<サヒファ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたぼくらわ 国立新美術館に移動して 8月22日まで開催中の<オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展>を見に行ったのだ
ぼくが気になったルノワールの作品なのだ
初来日の<ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会>なのだ
ムーラン・ド・ラ・ギャレットの庭が描かれているそうなのだ 庭を描いているから 光と影の色の違いも面白いし 画面中央の右にいる 後ろ姿の座っている男性なんかわ 木々の隙間から漏れる光なんかがいいのだ
近景の人たちだけでなく 遠景に描かれている人たちも楽しそうに感じるし 人々の楽しそうな声も聞こえてきそうな感じに思えるのだ
なんとなくだけど どこを切り取っても 作品として成り立つような気がしたのだ
あと 近くに展示していた ジャンの映像(映画)の<フレンチ・カンカン>や <恋多き女>とかわ ムーラン・ド・ラ・ギャレットの雰囲気に近いのかなぁ~ って思ったのだ
<都会のダンス>と <田舎のダンス>なのだ
ともに来日するのわ 45年振りだそうなのだ
ぼくわ 2010年に開催した<ルノワール 伝統と革新>で <ブージヴァルのダンス>を見ているから これで ルノワールのダンス3部作を制覇出来たのだ
<都会のダンス>わ 上品で優雅で 夢の一場面の用って思えて 理想の2人って感じがするし <田舎のダンス>と比べると 色がふんわりした感じに見えたのだ
<田舎のダンス>わ 日常の幸せのひとこま という感じで 人物の描写がしっかりと描かれていたのだ
ちなみに <ブージヴァルのダンス>の作品わ 8月21日まで名古屋ボストン美術館で展示中だそうなのだ
<ピアノを弾く少女たち>なのだ
印象派の画家で 最初に国家買い上げになったそうなのだ
同じ構図で 6点ものヴァージョンがあるそうなのだ ぼくらわ この作品が初めてで 他の5点の作品を見たいと思ったし 出来ることなら 6点同時に見たいのだ
パステルで描かれた<手を組んで座るブルネットの少女の肖像>なのだ
白っぽいブラウスを着ていて おでこの上でぱっつん髪のキレイな少女なのだ
目鼻立ちがはっきりしているからか 少女な野に大人びた印象を受けるし なんとなくだけど オードリー・ペップバーンに似ているかも? って思ったのだ
初来日の<ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会>わ もちろんだけど ダンス3部作の2点や <ピアノを弾く少女たち>など 見応えのあるルノワールの作品がいっぱいあったのだ
この展覧会わ すごくオススメだし 巡回わ ないみたいで 会期も長めなので 夏休みとかに 見に行くのもアリだと思うのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
国立新美術館 <オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展> 8月22日(月)まで
http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/renoir/
公式サイト
http://renoir.exhn.jp/
展示構成
Ⅰ.印象派に向かって
Ⅱ.「私は人物画家だ」:肖像画の制作
Ⅲ.「風景画家の手技(メチエ)」
Ⅳ.“現代生活”を描く
Ⅴ.「絵の労働者」:ルノワールのデッサン
Ⅵ.子どもたち
Ⅶ.「花の絵のように美しい」
Ⅷ.≪ピアノを弾く少女たち≫の周辺
Ⅸ.身近な人たちの絵と肖像画
Ⅹ.裸婦、「芸術に不可能な形式のひとつ」
ルノワールの作品は80点ほどで、息子のジャンの映像や、他の画家の作品なども合わせて103点を展示していました。
気になった作品(※作者名のないものは、ルノワールの作品)
2.陽光のなかの裸婦(エチュード、トルソ、光の効果)
4.ジョルジュ・アルトマン夫人
夫人の着ている黒のドレスや、奥のピアノなど、ルノワールは黒の使い方が上手いと思った。
8.クロード・モネ
15.横たわる半裸の女性(ラ・ローズ)
18.イギリス種の梨の木
写真で言うなら、ピンボケのような風景?木々の葉が揺らめいているからか、このようなぼやけた感じに見える。
