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与謝野晶子の歌(2)


■旧暦1月4日、日曜日、

(写真)Bern

ここ数日、寝る前に漱石の『永日小品』をよく読んでいる。話の筋らしい筋が、はっきりなく、随筆と短編の間のような非常に短い作品群で、俳句をある程度、学んだあとに、この作品を読み返してみると、その味わいの深さに打たれるものがある。人間を50年もやっていると、いろいろなことがあるが、いろんなことを抜けて皺々になった心に、丸ごと沁みてくる。ちなみに、漱石は49歳で亡くなっている。文学に「天才」という観念はそぐわないのかもしれない。あうとすれば、「狂気」だろうか…。





午後から、Bコースをウォーキング。毎回、晶子の歌碑を読み返すのだが、その度に、違った歌がいいように思えてくるから不思議である。



ひなげしは夢の中にて身を散らすわれは夢をば失ひて散る


くれなゐの形の外の目に見えぬ愛欲の火の昇るひなげし


ひなげしは芝居の席につく如く楽しみて散り土に身を置く


六月や長十郎と云う梨の並木に立ちて明きみちかな


隙も無く円くしげりてアカシヤの華やかに立つ丘の路かな








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2月5日(土)のつぶやき

10:21 from goo
一茶を読む:七番日記(40) #goo_delfini2 http://blog.goo.ne.jp/delfini2/e/2312fe2fb08545bcb447954f55051131
16:48 from web
RT @gjmorley: UKガーディアン:学者チョムスキー氏:米政府が恐れているのはイスラム原理主義者ではなく、独立したエジプト  http://bit.ly/fzOMjZ ☆「Wikileaks」の漏洩情報を元に議論を組み立てた記事
23:36 from web
thank you @Politiku for the rt. i think haiku can pick up actualer topics like egyptian protesters.
by delfini_ttm on Twitter
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一日一句(18)






旅人の貌して猫の日向ぼこ





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