どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち@国立新美術館』なのだ

2009年03月30日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 六本木アートナイトへ行ってきたのだ



六本木アートナイトということで 28日わ 国立新美術館 サントリー美術館 21_21 DESIGN SIGHT 六本木ヒルズなど各地で色々な催しがやっていて しかも いつもより 遅くまで美術館が開館していたのだ

ぼくらわ 朝早くにお出かけして 10時にわ 国立新美術館へ着いたのだ
 

↑前撮った写真の使いまわしなのだ

1番最初わ 国立新美術館で 3月25日から開催した<ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち>を観たのだ

 

今回の展示わ こどもたちがテーマで 絵画だけじゃなく 彫刻 工芸品 女の子のミイラ 大きなタピストリーまで展示していたのだ

絵画でわ ティツィアーノが描いた<聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス>や ジャンヌ=フィリベルト・ルドゥーが描いた<少年の肖像>などが良かったのだ

ティツィアーノ 聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロムニス、聖マウリティウス

彫刻だと ジャン=バティスト・ドフェルネ<悲しみにくれる精霊>が印象に残っているのだ この彫刻わ 下から見ると 精霊が涙を流しているのが見えるのだ

あと 第2章に展示していた <台車にのったハリネズミ>と <台車にのったライオン>の2つのおもちゃを ぼくわ欲しくなっちゃったのだ 小さくて可愛かったのだ
 

ちょっと色々なものが てんこもりだけど こっちの<ルーヴル美術館展>も良かったのだ

でも 本音わ 上野の<ルーヴル美術館展>の方が好きなのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

国立新美術館 <ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち> 6月1日(月)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/louvre/

公式ホームページ
http://www.asahi.com/louvre09/



副題が<美の宮殿の子どもたち>ということで、子供たちに関する、絵画、タピストリー、彫刻、工芸品、少女のミイラなど200点以上が展示していました。

気になった作品 ※赤字は、特に良かったもの

10.胸をおさえる女性を表した小さな陶板 (古代オリエント部門)


41.シガルディ、本名ルイ=マリー・シカール 二人の若い娘を表したボンボン入れ (美術工芸品部門)


49.台車にのったハリネズミ (古代オリエント部門) 

子供のおもちゃです。


50.台車にのったライオン (古代オリエント部門)

NO.49と同じ、2つとも欲しい!!


68.マチュー・コワニー3世 封蝋入れ (美術工芸品部門) 


69.ジェルマン・シャイエ 封蝋入れ (美術工芸品部門)


70.原画:ジャン=バティスト・グールズ 嗅ぎ煙草入れ (美術工芸品部門)


74.ヘンリー・ピアーズ・ボーン 風景の中の少年の肖像 (素描・版画部門)
エマイユの作品。


75.ヘンリー・ボーン 原画:トマス・ゲインズバラ 子犬を抱く農民の少女 (素描・版画部門)
こちらも、エマイユ。

83.ジャン=バティスト・ドフェルネ 悲しみにくれる精霊 (彫刻部門)

下から顔を見上げると、涙を流しているのがわかります。うろ覚えですが、燃え尽きそうな松明は、命のはかなさを表している・・・?(←うろ覚えなので、間違っているかも?)


84.ジャン=フレデリック・シャル 生のはかなさへの思い (絵画部門)

作者の長女がモデル。4歳で亡くなったそうです。解説には、彼女の頭上を舞う蝶や、足元の散る花びらは、命のはかなさを暗示しているそうです。


85.ジャン=パティスト=ルイ・ロマン 無垢 (彫刻部門)


106.フランソワ=ユペール・ドルエ 三角帽をかぶったこども (絵画部門)


109.ジャック・トゥロン メグレ・ド・セリリー一家 (素描・版画部門)

エマイユの作品。


111.ジョシュア・レノルズ マスター・ヘア (絵画部門)


ぱっと見は、女の子?と思うのですが、解説によると、当時は、就学するまで女の子の服装で育てる風習があったそうです。


113.フェルディナン・ド・メス 若い女性と子供を表したボンボン入れ (素描・版画部門)


117.ジャンヌ・フィリベルト・ルドゥー 少年の肖像 (絵画部門) 

これも、NO,111と同じように、女の子?と思うくらいかわいかったですよ。


138.セーヴル製作所 ローマ王のカップ (美術工芸品部門) 

硬磁器。


142.シモン・ヴーベ 少女の肖像 (素描・版画部門)


143.ペーテル・パウル・ルーベンス 少女の顔 (素描・版画部門)


解説には、この作品は、ルーベンスの娘という説があるそうです。


167.子どものサテゥロス (彫刻部門)


174.ドニ・フォワヤティエ アモール (彫刻部門)


183.ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス (絵画部門)


解説に、アトリビュートが書かれていました。聖ステパノ・・・棕櫚の葉、聖ヒエロニムス・・・聖書、聖マウリティウス・・・甲冑姿。

聖母が以前観た、<うさぎの聖母>のよう。


185.アンドレア・デッラ・ロッピアの工房 幼子イエスを礼拝する聖ヨハネの皿 (彫刻部門)

施釉したテラコッタ。


あと、アンドレア・デッラ・ロッビアの工房の<幼子イエスを礼拝する聖母>も良かった。



いつもは、絵画ばっかり観ていたので、彫刻、工芸品、タピストリーなどの作品も観れるのはお得かなぁ。と思います。

工芸品などは小さいので、混雑すると見づらくなるかもしれないのでお早めに・・・。あと、単眼鏡も必要かも・・・。

ちなみに、今回の音声ガイド、おひょいさん(藤村俊二さん)でしたよ。


巡回情報

国立国際美術館 6月23日(火)~9月23日(水)


この後わ 国立新美術館からすぐ近くにある<旅籠>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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