しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

エンタメ・ログだが、うれしい II

2014-01-30 | ひとつまみ^^
iPS細胞の山中伸弥教授ノーベル賞受賞は2012年だった。

知識は(ついていけ)ない。sf興味なペンだが、やはりうれしい。
“酸に浸けるだけ” 新たな万能細胞を日本のチームが作製 海外から称賛と期待の声 NewSphere(ニュースフィア)

様々な組織へ、高い分化能力 STAP細胞 小保方晴子リーダー会見 - ファイル - アピタル(医療・健康)

あまりにだしぬけなブレークスルー。誰も信じられ無かった簡便さ。
『ネイチャー』に没にされたねえちゃん。
だけど、めげなかった。

ルックスも◎ J-キャスなんか、「女子力」だの「美しすぎる」だの、じつにケシカラン^^。

でも、サイエンス、手軽すぎるのちょっと心配。


細胞いろいろ
37℃弱酸性水溶液で25分
遠心分離上澄み除いて 3日間
“ざいりょう”いろいろ^^(ミケ妹)

♪チャイニ-ズ・ス-プ 吉田美奈子 - YouTube

三ざる

2014-01-30 | ひろいよみ


NHK「脱原発を番組で取り上げないで」大学教授がラジオ降板

だったら、
投票日、もろ、ソチオリンピックじゃないか!
オリンピック(都知事)候補はいいのか?

って言ってた人あったな。

3笊
籾井 百田 長谷川
引き締めで ひけらかすのか 抜け具合
知ったふり 海外からの 嗤い取り

めいわくなのはめいはく


(三ざる検索入れたら、出てきた)
♪スリーキャッツ    黄色いさくらんぼ - YouTube
ハマクラさん。♪有難や節の前年('59)


追記(1/31)
東京新聞NHK会長、国会で陳謝 「不偏不党の原則守る」政治(TOKYO Web)
「今後は職責を全うしたい。不偏不党や公平公正、表現の自由などの原則を守って」とあるが、
TPO、言っていいか悪いかの判断つかないんだから、職責全うされては迷惑だ。
メディア(特に報道)の評価・信用って、報道されたことより、されないところの方が大きいんじゃないの?
(ごみ箱の中の没ネタ、見てみればいい)
情報/オピニオン、客観性のある使える情報こそがメディアの価値。
とりもなおさず、それが国の信用に思う。金でしか繋ぎ止められない物よりも(私感)。


大笊どころか (2/2)
ムダ判定の8割が補正予算で復活 3600億円が付け替え
パシリじゃないか、官僚の。
知事、(推薦でも)“でたらめな”党絡みはダメだ。
耳触りのいい言葉、党利にしかならない。だまされるな。


腐ったトマトで (2/4)
コンサートつぶれる、と誰か言っていた。
NHK、明らかに右傾化している。BBCのようなメディアの矜持もない。
受信料払いたくないという意見もわかる。
だけど、
スポンサー/数字に左右されないで撮れる技術馬鹿、映像馬鹿。
“数字”にへつらうナベツネ局やお台場局よりよっぽど、マシだし、
民放にない値打ちなんだけど、ね。
かなしいことに
人それぞれ、右、左、真ん中でも、人事権に弱い。
今まで培ってきたモノ、優れた番組が
“腐ったトマトで台無しにされたくない。
籾井、百田、長谷川からNHKを取り戻せ!”



さもありなん (2/12)
報道の自由度、日本後退59位 原発事故取材で「圧力」  :日本経済新聞
報道の自由度ランキング、日本また順位下げる 特定秘密保護法などが原因
日経、ハフィントン、それぞれの立場が表れている記事だ。それはそれでありだ。
が、それより問題は、妙な横並びの自主規制の方。目くらまし事件等との差し替え・硬直化。
お上、財界主導、スポンサーに頭上がらない、意識の低さもある。
お上の提灯記事、火消し記事書く利口ぶった馬鹿野郎、ジャーナリストとは呼びたくない。
(前述の三笊は論外。こんな奴らで評価されたら、もっと順位落ちていただろう)。