20.シャンロゼーのセーヌ川
セーヌ川に浮かぶ芦?がなびく気持ちの良い風景。明るい色彩で新緑の季節のように感じた。
25.ぶらんこ
解説には、こう書かれています。
『制作の舞台となったのは、当時ルノワールが借りていたモンマルトルのアトリエの裏手に広がる庭。流行のドレスに身を包み、ぶらんこに乗る少女ジャンヌは、画家のお気に入りでのモデルでした。紫がかった青と、木洩れ日が織りなす美しい日常のひとこま。1877年の第3回印象派展に出品され、話題を呼びました。』
たしか、2008年の<ルノワール + ルノワール展>でも見て、今回で2回目。
27.ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会
解説には、こう書かれています。
『画面手前で私たちを絵のなかに招き入れるのは、ルノワールに頼まれてモデルをつとめた、モンマルトルに住むお針子や画家仲間たち。一方、奥にひしめく群衆は、空間の広がりを与えています。楽団が奏でるポルカの音楽や笑い声、ざわめきまでも聞こえてくるようです。ルノワールは、人々の生きる喜び、着飾った姿、彼らを包む光を、かけがえのない「歴史の1ページ」として、この絵に結晶させました。』
36.フィンセント・ファン・ゴッホ アルルのダンスホール ※画像追記
少し薄暗い感じがするダンスホールで、人の顔や明かりが薄暗い黄色で描かれて、良い雰囲気。人物はベタ塗りのようで、浮世絵的にも思えた。
41.ジュール・シェレ 狂気と陽気
パステルで描かれた作品。手前に描かれいるピンクの二人が陽気で、奥に描かれている闇から出てくるような3人がきょう
ポスターの下絵のような気がするが、マンガの1場面のように思える。
45.ジェームス・ティソ 夜会 あるいは 舞踏会
47.田舎のダンス
解説には、こう書かれています。
『≪田舎のダンス≫でポーズをとる木綿の晴れ着姿の女性は、ルノワールの生涯の伴侶となるアリーヌ・ジャンゴ。≪都会のダンス≫でシルクの夜会服をまとうシュザンヌ・ヴァラドン』は、のちに画家ユトリロの花となり、自身も画家として活躍しました。背後から浮かび上がるような人物やドレスの描写からは、ルノワールが印象派を越える表現へ進もうとしていたことがうかがわれます。』
この作品も、2008年の<ルノワール + ルノワール展>でも見て、今回で2回目。
48.都会のダンス
ダンス3部作の中で、未見の作品だったので、念願が叶いました。
63.母性 あるいは 乳飲み子(ルノワール夫人と息子ピエール)
息子にお乳を与えているルノワール夫人、ふっくらしているので、より母性が強く感じる。全体的に色を淡く仕上げていた。
少しアングルが違うかもしれないが、同じような格好をしている作品を閉館してしまった青山ユニマット美術館で見たことがある。
65.ジュリー・マネ あるいは 猫を抱く子ども
ベルト・モリゾとウジェーヌ・マネの娘、ジュリー・マネが9歳の時に描かれたそうで、ジュリーは、この作品を生涯手放すことはなかったそうです。
2014年の<こども展>でも見ていて、嬉しい再会。
68.幼少期のフェルナン・アルファン
赤の背景に、セーラー服(水兵)を着ている凛々しい少年。
69.ガブリエルとジャン
71.道化師(ココの肖像)
81.ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル
93.横たわる裸婦(ガブリエル)
94.大きな裸婦 あるいは クッションにもたれる裸婦
他にも<ポール・ベラールの肖像>や、デッサンの<水のほとりの3人の浴女>も良かった。
オルセーとオランジュリーに、これだけ素晴らしいルノワールがあるなんて・・・。早めに見に行って、いろいろ満喫出来て、大満足でした。
会期が長いですが、素晴らしい作品も多く、会期末にはきっと混雑すると思うので、お早めにご覧になった方がいいと思いますよ。
あと、快適にご覧になりたいのなら、自分の見るペースを考えて美術館に入り、閉館30分前くらいにすべてを見終えて、再度見たい作品を行くと、きっと見やすくなっていると思いますよ。
この後わ 麻布十番に移動して<浪花家総本店>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ
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