どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『画鬼・暁斎-KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル <後期>@三菱一号館美術館』なのだ

2015年08月11日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<カーンケバブ・ビリヤニ>でランチをしたぼくらわ 三菱一号館美術館に移動して 9月6日まで開催している<画鬼・暁斎-KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル>『後期展示』を見たのだ



前期展示も見たんだけど 20点ほど展示替えがあったので 再度見に行ったのだ

↓前期展示の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/d89fc65bfd71c608422aa4d50147be79



今回わ 感想が丸かぶりなので えこうに任せるのだ

三菱一号館美術館 <画鬼・暁斎-KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル> 9月6日(日)まで

http://mimt.jp/kyosai/

作品リスト
http://mimt.jp/kyosai/list.pdf




展示構成

Ⅰ章 暁斎とコンドルの出会い 第二回国勧業博覧会

Ⅱ章 コンドル-近代建築の父

Ⅲ章 コンドルの日本研究

Ⅳ章 暁斎とコンドルの交流

Ⅴ章 暁斎の画業
Ⅴ-1.英国人が愛した暁斎作品初公開 メトロポリタン美術館所蔵作品
Ⅴ-2.道釈人物画
Ⅴ-3.幽霊・妖怪画
Ⅴ-4.芸能・演劇
Ⅴ-5.動物画
Ⅴ-6.山水画
Ⅴ-7.風俗・戯画
Ⅴ-8.春画
Ⅴ-9.美人画

河鍋暁斎は狩野派と浮世絵師の技量と精神を合体・止揚された異色の絵師だそうで、その暁斎と弟子でもあったジョサイア・コンドルとの「二人展」で、展示替えも合わせると135点を展示。うち、約20点は展示替えがありました。


気になった作品

50.河鍋暁斎 羅漢に蛇図

満月を背にして、ギョロっとした目でヘビを睨む羅漢さんと、口を開き、羅漢さんを威嚇する小さいヘビが対峙ずる構図となっている。なぜか、ヘビに耳が付いていた・・・。

羅漢の衣の線が良かったし、羅漢の傍の鉢に入っている白い蓮の蕾が荒々しさを和ませる。


51.河鍋暁斎 浦島太郎に鶴と亀図

左に、月夜に現れた蓑亀、中央には、左側から首のみを出す鶴と日の出、右に、曇り空の中、舟を漕ぐ浦島太郎の三幅対の掛軸で、ともに背景は水の場面。鶴は千年、亀は万年というから、この3点で浦島太郎の不老長寿を表しているのかも?と思いました。


105.河鍋暁斎 群猫鯰図

木の上から、7匹のネコが画面下にいるナマズを狙っている。せーので一斉に飛びかかりそうな感じで、しかも食べたい感じを出すために、猫は舌を出しており、ユニークだった。


106.河鍋暁斎 蟹の綱渡り図


カニが綱渡りや、三味線を弾いたり、太鼓をたたいたり、宴会をやっているみたい。まるでカニが擬人化したかのような作品で、見ていて面白い。


128.河鍋暁斎 閻魔と地獄太夫図

豪放な感じの閻魔様が、衝立の中にいる地獄太夫を覗いている。地獄太夫は、少し疲れた感じに見えた。


135.惺々狂斎画帖(三)



あと、通期展示ですけど、メット(メトロポリタン美術館)所蔵の<うずくまる猿図>、<蛙を捕まえる猫図>、<木菟図>なども良かった。


暁斎の作品、前と感想が一緒ですけど、見ていて楽しかったです。

私が見に行った時、思っていたよりも混んでいたので、気になっている方は、お早めにご覧になった方がいいと思いますよ。


この後わ 神田に移動して ぼくらのお気に入りのお店の<鮮魚らーめん 五ノ神水産>でディナー(夕食)を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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