こどもでしょうか (2/23)
NHK会長:「失言したのでしょうか」経営委員会で発言(毎日新聞) - goo ニュース
「右」っていうと
「右」っていう

「ばか」っていうと
「ばか」っていう

「NHK、信頼失墜した」っていうと
「会見記録を通読してください」っていう。

「受信料払わない」っていうと
「職務を全うしたい」っていう。

こどもでしょうか、
いいえ、籾井です。

壇蜜補給

2014-01-26 | TV, 映画, DVD
棚のうちの何冊かでもと、リストアップして行ったのに
棚、名札(コーナー)どころか、一冊も見当たらなかった。*
図書館も、本屋も。

壇蜜チャージ
「増税は 壇蜜よりも 悩ましい」(北海道・40代女性)マネー川柳より
「壇蜜は ショートショートも 悩ましい」(^^)まね川柳

[壇蜜]星新一原作オムニバスドラマで主演 マイナビニュース

問題意識より数字目当てがまさった生半可なドラマの“社会性”より、**
エンタメに振り切った方が、だんぜんおもしろい。
星新一と壇蜜、私的には“?”な感じがするが、意外性も新鮮かもしれない。


*壇蜜買いに行ったのではない(念のため)。
**「明日ママ」は見ない
アニメ、字幕・吹き替え/海外もの、ドラマの3つで(勝手に)考えてみた。
表現がリアルになるのと 思い入れ 
必ずしも イコールじゃない。誤解・すべったら共感が反感になる。

突き返せ

2014-01-20 | 原子力/失敗学
広告主の尊コウコクヌシノミコト 原発
ノーと言わないどころか、引き受けるのが“仕方ない”論調/テレビ。
平身低頭の地方メディア、利口ぶった馬鹿だ。
指定廃棄物処分宮城候補地、国へ募る不信 - 毎日新聞

壊滅の非常時の稼働だと心底思った初年度(2011)はともかく、
私は原発は反対だ。
処分後だって、そこに根付くのが関の山だ。*

親切めかして札束で横っ面張ってくるだろうが
頼みもしない廃棄物、どこの電力が作った。
推進してるところで処分するのが筋だろう。
被害地に処分場根付かせるのか。それのどこが復興だ。

突き返せ
人の痛みのわからない、金で黙らせてきた政治屋に
熨斗つけて

ジャパンブランド Washoku de omotenashiの人たち
里の恵み、風評という言葉知っているか?

*たとえば、福井の事故で琵琶湖の26%汚染とか、私たちは事故が起きたらで言いがちだが、
(収束は言わずもがな)汚染処理が追い付いていない現時点で、どうして“平常”運転が考えられるのか?

土曜ドラマ

2014-01-18 | TV, 映画, DVD
足尾から来た女

大河、朝ドラはキャスト* だけど
ドラマは大方、往々にして無印良品感がイイ(私感)。

役者に疎いせいだし、目力とか、子役の演技合戦♣ はどうでもいい。
役(者)の“売り”がわからなくとも、物語の自然な風景を眺めたい。

田中正造** の時代、貧しい村から出てきた娘と周りの風景。
ストーリー(NHK hpから)
谷中村に住む貧しい農家の娘・新田サチ(尾野真千子)は、兄の信吉(岡田義徳)の仲介で「東京に出て雑誌『世界婦人』を主宰する福田英子(鈴木保奈美)の家政婦をしてくれないか」と正造先生(柄本明)に頼まれる。時は明治39年、政府は足尾銅山の操業を守るため、渡良瀬川下流の谷中村を池にし、鉱毒をそこに沈殿させようとしていた。東京に向かうサチには、国の監視役・日下部錠太郎(松重豊)が同行し、正造と福田家に集まる知識人をスパイさせようと言葉巧みに命じる。
住み込み先の福田家には、美貌の女主人・福田英子と年下の恋人・石川三四郎(北村有起哉)を中心に、幸徳秋水、大杉栄など時代を代表する社会主義者たちが出入りしていた。明治40年2月。足尾銅山の賃上げ闘争を支援する社会主義者達の言論活動は警察の弾圧に繋がり、石川三四郎も投獄されてしまう。三四郎の逮捕に罪の意識を感じたサチは福田家を飛び出すが、戻り着いた故郷で目にしたのは国の強制執行で打ち壊される自分の家だった。しかも強制破壊の中心にいたのは、兄の信吉だった・・。

歴史も政治も私はわからない。読み書きできないサチと似たようなものだ。目線・思い入れも近い。
思想・思惑・政策のドラマ/役の機微の見方でなく、ドラマ風景を同じように流された。

