ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

交通違反

2006年02月27日 23時44分22秒 | 最近の出来事
先日、運転しながら仕事のことで携帯をしていた時のことだ。
チラッとみたバックミラーに
黒塗りのイカついKラウン。
携帯の会話が込み入った話だったので、
たらたら運転してて
その筋のコワイおニイさんの逆鱗に触れては行けないと
走行車線から追い越し車線に車線変更したところに、
後ろから迫ってくる別の車があった。
だからといってまた黒塗りの前にもどるのも何だからと、
スピードアップ。
そのとき丁度携帯での話も終わったので、
携帯を置いて後の車と距離も開いただろうと
バックミラーをみると
今度は赤いランプがチカチカしているではないですか。
おまけに、スピーカーで何か言ってはる。

「前の車、左によって止まってください」

えっ?前の車って他には誰も居ないよ。僕のこと?
てことはその黒塗りは覆面?
あちゃー、携帯してたのがばれたか。
仕方なく、指示通り路肩に寄せて停車したら、
黒塗りから降りてきたのは若い警官だった。
「ご主人さん、免許証持ってちょっと後ろの車にきてください」と
ぬかす、いやおっしゃるので、
携帯していたのをビデオにでも撮っていたのかと思いながら
しぶしぶ黒塗りの後部座席へ。
交通取締りの番組で、
僕が飲酒運転だったら、
顔にぼかしが入れられ、
声もけったいな声に変えられるシチュエーションやなと思いながら
運転手の警官が話してくるのを待っていた。
「ご主人さん、ちょっとスピード出てましたねえ。これ見てくださいよ」
と示されたメータには「69」の文字が。
え~、スピード違反?
でもそんなんメーターの誤差範囲と違うん
と、変な声で抗議しようとしたら、
絶妙のタイミングで
「ここ50km制限なんですよね」ときた。

が~ん、が~ん、が~ん。

頭の中で、星飛雄馬のようなショックの響きがこだました。
携帯の違反やと思ってたら
思わぬスピード違反
まるで、チャックが開いてるだけだと思っていたら、
パンツもはいていなかった時のような気分だ。
(そんな変な経験はないけどね)

「冷静な警官の言葉に、
違反をしたこのおニイさんも
すっかり観念した模様だ」
というテレビのアナウンサーの声が聞こえてきそうだ。
いかんなあ、テレビの警察ドキュメントの見過ぎやなあ。
まあ、飲酒運転や無いのが救いじゃと
変に納得することにした。

調書を取られながら、
かなり読みにくい自分の名前の読み方を
「ロバートです」って言ったり、
職業を聞かれた時に
「マラソンランナーです。いつもスピード違反に憧れていました」
と答えたり、
はたまた
「どこへ行かれるつもりでしたか」って聞かれたときに
「僕はいつもゴールに向かって走っているんです」
って答えたらよかったなあと今になって
考えたらかなり惜しいことをした。
こんな経験あんまりないんやから
もっと楽しめばよかったなあ。
まあこっちには携帯していたという負い目も有るから、
あんまし逆らってそのことまで追求されても困るので、
仕方なく素直に答えてしまったというのもあるんやけどね。
人間、負い目があったらいけませんな。
堂々と生きなきゃね。

それにしても12000円は痛い。

地デジ、その後

2006年02月26日 18時58分17秒 | 生活
今日は雨の休日。

家で静かに過ごそうとテレビを見ていた。
2011年にTV放送がアナログからデジタルにすべて切り替わり、
従来のテレビでは受信できなくなる
というニュースというかお知らせを今日も流していた。
かなり、強引な移行だと思うが、
それだけのスピードで世間のIT化が進んでいるから、
じっくり浸透などという悠長なことは言ってられない
ということなのだろう。
現代日本文化の根源、
情報発信の最先端ともいえるTVというメディアを使って、
無理やり国民を引っ張っていこうとするのだから、
きっとその先のビジョンがある筈。
僕だったらその辺のところをもっと宣伝するけどなあ。

はやりの女子アナを登場させて、
今日もせっせと周知番組をしていたけど、
そのあたりのことは何も言わないなあと思いながら見ていた。
そして、見ていてふと思ったことが
僕の脳みその一部をチクチクっと刺激しはじめた。
それは、すべてデジタル化された後のアナログTVの画面には
どんな映像が映るのだろうかということだ。
アナログ放送が終了するのは7月
24日らしい。
う~ん、皆生トライアスロンの頃やなあ。
その日の夜は各局ともアナログ放送終了の特別番組を放送しているだろう。
テレビ放送が始まってから今日までの映像の歴史を流したりしながら、
時間が近づくにつれカウントダウン。

