どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった@国立新美術館』なのだ

2010年12月21日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

<駄菓子屋>でランチを食べたぼくらわ 国立新美術館12月20日まで開催していた<没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった>を見たのだ



ゴッホ展となっているけど ゴッホ以外の作品も30点ほど展示してあったのだ(ゴッホの作品わ 油彩画36点と 素描・版画32点あったのだ)

やっぱり 良かったと思うのわ ゴッホの作品が多かったのだ その中でも 特に良かった ゴッホの作品を数点 ご紹介するのだ

最後の方に展示していた<アイリス>なのだ


これわ 色が強烈に 目に飛び込んできたのだ この作品を見ていると なんか凄いパワーをもらった気がしたのだ


<ヒバリの飛び立つ麦畑>もいいのだ


これわ 風を感じる絵なのだ 麦の穂や 空と雲がいいのだ


<灰色のフェルト帽の自画像>も印象に残ったのだ


この絵わ 宗教画のように思えたのだ その理由わ ゴッホの背景の点描が 円を描いているように見えて 光輪のように思えたからなのだ


ゴッホ展わ 会期末に行っちゃったから 混雑してたけど いろんなゴッホの作品が見れて良かったのだ 色々見ていて思ったけど ゴッホがパリに行ってからの作品が好きだと 再発見出来たのだ

東京会場わ 終わっているけど 福岡と 名古屋に巡回するのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立新美術館 <没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった> 終了しました

http://www.nact.jp/exhibition_special/2010/gogh/index.html

↓※巡回先(名古屋)のHPですが、こちらに詳しく載っていました。
http://event.chunichi.co.jp/gogh2011/index.html




展示構成

1.伝統-ファン・ゴッホに対する最初期の影響

2.若き芸術家の誕生

3.色彩理論と人体の研究-ニューネン

4.パリのモダニズム

5.真のモダン・アーティストの誕生-アルル

6.さらなる探求と様式の展開-サン=レミとオーヴェル=シュル=オワ―ズ

ゴッホの油彩画36点、素描・版画32点、ゴッホ以外の油彩画31点、版画8点、その他関連資料16点を展示していました。


気になった作品(作者名のないものは、ゴッホが描いたもの)

65.セーヌの岸辺

解説に書いてあったのですが、川岸の土手の白い絵の具の連なりや、左上の雲の表現は、意図的に付けられた指(指紋)痕跡が認められる。


66.ヒバリの飛び立つ麦畑


揺れる麦の穂、空と雲の筆致に躍動感を感じる。風が見える絵。


67.マルメロ、レモン、梨、葡萄


黄色と黄土色、似たような色で描かれていた作品で、ゴーギャンは「黄色い静物画」と呼ばれたそうです。額縁もゴッホがやっているそうです。


71.アルフレッド・シスレー モレのポプラ並木

作品全体が、明るい色彩で陽の光に包まれているようで好きな作品。山形美術館に寄託している作品なので、また見る機会がありそう。


79.灰色のフェルト帽の自画像


ゴッホの後ろの背景の点描が光輪のように見えるので、聖人のように見えてくる。


86.糸杉に囲まれた果樹園


なんとなくだが、日本の風景のように思えた作品。ゴッホは、日本を思い描いてこの作品を描いたのかも?


89.アルルの寝室


前に見たオルセー美術館の作品より、こちらの方が色彩が明るいようだ。春や夏の時期に描いたように思える。オルセーの方は、冬に描かれていたように思えてくる。

↓こちらは、以前見た、オルセー美術館所蔵の<アルルの寝室>(※展示していません。)



111.サン=レミの療養院の庭


照明の影響だと思うが、油絵の具が光に照らされ、庭の木々がキラキラしていた。


あと、<種をまく人>や、<アイリス>も良かった。

種をまく人



アイリス



今回、ゴッホの作品をいろいろ見て思ったのですが、もし、ゴッホが60歳や70歳まで生きていたら、どんなふうに作品が変化していったのだろうって、思い浮かびました。

亡くなって、100年後には有名になったけど、生きている間に有名になってほしかったような気もします。


巡回情報

九州国立博物館 2011年1月1日(土)~2月13日(日)

名古屋市美術館 2011年2月22日(火)~4月10日(日)


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ました。

ありがとうございます。



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