尾野真千子、ケレン味のない自然さ。とてもいい役者だ。
鈴木保奈美もトレンディーもの華やかなりし頃のエグ味(私感)が消え、素直に見れる。
江本明、松重豊、人物的にも手堅い、好み。
社会ドラマ的な掘り下げ方もできればいいと思う。

あと、些細なことだが、サチが田中正造から貰った石が、
見る人置き去りで表現が先に行った『明日、ママがいない』の母の香水とダブった。
たまたまだろうが、不思議なものだ。

社会(政治)、生活、人物 (1/25)
終盤、密偵をしてしまったと告解したサチに
密偵である以上にサチの人柄/ありがたみを言った英子
原敬に村を救ってほしいと直訴したが、軽くいなされ、石を投げつけ帰ってきたサチを
田中正造は(官憲の前で)、あっけらかんとはげます。
爽やかなしめくくりがよかった

上から目線でない 中庸な視点
制作が政府サイドだと、こうは行かないだろう。
途中の負傷兵のエピソードなんか、別のに差し替えられたかもしれない(極々私感)

p.s. ETVのペコロスでも思ったが
NHK: 「中庸、言葉、責任」を持ち続けてほしいものだ。
「右と言ったから右…」なんて、小学生みたい。
NHK籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」:朝日新聞デジタル
言葉とTPOと物議、メディアに携わるなら常に頭にある事だと思っていたのだけど? この人、無いじゃん。
言葉に鈍感さ、メディア人としての常識の無さ、フォローしなければならない周り、部下たちが気の毒だ。
会長さん。たのむから、NHKを劣化させないでほしい。余計なことしないでほしい。
失言・傲慢さで、ただでさえ海外からの信用ガタ落ちの今の日本、
報道としての信用まで失ったら、経済、海外協力まで失墜してしまう。先ず取り戻すのは、国威じゃなく信用でしょう。
(国際的に評価の高い優れた番組(ドキュメンタリ、ドラマ)も知っているから、クオリティ下がるの見るのは忍びない)。

*今だから言うが、八重は綾瀬だったから、見る気になった(幸い、初回から“ドラマに”嵌った)。
**写真、どれだったっけ?


♣舞台を作るのが演技、台無しにするのが演技合戦(私感)。OK出す制作側がどうあろうとも。

悪趣味だが見てみた。

2014-01-16 | TV, 映画, DVD
そもそも、
シンプルでわかりやすい言葉“外道”と評していた人がいて
どうしたんだろう? と(Google)Newsで拾い
日テレ養護施設ドラマに賛否!「子どもに配慮を」「あくまでドラマ」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

それからWeb配信のやつで(文句から辿って観るのは悪趣味だが^^)
昨日のドラマ 「明日、ママがいない」(日テレ)
グループホームの子供たち
三上博史、芦田愛菜と子役たち(役者、演技的な興味はある)

里親との“お試し”仮・家族生活と現実、無理にエンタメ/ドラマに振らなくともと思ったが
今日日ドラマは振れ幅だとしても、綿羊面妖どころか、濃すぎる。

濃いのに免疫のない私*は、始まってすぐムカッと来た(ログ書くため、我慢して最後まで観た)。
でも、うるっとしたんだろうな。キッズプロダクションとステージママ(とスポンサー)たち。

Wikiによれば
「ドラマは子どもたちの心根の純粋さや強さ、たくましさを全面に表し、子どもたちの視点から『愛情とは何か』を描くという趣旨のもと、子どもたちを愛する方々の思いも真摯に描いていきたい」とある。
問題を取り上げるつもりで、すべったのだ、制作側(私感)。なにも、日テレに限ったことでないけれど。

テーマより数字の、視聴者かまってちゃんドラマにしか見えなくなると
明日、ステージママも見ない(きっと)^^。

文句、Newsから逆引きで見たドラマだったが、一話見ればたくさんだ。二度と見ない。
今のドラマ、スポンサー(そして視聴者層)。時代が違うんだ。
べつに合わせたいとは思わない。私は、やっぱり小津安二郎とかサザエさん♣あたりで、充分だ。

