん屋さんには見えないお店を次々と紹介。
カメオ的スターも記録的なほどに多いからね。
ただ、興味深かったのは、
ブームについて言及しているところ。
ブームを生み出すには<聖地>が必要と言う説明には納得。
数年前に実際に巻き起こった讃岐うどんブーム。
その終息まで描いたのは
<讃岐うどんを持ち上げっぱなしにしてはいない>
という意味でよかったと思うよ。
そうそう本筋とは関係ないけど
中で出てきた『キャプテンUDON』。
これが『ブレードランナー』と『マトリックス』。
スピナーは飛ぶし、名セリフ『二杯で十分ですよ』もある(笑)。
またまた寺島進が大活躍(?)だよ」
(byえいwithフォーン)
※確かにうどんは食べたくなる度
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最近邦画が好調といわれますが
物語はよくても細かい点がだめな場合が多いです
誰が止める人がいないのでしょうか
このセリフ、ファンへの目配せなんでしょうね。
ただ、後で騒がれるところを見越してるようで、
ちょっとあざとい気も……。
実際、数年前に讃岐うどんツァーしてきたんですよね(笑)
だからこそ、感慨深かったです。
地域に根付いてるうどん文化ですが、ブームでお祭り騒ぎもいいけれど
マナーを守れない日本人・・・あーいうのは痛いなぁ。。。
マスコミのお祭り助長も、ちょっといただけない感
すっごくしちゃった、、、
実際、そういうのってあると思うし
結局後半部分が一番描きたかったと思うんだけど
(実は、あの小学生や中学生たちに泣かされました(笑)
そこから考えると、前半 ちょっと長すぎたかな?
予告編でもそうでしたが、
一番おいしそうに見えたのは
あったかいうどんに入れた生卵を崩して食べるとこ。
あ~あ、急に食べたくなってきた。
でも夏はアブナいかな、生卵。
今朝は、韃靼そばを食べたばかりなのに、
もうおなかがすいてきました。
でも、好きなんですよね、こういうの(笑)
映画のあとはもちろんさぬきうどんを食べました。
いま、この映画の便乗、
ではなくタイアップのカップUDONを食べましたが、
味的には「赤いキツ○」と
さして変わらなかったような気がします。
やはり本場で食べなくては……ですかねぇ。
でも、この味はけっこう好きな方です。
カップUDON気になっていました。映画同様あまり期待はしていませんが、それを確認する為にも食べねばなりません。
LAWSONの冷やしうどんはちょっと美味しそうです☆
LAWSONの冷やしうどんはまだ食べていませんが、
今回またうどんブームが起きそうな気配がありますね。
今日、はなまるうどんに行ったところ、大行列。
あきらめて帰る人もいました。
で、中にはきっちり映画のポスター。
タイアップ行き届いているようです。
素うどんを食べたかったのに、いらん具がいっぱい乗っていて、うどんの味が残らなかったような映画でした。
もっとシンプルに作ってよかったのに。
「味勝負」がないせいだ!
食べるシーンで「ウマそう~!」ってのが無いんですもの。。
この主役をユースケっていうのも合わない気がします。