どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『「美を結ぶ。美を開く。」1 夢に挑む コレクションの軌跡@サントリー美術館』なのだ

2011年05月26日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<倉俣史朗とエットレ・ソットサス展>を見たぼくらわ 今わ 終わってしまっているけど サントリー美術館で開催していた<開館50週年記念「美を結ぶ。美を開く。」1 夢に挑む コレクションの軌跡>を見て来たのだ



今回展示していた作品の すべてが サントリー美術館所蔵の作品で 前に見て いいなぁって思った作品との 再会が嬉しかったのだ

ぼくが気になった作品を 数点ご紹介するのだ


<薩摩切子 藍色被船形鉢>なのだ


船の形をした切子で 巴のマークと コウモリを象ったものをいれた デザインが いいのだ 照明に照らされて写る 色つきの影もキレイだったのだ


エミール・ガレ<ランプ「ひとよ茸」>なのだ


えこうわ 見たことがあったようだけど ぼくわ 初めて見れたのだ 1メートルくらいある 大きなランプで 明かりが点いた状態で展示していたのだ 出来れば 時間によって 明かりが点いたり 消えたりの状態で見たかったのだ


あとわ 伝 尾形光琳となっていて 重要美術品<秋草図屏風>も良かったのだ


上の画像だと 分からないけど 白い花にわ 胡粉を盛り上げて 描いていて 花びらが 3Dのように飛びだしているようだったのだ


この展覧会を改めて見て サントリー美術館わ 良い作品を所蔵していることが分かったのだ

今回念願が叶って 初めて見れた<ひとよ茸>を 北澤美術館から借りてきて 見比べをしたいと思ったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


サントリー美術館 <開館50週年記念「美を結ぶ。美を開く。」1 夢に挑む コレクションの軌跡> 終了しました

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/11vol02/index.html




展示構成

序章 コレクションの誕生-ゼロからのスタート

第1章 漆工-暮らしに寄り添う器たち

第2章 日本のガラス 朝倉コレクションを中心に-世界に誇るガラスコレクション

第3章 屏風と御伽草子-暮らしを彩った絵画

第4章 陶磁器の世界-彩り豊かな皿や器たち

第5章 染織とファッション-小袖・能装束・沖縄の紅型

第6章 ガレと世紀末のガラス-光と色のジャポニスム

第7章 琳派と茶道具-組合せの美

第8章 新収蔵品初公開-雪舟から若冲まで

サントリー美術館所蔵の名品162点を、3期にわたって展示していました。


気になった作品

9.朱漆塗矢筈札紺糸素懸威具足

胴の上の方に○に中に豊の字があった。解説によると『豊臣秀吉の甥の秀次所用だと伝わる。』と書かれていました。


38.柴田是真 五節供蒔絵手箱

蓋の毬の意匠が美しく、表現方法の名前を忘れてしまったが、毬の一部に緑色に輝くものがあった。


39.薩摩切子 紅色被皿


切子のグラデーションも美しいが、展示台に写る色つきの影も美しかった。


41.薩摩切子 藍色被船形鉢


解説には、『吉祥文の「蝙蝠」と「巴」文が彫られた船形鉢。類品の箱書に「お菓子入れ」とあるため、茶道具としても使われたと推測される。』と書かれていました。


56.伝 尾形光琳 秋草図屏風 <重要美術品>


解説には、『画面両端には、「緒方」および「澗声」の印がみられることから、尾形光琳の作だと伝えられる。』と書かれていました。菊の花を「胡粉」で盛り上げていて立体的でした。


70.鼠草子絵巻

ネズミと人間の姫君が結婚する物語で、ネズミだとばれて別れるしまうのですが、擬人化したネズミがたくさんいて面白かったです。


108.流水花束模様小袖 浅葱紋絽地


素地の浅葱色も涼しげで、桜、菊、萩、牡丹が装飾されていて華やかな小袖。


121.エミール・ガレ ランプ「ひとよ茸」


解説には、『元々は、ダイニングの四隅を飾るために発注されたうちの1点。』と書かれていました。ランプの明かりは、点いた状態で展示してあったが、暗くなった状態でも見たかった。


122.エミール・ガレ 脚付杯「蜻蛉」


解説にも書いてあったが、蜻蛉が化石のようにくっついているようになっている。


128.書/本阿弥光悦 画/俵屋宗達 蓮下絵百人一首和歌巻断簡

金泥、墨、銀泥?で描かれた簡素な蓮が美しい。


142.野々村仁清 色絵鶴香合


丹頂鶴の姿をを象った小さい香合で、可愛らしい。


157.棲鸞園画帖

15人の著名絵師が絹本に描いたもの。私が見たときは、11~15図が展示でした。中でも良かったのは、第一一図の岸岱の<虎図>と、第一四図の森狙仙の<竹に雀図>です。岸岱のトラは、もそっとした感じで、ちょっとクマっぽくて良かったですし、森狙仙のスズメは、月越しにポーズをとったように正面を向いたスズメが可愛かったです。


今回の展示品すべてがサントリー美術館の所蔵で、やはり良い作品をたくさん持っているんだと思いました。展示品は、だいたい見たことがある作品が多かったですけど、嬉しい再開が多くて楽しかったです。


この後わ 渋谷に移動して もう終わってしまったけど Bunkamura・ミュージアムで開催していた<シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展>を 再度見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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