----“モテキ”ってどういう意味?
ポスターとか見ると、
森山未來が嬉しそうに女神輿に乗って
はしゃいでるけど?
「いやあ。これはぼくも知らなかったけど、
どうやら“モテ期”、
つまりモテル時期ということみたい。
観る前までは、
主人公の男がモテてモテてどうしようもないという、
カサノバ状態の話かなと…。
ところが全然そうじゃなかった。
主人公の名は藤本幸世。
これまで派遣社員の暮らしを送ってきた彼は、
自分がモテないことに悲嘆と焦りを抱いている。
ちょっといいなと思う女の人と出会っても、
あれこれすべて悪い方に考え、
どうせ上手くいくわけはないと、自分から身を引いちゃう…
というのが、テレビでのシリーズのパターンだったみたい」。
----それってニャんだか、寅さんみたいだね。
「(笑)そうだね。
ただ、これは今回の映画版で変化を見せる。
エンターテイメントのニュースサイトの会社『matalie(ナタリー)』に入った藤本は、
自分から一歩足を踏み込んでいく。
そのために傷ついてじまうことも多々あるんだけどね」
----その相手はだれ?たくさん女性が出ているけど…。
「長澤まさみ演じる松尾みゆき。
藤本が彼女と知り合うきっかけはツイッター。
今回、このツイッターがいろいろと使われていて、
ツイッターやっている人が見たら、
ちょっと恥ずかしくなるかもしれない。
フォローの数とフォロワーの数だとか、
つぶやいた数だとか…。
他の女性は、そのみゆきの友だち・るみ子(麻生久美子)、
藤本の悩みをやさしく(?)聞くガールズ・バーの愛(仲里依紗)、
そして彼の会社の同僚で・唐木(真木よう子)。」
----その中で恋のさや当てがあるわけじゃないんだね?
「おっ。古い言葉知っているね。
そう言うことになるのかなと思ったら、
これがならない。
せいぜい、るみ子が藤本を好きになるだけ。
ただ、このるみ子ってのが、あまりにイタすぎ。
重いんだね。
たとえば、みゆきだったら、どんなサブカルな話にもついていくけど、
彼女の趣味は、一人カラオケ。
それもB’zの熱唱
で、自分がフラれると追いすがって
『重くならないように、
私、神聖かまってちゃんも聞くようにする』」
----あらら…。
「まあ、ストーリーはこれくらいにしておこうかな。
この映画、めちゃくちゃオモシロいんだけど、
後で考えるとストーリー自体は信じられないくらい古い。
これまで何度も描かれてきたことの繰り返し。
好きになった女には彼がいて、その彼は妻子持ち。
で、主人公を慕う女性も出てくるけど、
彼女を好きにはなれない」
----でも、ストーリーは古くても
映画は気に入ったんでしょ?
「そこなんだよね。
この監督の大根仁という人、堤幸彦監督のADだったらしい。
冒頭から、映像の遊びで飛ばす飛ばす。
主人公がフラれると大江千里の『格好悪いふられ方』が流れる。
これだけだったらよくあることだけど、
ご丁寧にも字幕が流れ、まるでカラオケ模様。
他にも、ちょっとハッピーな気分になると、
街はステージに。主人公は踊り始める。
このあたりは『(500)日のサマー』のノリだね。
かつてクレージーキャッツ映画にはよくあったけどね。
最初のうちは、その過剰な演出が鼻について…。
たとえば、主人公の心の内を全部言葉に出すとか、
うるさいなと思ったんだけど、
いつの間にか、そのテンポに入りこんでしまっていた。
とにかく声出して笑って、涙まで出ちゃったもの。
キスシーンは、やたらとリアルだし
『ソーシャル・ネットワーク』の話は出てくるし、
カラオケでリリー・フランキーが
レミオロメンの『粉雪』歌うしと、
もう見どころいっぱい。
『ばらばら(星の源)』とか『東京(くるり)』とか
選曲もバッチシ。
あと、エンドクレジット。
ここまで凝ったものをぼくは観たことがないね」
(byえいwithフォーン)
※追加情報:
いまプレス見たら、やはりあのミュージカルシーンの元ネタは『(500)日のサマー』でした。
フォーンの一言「有名人がいっぱい出ているみたいなのニャ。」
※森山未來もスチャダラパーとライブでノリノリだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
「ラムの大通り」のツイッター
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
ポスターとか見ると、
森山未來が嬉しそうに女神輿に乗って
はしゃいでるけど?
