どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『杉本博司 ロスト・ヒューマン@東京都写真美術館』なのだ

2016年10月29日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 東京都写真美術館で 11月13日まで開催している<杉本博司 ロスト・ヒューマン>を見たのだ



今回わ ぼくが感想を書くのだ

東京都写真美術館 <杉本博司 ロスト・ヒューマン> 11月13日(日)まで

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2565.html

作品リスト
https://topmuseum.jp/upload/3/2565/sugimoto_list.pdf

https://topmuseum.jp/upload/3/2565/sugimoto_list_0903.pdf




東京都写真美術館が リニューアルして 初めての展覧会なのだ

3階わ <今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>が展示していて 33のシナリオがあって そのシナリオに合わせたインスタレーションになっていて そのシナリオわ 33人の著名人が代筆していて書いてあるのだ 

2階わ <廃墟劇場>と <仏の海>が展示していたのだ


気になった作品なのだ

まずわ 3階<今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>の展示から紹介するのだ

no.20の<ラブドール・アンジェ>なのだ

覗き込む窓のようなところから 杉本博司のジオラマシリーズの<オリンピック雨林>が壁に飾ってあって その前に 椅子に横たわるラブドールのアンジェがいて 人のいない世になったのに アンジェが 新たな人が来るのを待っているかのように見えて 寂しそうな感じがしたのだ

アンジェの肉筆わ ちょっと読みづらいので 作品リストに同じ文章が載っているので そちらで読んだ方がいいかも?なのだ


no.8の<美術史学者>なのだ

杉本博司の白黒の稲光の写真<放電場>が前面の壁に縦に2点と 後ろの壁に1点あって 前面の壁の前にわ お寺の木を使った台の上に<雷神>の像が鎮座しているのだ

前面の壁にわ 三角の隙間があって そこから光が漏れていて その光の稲光のように思えたのだ

ここのインスタレーションわ 雷神と<放電場>のお写真で すごくかっこよかったし 1時間に1回だけ 機械の放電も見れるのだ


no.2の<比較宗教学者>なのだ

杉本博司の<ラストサパー サンディ>わ 色褪せてというか ダメージを負っていて それが年月を経た感じに見えて 人類のいなくなった後の世の虚無の空間に思えたのだ

このブースにわ マリア像の絵画や 十字架のキリスト 赤ワインの空瓶などがあったのだ


3階のブースわ 33通りのシナリオで どれもあり得そうで 文章を読んでいて ちょっとゾクッとしたのだ・・・


2階のご紹介なのだ

<廃墟劇場>わ 9点あって 廃墟の劇場に映画を1つ流して 映画が終わるまで シャッターを開けっ放しにして撮ったものなのだ

作品の正面の床にわ 流した映画の簡単なあらすじが載っていて 廃墟の劇場のスクリーンが 白く写って輝いていて キレイだったけど 人がいない世で 機械(映写機)だけが動いている世界に思えたのだ


廃墟劇場の壁の裏にある<仏の海>わ ぼくらがすっごく見たかった作品で 三十三間堂の千手観音を撮ったものが9点展示されていたのだ

見ていると落ち着くとか 救われるような 荘厳な世界を 写真に収めているように感じて 人がいなくなった 仏の世界だと思ったのだ

あと この展示にわ <海景五輪塔>が1つ展示してあって 照明が当たって出来たプリズムがキレイだったし その<海景五輪塔>越しに<仏の海>を見るのも良かったのだ


<杉本博司 ロスト・ヒューマン>わ 3階から2階へと 展示を見ていくと 人がいなくなった世と いなくなって機械だけが動いている世界 そして 仏の世界 3つの世界を表現していたのかなぁ~ って思ったのだ

あと 2週間ほどで終わってしまうけど 東京都写真美術館がリニューアルしてから 最初の展示だし 見ていていろいろと考えさせる展示で オススメだと思うのだ


この後わ 美術館から恵比寿駅の方面に向かってある<アンティーカ・ピッツェリア・ダ・ミケーレ 恵比寿>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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