蛇足ながら、
キャッチ―なフック/目を惹くとっかかり、ドラマの売りの逆引きで作ってるんだろうけど、
見る方にまして作る方も、濃い味・クドさで舌がばかになってるんだろ。
今の世の中、振れ幅だらけなんだし、切り口の新奇さとか話題性/物議の大きさを得意になるより
当たり前の視点の、つくれないのかな。


配信ついでGyaO、(1/19)
少し古く(2009)地味だが、私は『白い春』がいい。阿部寛、大橋のぞみ、遠藤憲一、白石美帆、吉高由里子ほか(24日まで)

全国の児童養護施設と里親会が日テレに抗議「人間は犬ではない」
吾輩は猫である(トラ姐) 吾輩もである(ミケ妹)


♣波平さんが(1/27)
お亡くなりになった
声優の永井一郎さん急死 82歳…もう聞けない波平の「バカモン」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
私的には波平さん、小鉄、猪熊滋五郎、カリン様、佐渡酒造…だが
とてもダンディな方だったらしい。合掌。

争点

2014-01-14 | 日記雑記
笑点じゃない。
外野席からの雑感だし、さらっと簡単に。

都知事選細川、小泉両氏の会見要旨 - 毎日新聞

都知事選、脱原発が争点に 細川・舛添氏が立候補表明:朝日新聞デジタル

原発推進vs脱原発 の対決構図の前に
日本の電力需要の大きな部分を占める東京都が、電力供給元に目を向けるというのは画期的なことだと、私は思う。
自公政権は原発推進で、需給不足を間に合わせただけ。安全管理の意識はなかった。
発電/処理する県で誘致賛成/反対の選挙はあっても、使う側がこれでいいのかなんてなかった。
需給を間に合わせるのと引き換えにされた安全、福島第一の悲劇は正にそこなのに。

東京は 上京者の故郷まで考えられない。沖縄の基地にしても、同じ。
東京だけでない。私らだって、私らの都合が最優先だ。
それでも、相手の県やそもそもの電気需要・安全を、東京に暮らす人が考えられるなら、
まだ望みはある。

争点化というと、大仰な気がする。それは私も思う。
実務的なこともあるし、原発だけにかまっていられない。
それでも
都民の意識の中にいくらかでも問題意識が生まれればいいと思う。
無関心・シラケ*誘発のための茶化しや、ネガキャンよりは、マシ。
願わくば、選挙用、客寄せ/ガス抜きキャッチフレーズに終わらないよう。

都政じゃなく「国政の部分」だろうの意見は重々承知の上。
というより、杜撰な「安全」意識じゃ、あぶなくて国に任せられないという事なのだ。

*それにしても、選挙のカギ/争点は“無関心”な無党派層とは…


追記 (1/15)
手堅さで言うなら、(脱原発抜きだが)都政を見てきた宇都宮氏の方が信用できる(私感)。
後出しじゃんけん、打ち上げ花火、色物候補なんかより、ずっと。


お上に札束で頬っぺた叩かれても、意思を曲げなかった名護市民 (1/19)
名護市長選沖縄振興策より基地受け入れを拒否した市民 - 毎日新聞
目の前に基地があるのと、都民の無関心層と単純には比べられないが、棄権しないで道を開いた市民を評価。
去年の恥知らずな式典よりも、よっぽど主権(民意の)回復だ。

どんと

2014-01-14 | 日記雑記
しめ飾り
ごみ焼きでなく 
どんと焼き

受動的ながら
無信仰な私も
節目感じる。


少し前 テレビで
(平静を装い)力んだり、大騒ぎしていたが
お参りって、そういうものなのか?
プレゼン/誇示なのか?

青でも茶色でも黒でも

2014-01-10 | 音の棚
たまたまスピナーズ。
♪I'LL BE AROUND - THE SPINNERS - YouTube
フィリ―・ソウル*。ダンスに興味ないが、MFSBの音とノリは最高。

お気に入りカバー見っけ。
♪JOAN OSBORNE I'll Be Around - YouTube
Blue-eyed Soul。ホール & オーツも演ってるが、しっとりもいいなと思う今日この頃。

いもづる。
♪Olivia Newton-John - Blue Eyes Crying In The Rain - YouTube
ウィリー・ネルソンとかエルビスもいい。



♪BROWN EYED GIRL - Isley Brothers - YouTube
検索入れたら韓国のアイドル・ユニットばっかり。Sweet Seoul… 真冬日、シャレもさぶい。**