「いやあ。これはぼくも知らなかったけど、
どうやら“モテ期”、
つまりモテル時期ということみたい。
観る前までは、
主人公の男がモテてモテてどうしようもないという、
カサノバ状態の話かなと…。
ところが全然そうじゃなかった。
主人公の名は藤本幸世。
これまで派遣社員の暮らしを送ってきた彼は、
自分がモテないことに悲嘆と焦りを抱いている。
ちょっといいなと思う女の人と出会っても、
あれこれすべて悪い方に考え、
どうせ上手くいくわけはないと、自分から身を引いちゃう…
というのが、テレビでのシリーズのパターンだったみたい」。
----それってニャんだか、寅さんみたいだね。
「(笑)そうだね。
ただ、これは今回の映画版で変化を見せる。
エンターテイメントのニュースサイトの会社『matalie(ナタリー)』に入った藤本は、
自分から一歩足を踏み込んでいく。
そのために傷ついてじまうことも多々あるんだけどね」
----その相手はだれ?たくさん女性が出ているけど…。
「長澤まさみ演じる松尾みゆき。
藤本が彼女と知り合うきっかけはツイッター。
今回、このツイッターがいろいろと使われていて、
ツイッターやっている人が見たら、
ちょっと恥ずかしくなるかもしれない。
フォローの数とフォロワーの数だとか、
つぶやいた数だとか…。
他の女性は、そのみゆきの友だち・るみ子(麻生久美子)、
藤本の悩みをやさしく(?)聞くガールズ・バーの愛(仲里依紗)、
そして彼の会社の同僚で・唐木(真木よう子)。」
----その中で恋のさや当てがあるわけじゃないんだね?
「おっ。古い言葉知っているね。
そう言うことになるのかなと思ったら、
これがならない。
せいぜい、るみ子が藤本を好きになるだけ。
ただ、このるみ子ってのが、あまりにイタすぎ。
重いんだね。
たとえば、みゆきだったら、どんなサブカルな話にもついていくけど、
彼女の趣味は、一人カラオケ。
それもB’zの熱唱
で、自分がフラれると追いすがって
『重くならないように、
私、神聖かまってちゃんも聞くようにする』」
----あらら…。
「まあ、ストーリーはこれくらいにしておこうかな。
この映画、めちゃくちゃオモシロいんだけど、
後で考えるとストーリー自体は信じられないくらい古い。
これまで何度も描かれてきたことの繰り返し。
好きになった女には彼がいて、その彼は妻子持ち。
で、主人公を慕う女性も出てくるけど、
彼女を好きにはなれない」
----でも、ストーリーは古くても
映画は気に入ったんでしょ?
「そこなんだよね。
この監督の大根仁という人、堤幸彦監督のADだったらしい。
冒頭から、映像の遊びで飛ばす飛ばす。
主人公がフラれると大江千里の『格好悪いふられ方』が流れる。
これだけだったらよくあることだけど、
ご丁寧にも字幕が流れ、まるでカラオケ模様。
他にも、ちょっとハッピーな気分になると、
街はステージに。主人公は踊り始める。
このあたりは『(500)日のサマー』のノリだね。
かつてクレージーキャッツ映画にはよくあったけどね。
最初のうちは、その過剰な演出が鼻について…。
たとえば、主人公の心の内を全部言葉に出すとか、
うるさいなと思ったんだけど、
いつの間にか、そのテンポに入りこんでしまっていた。
とにかく声出して笑って、涙まで出ちゃったもの。
キスシーンは、やたらとリアルだし
『ソーシャル・ネットワーク』の話は出てくるし、
カラオケでリリー・フランキーが
レミオロメンの『粉雪』歌うしと、
もう見どころいっぱい。
『ばらばら(星の源)』とか『東京(くるり)』とか
選曲もバッチシ。
あと、エンドクレジット。
ここまで凝ったものをぼくは観たことがないね」
(byえいwithフォーン)
※追加情報:
いまプレス見たら、やはりあのミュージカルシーンの元ネタは『(500)日のサマー』でした。
フォーンの一言「有名人がいっぱい出ているみたいなのニャ。」
※森山未來もスチャダラパーとライブでノリノリだ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
「ラムの大通り」のツイッター
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ラストは微妙ですが、盛り込まれているエピソードや、音楽と心の声と映像の見事なコラボにとっても楽しみました♪。
エンディングも凝っていましたね。
墨さんのアイコンが、とっても墨さんらしかったです(^^)。
一人カラオケ、7時間!
よく声潰れませんでしたね。
あのラストは微妙すぎ。
みゆきの感情の流れが掴めませんでした。
るみこサンにならって、
ひとりカラオケで、B'zを歌いまくりたいと思いました(笑)
ぼくはB'zは歌えませんが
それぞれにB'zみたいな曲があるんだろうな…
そんなカラオケシーンでした。
ああいう“重い”女性を演じさせると
麻生久美子はピッタリですね。