3、2、1、ザアー

と画面が消えてしまうのだろうか。
ま、しばらくは字幕が出るやろうね、
「アナログ電波による放送は終了しました。
番組をご覧になりたい方は
デジタルチューナーをご利用ください」
なんてね。
それにしても、
画面に何も映らなくなったテレビって悲しいなあ。
いつの間にか寝てしまっていて、
夜中に目が覚めたらザアーってなってたときみたい。
でも、その時以後は朝になってももう二度と画像が映ることはない。
まるで、全面核戦争後に誰もいなくなった地球のような、
寂寞のノイズがただ流れ続けるだけなんて。
考えてたら悲しくなってくるんやけど、
これはいったいどこから来る感情なんでしょう。
アナログノイズの中に時々ぼんやり人の顔が映ったり、
かすかに泣き声が聞こえてくるなんて
ホラーも生まれそうやねえ。
今、使っているテレビでも、
デジタルチューナーをつければ
地デジは見ることが出来るのだが、
果たして5年後、
テレビ、チューナー、パソコンの図式も大きく変わっていて、
テレビでインターネット、
パソコンで録画(これらは今もできる)
など、家電はひとつにまとまっていくのかもしれないな。

あ、また脳みそがチクチクしてきた。

そしたら、テレビ、電子レンジ、湯沸し、炊飯ジャー付き冷蔵庫なんて出来るかも。
あかん、キリがない。
今日はこれくらいにしといたろ。

キャッチコピー

2006年02月24日 22時06分31秒 | 仕事

仕事柄、
雑誌のグラビアやポスターを見た時に
一番最初に目が行くのがキャッチコピーだ。
その作品で伝えようとしていること、
それを短い言葉で言い表そうとするとこうなるのかと
感心しながら眺めたりするのは、
僕の数少ない静かなリラックスタイムのひとつだ。
(職業病とも言えるかな)
たまに電車に乗ると
ポスターをしげしげと眺めてしまう。
JRのポスターはさすがに能力の高いプロが携わっているのだろう。
見ているとほんとに旅に出たくなる。
そうそう
昔、大学の頃山登りの同好会に入っていてね、
僕が4年の時に作った会員勧誘のポスターの言葉が、
10年ぐらい後に久しぶりに大学を訪ねた時にも
ポスターにそのまま使われていて、
うれしかったことがあったなあ。
今でも覚えているそのコピーは、

「風のささやく高原で 
  せせらぎの心地よい渓谷で 
   ふと立ち止まった時間を 
    何に使うかは あなたの自由です」

最近は、
そのあたりの脳細胞を仕事に使っている。
チラシやポスターのタイトル、
パンフレットの副題
さまざまな資料のコピー製作をする。
これは、製作課程がちょっと面白い。
資料を読んで、
また絵を見て言葉をつむぐのだ。
印象を言葉にする過程で、
発想の出発点をどんどん変えることで、
見る側面をがらっと変える。
上から下から、
表から裏から眺め尽くすわけだ。
これは、脳の柔軟性を鍛えるのに
とても有効な方法だと思う。
任天堂DSと違って安上がりの脳トレーニングなわけだ。

このブログのタイトル
「ハブ ア ナイス doi!」も僕のお気に入りのひとつ。
ここにたどり着くまで
「ランニング ドイアリー」
(ダイアリーのもじりです。念のため)
とか、
「いったいどこのドイクン」
なんてのも考えたんですよ。
まあ中でいっちゃんベタでないのを選んだつもりなんですがね。
最近はどこかで無断に使われたりしないかと少し心配しています。
別に実用新案を取得しているわけでもありませんが、
無断使用を見かけた人はご一報くださいね~。

おっと、忘れるとこだった
「荒川静香選手、おめでとう金メダルトリノ~」
最悪のコピー見本です。スンマソ


音楽と映像

2006年02月24日 00時51分09秒 | 音楽

体調を整えるため
トレーニングをひかえて体を休めている今の間に、
iPodに新しい曲をため込んでおこうと
せっせとTUTAYAに通っている。
最近、ランキングの棚を支配しているのが

倖田來未

12週連続新曲をリリースするという、
とてつもないことをしており、
曲名を憶える前にもう次の曲が出るという状況になっている。
だから、良い曲なのかそうでないのか、
世間の評判をチェックするヒマもなく
次々とリリースされてくる。
そんな彼女の勢いに気圧されて、
他のアーティスト達も
今はおとなしくしている方が得だとばかりに
曲を発表しないで、
ヒットチャートを静観しているようにさえ思える。

