活眼明察日記

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安倍はトランプとの電話協議でシリア攻撃について「米の決意を支持する」と述べたが小泉と同じ過ちを繰り返すつもりか

2017-04-16 20:59:30 | Weblog
安倍晋三とトランプが今月9日、米のシリア攻撃と北朝鮮の核兵器開発問題で電話協議をしました。トランプは「シリアが化学兵器を使って、女性や子どもを含む多くの市民を空爆したからだ」として、ミサイル攻撃に踏み切ったことを正当化しました。これに対して安倍は「化学兵器抑止のため責任を果たそうとする米の決意を支持する」と述べました。

化学兵器使用の空爆はアサド政権軍、反政府軍、あるいはIS国が使用したのか判然としない中、安倍は一方的に政府軍によるものと決めつけたしまったのです。アサド政権は化学兵器の存在を否定しているのに。これでは安倍のトランプ支持は「根拠なき支持」ということになります。どうでしょう。これが日本の首相ですから「恥さらし」もいいところですよね。

米ブッシュが始めたイラク攻撃に小泉純一郎元首相は、「武力行使を理解し支持する」と表明ましたが、安倍の根拠なき支持は小泉と同じ過ちを繰り返すのではないかと心配されます。イラクについては、結局、大量破壊兵器は見つかりませんでした。小泉はこのことについて、今もって謝罪しない厚顔ぶりです。小泉も安倍も米国に屈従。理念なき政治が続いているせいか、日本だけが「沈没」、取り残されるようで仕方ありません。 


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