今朝、コンビニに寄ったときのことだ。
いつものようにホットコーヒーを
買うべく、レジに持っていったときに
店員さんから声をかけられた。
「今から仕事ですか?」
当たり前だろう。
黒のスーツに身を包み
今からマラソンに行く奴が
おるもんか。
変に愛想にいい店員やな
と、思いながら
「そうや」と生返事をして
買ったコーヒーを持って立ち去ろうとすると、
「行ってらっしゃい、doironさん」
と言うではないか。
およよ、と思って
振り返って店員をよくみると、
近所の幼馴染の奴の息子だった。
普段はあまり顔を合わすこともないので
すぐには気がつかなかったんだな。
最近こういうことが実はよくある。
街を歩いていると
突然茶髪にピアスの若者が
「こんちは!」と挨拶をしてくる。
しばらく誰かわからなかったが
どうも村の祭りに来ている
若者のようであった。
こちらは、祭りの時にはだんじりの前に載って
うちわをかざしながら
「行け~~!」とはしゃぐおじさんだし
盆踊りにゃ、時々司会をしてたりするから
顔を知られているのだが
向こうのことはいちいち覚えちゃいないので
こんな風に、見知らぬ若者に
丁寧に挨拶されるみたいな奇妙な出来事が
起こるわけである。
今年は、年番長なので
ますます、見も知らぬ若者たちに
頑張って動いてもらわねばならない。
この傾向はもっと顕著になっていくんだろうな。
ますます地元じゃ、悪いことは
出来なくなってしまうわけだ。
(わ、悪いことなんて、し、しませんけど)
芸能人の気持ちがわかるわ
なんて家でそのことについて話してたら
ミセスdoironが
「芸能人てわけでは決してないが、
私はひっそり暮らしたいのになあ」だって。
先日はこんなこともあった。
スーパーで夕餉の食材を買って
袋に詰めているときだ。
横で、袋詰めをしている女性に
間違いなく見覚えがあった。
名前はすぐには出てこないけど
間違いなく顔見知りである。
これは挨拶しなくてはと思い、
「こんにちは~」と挨拶すると
向こうは「は、はあ」と怪訝な様子。
ま、急に声をかけたから驚いたんだろうと
思いつつ、帰り道、誰だったかなあと
ずっと考えていたのだが
出てこない。
「ま、いいか。また近所であったりするだろう」と
いうことで、そのことは
すっかり記憶から消えていた。
そしたら1週間後くらいだったかなあ。
出勤しようと、車を走らせていたら
隣町あたりを走っているときだ
前からチャリンコでやってくる人の顔をみてびっくり
このまえスーパーで挨拶した
その人ではないですか。
そうです、通勤時にちょくちょく顔を
見かけていたから
知り合いだと勝手に勘違いしていたんですね。
そりゃ向こうはわからんだろう。
こちらは車中の人である。
それにしても、
見知らぬ人に挨拶され
見知らぬ人に挨拶をしてしまうなんて、
こんな風に顔が広まるってのは
逆に肩身が狭くなるもんなんですな。
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