また、
いつしか新曲にはPVが欠かせない時代になっており、
そんな時代も彼女の才能の後押しをしているね。
音楽が映像を連想させ、
映像が音楽を連想させる。
いまや、音楽は耳だけではなく
目でも感じる時代。
歌は世に連れ、世は歌に連れって言葉があったけど、
さしずめ

歌は絵(映像)に連れ、絵は歌に連れ 

ってとこやね。

音楽の趣向はガラっと変わるのですが、
最近興味のあるのが、
現代音楽の天才作曲家といわれる武満徹の音楽だ。
没後10年を機に
各地でコンサートが開かれ、
新聞雑誌の音楽コラムにも
彼の天才振りをたたえる文章が頻出している。
ある評論家は、
緊張と緩和を主体とする名曲群とは一線を画した技法に貫かれた
彼独特の音楽感について書いていた。
実は、僕は彼の音楽を、
1曲を除いてはまったく知らない。
その1曲というのも、
曲の名前すら知らない。
では、なぜ彼の音楽に興味があるのかというと、
その1曲を映像で覚えている。
名前もストーリーも憶えていない
NHKドラマの中で、
山口瞳が下町を訪ね歩くシーンがあって、
その時に流れていたのが武満徹の曲だった。
その時のドラマの最期に流れるテロップで、
初めてみたその作曲家の名前
「たけみつ とおる」を
最近まで「むま とおる」と
勘違いして憶えていたので記憶に残っているけど、
ほんとにドラマの名前すら憶えてないのに
作曲家の名前だけそうして憶えていたのだから、
よほどそのときの曲が印象に残ったんでしょう。

今や、日本の音楽史は
彼抜きでは語れないだろうというほど、
稀有な才能を持った作曲家だったということは、
今はなんとなくわかっている(つもり)。
だから、通の人にこの話をすれば、
「ああそれは○○という曲ですよ」と
即座に答えが帰ってくるのかもしれない。
でも、それじゃあ面白くない。
手当たり次第に彼の曲を聞いていって、
突然その曲に巡り会ってみたいのです。
もしかしたら、それを聞いた時に
そのドラマのタイトルを思い出すかも知れないじゃないですか。
そんな音楽との出会いも面白いなあって、
TUTAYAのレンタルコーナーで
「倖田來未」のエロいジャケットを見ながら、
音楽と映像の関係について、
鼻の下を伸ばしている、
いや考察をしている今日この頃なのだあ


素足の季節

2006年02月22日 22時48分44秒 | weblog
泉州マラソンが終われば

素足の季節

え~、まだまだ寒いで~。
という声が聞こえてきそうですね。
たしかにまだまだ朝晩の冷え込みは厳しく、
春まだ遠しって感じなのですが、
僕にとって、
この時期はマラソントレーニングと
トライアスロントレーニングの切り替えの時期で、
その切り替えの儀式が、

脱靴下

ここ数年満足にトレーニングも出来ていないので、
切り替えも何もあったもんじゃないのですが、
まあ気持ちの切り替えのきっかけみたいなもんですな。

ガンガンやってた頃は、
冬と夏で体のあちこちの形態が異なっていた。
ひとつは、
素足でトレーニングするので、
靴と接触する部分がいわゆるタコになって、
皮膚が固くなる。
また、もうひとつはバイクに乗り始めて肩の筋肉が
ポコンと盛り上がったりする。
よくもまあ、
こんなに体がモコモコ変わるもんだというくらい変化していた。
それから、もうこの歳になると
しみ、そばかすなどの
肌荒れなんかは気にはならんのじゃが
(若い時も気にしとらんかったが)
皮膚の病気に気をつけないけないけど
日焼けも順調に進みはじめる。

脱靴下は、
まあ言わば季節の脱皮みたいなもんやね。
もうすこしあったかくなったら
スネ毛処理という脱皮もせなならんし。

これから5月の萩に向けて、
そして夏の皆生に向けて、
まあ脱皮するみたいに体が一気に回復したりはせんやろけど、
できることからやってみようと思って、
今日目標を立てた。
トレーニング編、
仕事場編、
遊び編、
日常編
でそれぞれ
3か条を設定。
中味は、
「なあんやそんなことかいな」と笑われそうなんで、
秘密ですねん。

遠き山並みの向こうに

2006年02月20日 22時23分46秒 | マラソン

 これまでに

 いくつもいくつも

 山を乗り越えてきた

 抜けるような青空に

 歓喜の拳を突き上げた時もあった

 泥沼のようなぬかるみに

 足をとられながら

 泥だらけになりながら

 惨めにさまよう時もあった

 でも

 あきらめずにここまできたんだと

 決して立ち止まらずに歩き続けたんだと

 ひそかに自負している

 そして夢は今も失っていない!

