どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『陰影礼讃-国立美術館コレクションによる@国立新美術館』なのだ

2010年10月21日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<中華そば 活力屋>でランチをしたぼくらわ 国立新美術館10月18日まで開催していた<陰影礼讃-国立美術館コレクションによる>を見たのだ


4つの国立の美術館の 陰影にまつわる作品 洋画 素描 日本画 写真など170点を展示していたのだ

その中で もっとも惹かれた作品が 甲斐庄楠音が描いた<幻覚>という作品なのだ

↓こちらの画像が載っているのだ
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=150362&edaban=1

ぼくわ 妖しい魅力の女性にノックダウンだったのだ 着物わ くすんだ赤だけど 着物の様々な所に カラフルで小さな桜の花びらの模様があるし 緑の帯もキレイなのだ でも 腰の後ろにある はねた帯の裏の色が 黄色く見えて まるでシッポみたいだったので キツネが化けたかも?って思ったのだ


もう1つわ 杉本博司が撮った写真<光の教会(建築家:安藤忠雄)>なのだ

この写真を見て やっぱり 大阪に行ったときに 行くべきだったと後悔したのだ あの光の十字架を実際に目にしたいのだ


この展覧会わ もう終わってしまったけど 結構面白かったので また 国立の美術館が協力をして 別のテーマで開催してほしいのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立新美術館 <陰影礼讃-国立美術館コレクションによる> 終了しました

http://www.nact.jp/exhibition_special/2010/shadows/index.html





展示構成

1.影あるいは陰、そして描写

2.具象描写の影と陰

3.カメラが捉えた影と陰

4..影と陰が再考する現代

国立の4つ美術館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館所蔵の陰影にまつわる作品、洋画、素描、日本画、写真など170点が展示されていました。


気になった作品

29.平山郁夫 入涅槃幻想

金色に光る仏陀と、その光を受けて陰のように暗く写る16人の弟子が描かれ、仏陀、弟子ともシルエットのみで表情も分からず、タイトル通り幻想的になっている。


31.秋野不矩 土の祈り

↓こちらに画像が載っています。
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=150171&edaban=1 

インドの集落?タイトルの<土の祈り>とは、家の玄関前の壁に描かれている人、動物、神?のことではないか?地面の黄土の色が印象に残る。もしかしたら、以前見た作品かも?


56.東山魁夷 映象

↓こちらに画像が載っています。
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=2528&edaban=1 

闇夜で音が1つ聞こえない静寂の森。下半分の湖にに写り込んでいる森の姿が異世界のようで神秘的。


66.甲斐庄楠音 幻覚

↓こちらの画像が載っています。
http://search.artmuseums.go.jp/gazou.php?id=150362&edaban=1 

この作品をずっと眺めていると、ちょっとくすんだ赤い着物を着ている女性(舞妓、遊女?)が、奥にある影から現れたように思えてくる。ただ、この世のものと思えない妖しい女性は、美しい。

この作品を見たくて、この展覧会に行きました。


169.杉本博司 光の教会(建築家:安藤忠雄)

この写真を見て、大阪に行ったときに行くべきだったと後悔しました。この写真のような光の十字架をこの目でみたい。


4つの国立の美術館の所蔵の展示、思っていたよりも良かったので、今度は、別のテーマで開催してみても面白いかなぁ~と思いました。

甲斐庄楠音の<幻覚>をはじめ、京都国立近代美術館の所蔵の作品は、気になるものが多いので、いつか行ってみたくなりました。


本当は、この後、ゴッホ展を見ようと思ったのですが、<陰影礼讃>が思っていた以上に時間が掛かったので、次回に・・・。混んでなければいいのですが・・・。


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ました。

ありがとうございます。



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