♪the everly brothers ebony eyes - YouTube
エバリーでエボニー

*Sweet Soul、私は詞より音で。トム・ベル、リンダ・クリードなんかも(SSBよりも)B.Jamesあたりの逆引き。
**Wikipedia、SSB・達郎さんレベルだと日本版にあんまり載っていない(涙)。

All I Have To Do Is Dream

2014-01-05 | 音の棚
エヴァリー・ブラザーズ

弟のフィルさんが亡くなったという記事があった。
訃報フィル・エバリーさん74歳=米歌手 - 毎日新聞


♪Crying In The Rainは何も考えないくらい耳に馴染んでいたが、
♪Wake Up Little Susie初めて聞いたとき思った、
「サイモンとガーファンクルにそっくり!」 S&Gがそっくりだったのだが。

「こんな風に歌えたらなあ」歌うたいならではの夢
♪大滝詠一&山下達郎, All I Have To Do Is Dream - YouTube

♪The Everly Brothers - All I Have To Do Is Dream - YouTube

こころの王国

2014-01-04 | 本棚
再読、猪瀬ふたたび。

そもそもはつじあやの。2008年
映画「丘を越えて」予告編 トレイラー - YouTube
西田敏行でなく猪瀬直樹で。

こころの王国―菊池寛と文藝春秋の誕生 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


昭和はじめ、
♪佐藤千夜子 東京行進曲 昭和4年の東京銀座 浅草 - YouTube
昭和モダン、モボ・モガの頃。

あとがき(にかえて)と巻末の対談にもあるが
『こゝろ』(漱石)をモチーフに菊池寛の『こころの王国』を描いたもの。
私(書生)と先生と奥さんの『こゝろ』を♣、猪瀬はわたし(秘書)と菊池先生と朝鮮人社員・馬(マー)さんで書いた。

取材スケッチ、雑多なおつかい、随行、秘書は作家本人よりも作家を知ってる。*

べつに、軽んじているわけでないが、人、心、言葉の機微で読むのは苦手で、**
最初の時、時代風景として読んだ。頭に浮んだ画と連想と。
カバー画のモダンガール(東郷青児)→鶴田一郎→林静一とか、とりとめなさも楽しんだ。
懐かしい風景でなく、初めてみる風景に近かったせいもあるかもしれない。

今回もおもに、頭に浮かんだ画を走馬灯のように流したが
菊池寛 こころの王国
なんだったのだろう。

なりふり無頓着な好奇心の巨人と王国・文芸春秋社
奔放さ・表現の自由度、イノセンス***
時代に揉まれ、窮屈さに落ちていく
戦争をくぐり、
栄枯盛衰
世につれ 流行りにつれ

私はこちら作品の方が好きだ。
重苦しさしか感じなかった下敷きの漱石より。

先生が亡くなって何日かして
わたしがひとりごちる。
花を手向けるようだ。

今読むと、猪瀬さんもダブって見える。
本書の出版時(ちょうど副知事だった)、井上ひさし、久世光彦両氏との対談ののびのび感。
懐かしくも哀しい。


*ほかの物書きの秘書のエッセーに、資料整理、文字起こしとか
締切日が書き始め日というのがあった。
新聞記事スクラップ切り取りに曲尺を使うとあったので、
まねしたがうまくいかなかった。
**だから、レビュー・感想と呼べる代物でなく
つらつら思い浮かぶままのスクラップブックみたいなもの。
***(私の悪趣味/ダジャレでなく、本文の言葉より)純真さ、熱中、遊び、粋といったものかな。

♣こゝろ: うろ覚えで書いてしまった。
レビューでなく“スクラップ”だし、あとで追記にしよう。

2014-01-01 | 音の棚
♪風をあつめて
青空を駈けたいんです
青空を

というわけで
うまをならべてみた。*

♪マキバオーOP - YouTube

♪おうま by YONTANA (Horse's parent and child) - YouTube

♪America - A Horse With No Name+Lyrics - YouTube

♪矢野顕子 1976 Live/達者でナ - YouTube

♪Paul Simon 1980 One Trick Pony - YouTube

♪Bob James - Throughbred - YouTube

*有名どころ。
Bob Jamesは贔屓。野生のスタリオンとても印象深かった。
そういえば、野生の馬(ティン・パン・アレイ)というのもあったっけ。