 まだまだこれからアップダウンは

 限りなくあるだろう

 けど、引き返したり

 立ち止まったりはしない

 絶対しない

 そうすれば

 いつかはたどり着くだろう

 遠き山並みの向こうにある

 その夢の場所に・・

 

泉州マラソン前夜

2006年02月18日 21時48分50秒 | マラソン
明日は泉州マラソンだ。
僕はこの大会の歴史と共に走りつづけてきたと言っても過言ではない。
32歳の時に初フルを完走し、
以来トライアスロン、ウルトラマラソンにも挑んできたが、
この大会はやはり特別な思いで走る大会だ。
自己ベスト(3時間01分02秒)を出した大会、
すなわち僕のこれまでの生涯で最も高いパフォーマンスを発揮した大会であり、
フルを走る姿を初めて家族や地元の友達に見せた大会でもある。
実は今年この大会に出ようかどうか、
今日まで迷っていた。
昨年の福知山、
そして今年になってから走った口熊野ハーフで
心と体が乖離してしまった。

もっと走ろうとする自分を体が咎める。

そんなレースが2レース続き、
体がスタートラインに立つことを拒んでしまったのだ。
今は体をなだめながら、
気持ちを優先することを考えている。
少なくともスタート地点には立つのだと体に言い聞かせ、
明日を迎えようと思う。
結果は何も望まない。
とりあえずスタート地点に立つのだ。
それが、僕を育ててくれ、
20年近く一緒に歩んできたこの大会に捧げる
僕の精一杯の気持ちなのだ。

花粉症

2006年02月16日 22時02分08秒 | 生活

春に花粉症の症状が出るようになって6年目になる。
主な症状は、僕の場合鼻よりも目に来る。
目がころころして涙が止まらなくなるのだ。
花粉症の原因となる花粉の種類は、
スギ、ヒノキ、ブタクサなど約60種類があるといわれているが、
僕の場合はスギが原因だということはほぼわかっている。

自分でパッチテスト等をしてもらったわけではないが、
ちゃんと医者に診てもらって、
スギ花粉が原因と判断された友達と、
時期がぴったり一致するから間違いないだろう。
ひどい人は、鼻水や涙がとまらず、
見るも無残な症状を呈する人もあるようですが、
それに比べたら僕の症状は涙だけなので今んとこ軽い。
ただ、仕事柄いろんな悩みを持っている人と
話をする機会が結構あるので、
そんなときにバツの悪い思いをするときがある。
可愛そうな身の上話や
悔しい思いをした話を聞きながら、
ハンカチで涙をぬぐったりしていると、
「この人は私の話を自分のことのように思ってくれている」
と思われたりするのです。
それはそれで、都合がいい部分もあったりするのですが、
大の大人としてはちとバツが悪かったりするわけです。
それに、
そんなに親身になって聞いてくれるんならと
他愛のない話をしに繰り返し、
繰り返し訪ねてくるようになったりすると、
他の仕事で忙しいときには
非常に難儀な思いをすることにもなります。

昨日ぐらいから花粉が飛び始めました。
花粉前線で見ると、
スギ花粉の飛散開始日が大阪では
2月10日~20日となっているし、
東京でも13日から飛び始めたという
報告がネットに出ていたし、
なにより僕の目に涙があふれ始めたのが証拠です。
例年なら、
事前に医者に行って予防のための薬を
2月最初くらいに飲み始めるのですが、
今年は花粉の飛散量がかなり少ない
というような報告もされていたようなので
安心してしまっていました。
これから、3月中ごろまで、
僕に悲しい話をする時は
涙にだまされないようにご注意ください。


歯磨き

2006年02月15日 22時59分18秒 | 生活

毎食後磨いてますか、歯。
ここんとこ我が社では、
昼休みの歯磨きが大流行していて、
数少ない洗面台に多くの社員が行列を作る光景が見られる。
僕も最近は昼食後歯磨きをするようになって、
興味深く見ているのが、
みんなが使っている歯磨きの種類です。

