<翁庵>でランチをしたぼくらわ 東京国立博物館に移動して 11月27日まで開催している<禅 こころをかたちに>の『前期展示』を見たのだ(※今わ 後期展示なのだ)
今回の感想も えこうに任せるのだ
東京国立博物館 <禅 こころをかたちに> 11月27日(日)まで
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1807
公式サイト
http://zen.exhn.jp/
作品リスト
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4688
展示構成
第1章 禅宗の成立
第2章 臨済宗の導入と展開
第3章 戦国時代と近世の高僧
第4章 禅の仏たち
第5章 禅文化の広がり
高僧の肖像、墨蹟、仏像、絵画、工芸など、全会期合わせて国宝22点、重要文化財102点を含む約240点を展示。私が見た前期展示は、約160点を展示していました。
気になった作品
52.蘭渓道隆坐像 重要文化財
瞳の金の部分が輝いて見え、解説によると、『瞳は、表面から水晶板を嵌め、水晶の裏には中心の黒い瞳から放射状に金の線を引き、虹彩を描いた独特の技法を用いている。』と書いてあった。
129.愚中周及像 重要文化財 ※展示終了
他の頂相(ちんそう)と違い、この頂相は、椅子は節だらけ、藁を編んだような靴で質素。ポーズも右上を上げていて頭に当てていているのも珍しいそうです。
愚中周及は、出世を望まず、質素な生活を送っていたそうです。
※頂相(ちんそう)は、禅僧の肖像画または肖像彫刻のことです。
197.白隠慧鶴 達磨図
1番最初に展示していた作品。
他の解説に書いてあったが、左上に書かれている「直指人心 見性成仏」とは、「真直ぐに自分の心を見つめよ。仏になろうとするのではなく、本来自分い備わっている仏性に目覚めよ。」との意味だそうです。
223.院吉・院広・院遵 宝冠釈迦如来および両脇侍坐像 重要文化財(※画像は、宝冠釈迦如来)
如来は、本来質素な格好をしているはずだが、当時の中国の流行を取り入れた為、このような宝冠を被った仏様になったそうです。
241.范道生 韋駄天立像
韋駄天は仏舎利を盗んだ魔王を追い駆けて取り戻したと言う俊足の神。手を合わせ、その手の上に剣を置いた全身黄色で、中国の武人のよう、この像を作った人は、長崎にいた中国の仏師だそうです。
242.范道生 十八羅漢坐像のうち 蘇賓陀尊者・羅怙羅尊者・賓頭盧尊者(※画像は、羅怙羅尊者)
3体展示していた中で、画像を載せた羅怙羅(らごら)尊者が良かった。自らお腹を開き、中から仏様が顔を出している。
246.伝牧谿 龍虎図 重要文化財 ※展示終了
双幅の掛軸で、左にトラ、右に龍を描き、ともに眼光が鋭い。龍は胴体の一部のみが描かれ、瞳には金を塗っている?トラは体を丸め、飛び掛かろうとしていた。
264.油滴天目 国宝
外側は銀色、内側の上の方は少し赤みがかって、底の方は青みがかって美しい。解説には、『国釉に現れた油滴と称される銀色の模様が神秘的』と書かれていた。
292.雪舟等楊 秋冬山水図 国宝 ※展示終了 (*写真は、以前、トーハクの常設展示で撮ったもの)
↓クリックすると拡大します。
304.狩野探幽 南禅寺本坊小方丈障壁画のうち 群虎図 重要文化財 (※画像は、一部分)
前期の時は、水を飲むトラが描かれていましたが、後期ではまた違った場面が展示しています。
私は、主に絵画を中心に見ましたが、禅と戦国武将の関係や、茶の湯など、いろいろのことを知ることが出来て良かったですし、素晴らしい作品を見れました、
あと、1週間ほどで終わってしまいますが、オススメだと思いますよ。
ブログ書くのが遅くなりそうですが、後期も見に行きました。
↓こちらが後期展示の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/4eb6a49394d06499e001ee86a80cd4e4
今わ もう展示してないけど 1階にわ チームラボの<生命は生命の力で生きている>が展示していたのだ(※今わ チームラボの違う作品が展示してるのだ)
↓ぼくが写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
まずわ 大木のような墨の一筆で書かれて 『生』の文字になるのだ
それから 雪が降り 春になり 梅などの花が咲き 青々とした葉が生え 画面の下部にわ 琳派のような水流が流れていくのだ
今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足なのだ
ありがとうございますなのだ