「虫歯を予防する」
はもちろん
「白く輝く歯に」
とか
「息、リフレッシュ」、
「歯ぐきをひきしめる」、
「歯の再石灰化」
など、うたい文句もさまざまだ。
僕が昼間に使っているのは、
かろうじて接客業なので、
爽やかな息を意識した製品だ。

でも、待てよ、
なんですべての効果を
ひとつにまとめた練り歯磨きはないのかなあ。
歯を磨くならこれっていうような宣伝を展開しているのが
それぞれ同じ会社の別の製品だったりする。
目的別に作っているのだから
それにあわせて買えばいいのだが、
そんな機能をひとつにまとめることはできないのかなあ。

「この歯磨きですべての効果」

そんなん作れそうやけどなあ。
これは歯ブラシにも言えて、
先細がいいのか山切りカットがいいのか、
はたまた硬さが異なっているのがいいのか。
それとも歯医者さんが考えたのがいいのか。
まあ、ひとつひとつ試していくかって考えてて、
ふと思ったぞ。

試し終わる頃には、
入れ歯洗浄剤を試さないとあかんかったりして・・。

休日出勤

2006年02月12日 22時23分03秒 | 生活

イベントがあったのと、
編集が滞っていたので
朝早くから職場に行った。
セキュリティロックをカードで開き、
フロアの出入り口は、
休日出勤が多いので預かっている「複製厳禁」の鍵で開ける。

寒い。

金曜日に暖房が止まってから
かれこれ30時間以上を経過しているだけあって、
8階建てのビルは冷え切ってしまっているのだ。
4階にある我がデスクも悲しいほど寒い。
しかあし、
休日出勤慣れしている僕は少しも慌てないのだ。
持参したつま先カイロと
ひざ掛け毛布を装着して、
編集用パソコンの電源を入れる。

「ぼわ~ん」

静かなフロアにマックのオープニングサウンドが鳴り響く。
パブロフの犬ではないが、
この音を聞くと僕の頭の中でも
直前までの編集シーンがガチャガチャ立ち上がってくる。
ああ、そうだった。
タイトル横のリード文の推敲からの作業やったな、
と頭のハードディスクもブーンと動き出す。
ま、でも今日は慌てることはない。
まずはネットのニュースをチェックしながら
コーヒーを一杯。
普段は執務部分では厳禁なのだが、
一人の日曜出勤では気兼ねなく
パソコンの前で飲めるのがうれしい。
1杯
19円の例のあのコーヒーだ。

ふむふむ、18日にロケット発射か。
おっ、今日は東京国際マラソンじゃん。
ズズズーッ(コーヒーをすする音)なあんてね。

カイロも発熱を始め、
ひざかけもあったかくなってきたし、
コーヒーで中からもぬくもった。
さあて、編集開始だ。

一時間経過。

ぼちぼちイベントの開始時間だから、
カメラの用意をしかけたところで外を見たら、
大荒れ。
今日はみんな走ってるのかなあ

今日は、こんな予報じゃなかったのになあ
と思いながらカメラを出してると、
イベント担当から携帯に連絡があった。
(新しい携帯にまだ慣れていないので、
変な着信音に一瞬うろたえてしまったし。)

イベント中止だ。

よーし、これで今日は編集三昧だ。
そこから昼食をはさんで

6時間経過。

4ページ完成したところで
う~ん、今日はこれくらいにしといたろ。
しかし、ここからが本日のメインイベント、

通勤ランだ。

職場から家まで約18キロ、
2キロ遠回りして20キロのランだ。
口熊野以来の本格練習再開。
朝からのみぞれもすっかりやんで、
日差しもある。
夕焼けがきれいそうだなと走り始めた。
iPodを聞きながら国道沿いを南下。
途中で右折して夕日に向かって走った。
休日の夕方だから、
犬の散歩の人がいつにもまして多い。
「あ~、今日は僕も犬の散歩をしてあげよう」。
信号待ちの時に、喫茶店の窓に本を読んでる人を見かけて
「今夜は読みかけになってる本を読んでしまおう」。
回転すし屋さんに入っていく家族連れを見かけては
「久しぶりにすし食いたいなあ」。
ってすぐに人に影響されてしまう僕なのでした。
でも、車で走っている人で
来週泉州を走る人だったら、
走っている僕を見て、
「帰ったら俺も走ろう」って
きっと思ったに違いないな。

案の定、きれいな夕焼けでした。
コース横の池が、
夕焼けを映して
赤い絵の具を流したみたいになってたな。
仕事もしたし、
走ったし、
ブログも完成。
さあ、これから勉強して眠くなったら寝るべ~。