東電福島第一、安全第二。
いまなお“現場”最前線の人たちへの感謝は決して忘れてはならないが
災害に負けたのは技術でなく*
危機管理、責任、なにより信用だと思う。“ゾーン”/風評の広がりもある。
街を復旧させるライフラインの筈なのに、
大元が再起動どころでない…
危ないのは、わたしだってぜったい嫌だ。
が、叩くために叩くような文章にしたくない**。
人によっては、むかっ腹な部分もあるかもしれないが、
感情論だけにならないように考えたい。
先に言っておく
責任・賠償は当然のことだから、あえて言わない。
今の原子力の管理体制には何一つ信用はない。
まる投げ隠蔽ほか、そんなのに管理という言葉を使うのはおこがましい。
政治家でも運動家でもないからデカいモノ動かそうとは思わないが
気にかかったちっちゃいことについて。
ポイントをまとめてみた。
1.電気があれば何でもできる
資源も土地もない国が
生活を産業を国を維持し、元気にしてきた。
さまざまな災害復旧、復興も電気あらばこそ。
まず、これが大前提
原発、水力、火力、地熱、風力…
発電効率とコストは原子力が秀でていた。
安易な危機管理・諸問題については報道や国民意識が叩いている通り。
2.不必要までの買い急ぎ、買い占め、こらえ性、落着きについて。
(首都圏の不安は無視できないし
場合によっては“必然”との線引きがむずかしいかもしれないが)。
乳児抱えるお母さんを押しのけ、ミネラルウォーター買う人が
↓野球爺さんのわがまま笑えるかな、って思ったもんだから。
巨人を止められなかった加藤コミッショナーの事情
(誰だって嫌だろうが)
停電も自分たちの問題だってあたりまえに書いている
良識的な人のログもけっこう見かける。
ここまで書なくてもわかるだろうが
溜めておくことができない電気や安全な水など。人の方の問題。
ペットボトルの増産で間に合わせれば済むという考え方ではない。
電力は今のままでも夏場には計画停電を余儀なくされる。気持ちの切り替えは要ると思う。
今のままでは嫌だ、原発はもうたくさんだ、も増えるかもしれない。
仮に脱-に向かうのなら、電力供給から見れば、今のうちにより一層気合い入れるようだ。
以前盛り上がった輸入食品の安全性と同じ。
安心を取るのなら発電効率低下を受け入れ、不足分は使う側の理解と我慢が必要だ。
食料品、第一次産品についていうなら、
コストでは太刀打ちできないが、農産物などの質の評価は世界的に高いという。
質は努力だと思う。大丈夫なものまで捨てるのもったいないし、♠
“食わず嫌い”を外国から買って済ますの安易すぎる。
(あくまでも私感なんですが)ここまでは大丈夫って、カキッと言い切って欲しいものです♠♠。
もちろん、危険であってはならないけれど、
測定値と範囲の広がりより“念のため”は大きく見積もるから、
大丈夫なものまでもはじいてしまうのではないかという心配がある。
生産者はもちろんのこと、消費者にとっても好ましいこととは思えないのだ。
(本当に、一刻も早くおさまればいいですね)
さんざん、きいたふうな口きいてきが、
聞いた話をひとつ。
スウェーデンだったか、使う電力会社選べるんだそうだ。
通常の“安い”ヤツと少々高いけれど安心できる会社。
そこでは風力だったかもしれない。
さいごに、ちょっといい“おまけ”でも。
ウチの方だけだったのか、
全国で放送されたのかよくわからないが、
年末、こんなテレビ番組があった。
ふるさとエコ革命~地方発未来への贈り物(12/23'10)***
大和田獏 久保純子
日本各地のエコな町のとりくみを紹介していた。
葛巻町(岩手) 風力発電 バイオ発電 チップ ペレット燃料
飯田市(長野) ソーラーパネルの町、おひさま発電所
名古屋の藤前干潟 ゴミ処分場とごみ分別
北九州 工場から出る水素リサイクル)
エコジュネ発電所、電気の共同購入だの
しくみはよくわからなかったが、とても興味深く見た。
なにより町ぐるみの住民意識が良かった。
「隣は何をする人ぞ」の都会で“町ぐるみ”はなかなか難しいかもしれないけれど、
これもできるあたりから見直してもイイのでは、なんて思う。
しっかり目を配り・育て上げてきた産業・文化・日本。
失った信用を取り戻すのはむずかしいだろうが、
積み重ねがある技術**** は立ち直る
積み重ねがある努力だって。
そう信じよう。1! 2! 3! ダァ〜!
*最新型だろうが、○投げ管理じゃ、心もとない。
**もっと後にしようかと思ったが、喉元過ぎると、コロッと忘れる。
便利さに囲まれた後では、わざわざ考えないものだ。
***そのあと、岩手県北青森で雪による停電があった。
(自立?型でない)オール電化だと大変だったろうなと思った
****チョンボ無し、管理・責任がしっかりしている技術。
くりかえしになるが、
資源と土地が無い中で
高効率低コストの原発が国を引っ張ってきたという点は否定しない。
しかしながら、
手綱離れた危険性を目の当たりにしたあとでは、同じ気持ち/期待は持てない。
そして、
さらにいま、新しい選択肢・可能性も見えてきた。
知識に技術が追いつき実用化しつつある新参者たち。
自然の循環の見直しともいえる太陽光・風力・波力・バイオマス…
産業・貿易・生活の維持を無視してまで、(原発)全廃はむずかしいかもしれない。
しかしながら、新参者にシフトしていく可能性とそれに向けてのわたしたちの努力について
考えてみてもいいのではないだろうか。
先の“おまけ”は、“まずはこれから”という地域の試み、提言である。
付箋(4/2)
♠有楽町で福島産の野菜即売 4日まで - 47NEWS(よんななニュース)
♠♠asahi_com(朝日新聞社):水道水の摂取制限基準「あいまい」 自治体側に戸惑い - 社会
被災破壊の流出ならまだしも、汚染水排出(4/5)
ヘリで水投下した時に当然(素人でも)考えた人もいただろうが、
なおも冷やし続けなければならないのなら、歯止めはあるのか?
緊急措置であれ、風評/賠償は第一次産品、観光だけではないと思う。
(悲しい)美談でなくあたりまえryosikiを願います。
スリーマイル他、他の事象を一顧だにしていなかった(外部電源喪失、冷却の問題等)
今までの管理detarameのせめてもの償いとして。
レベル 7 (4/12)
やはりな、と思った。
が、揺らぎない客観的な情報♣の共有は、なおさら必要だと思う。
(悪くても)腹くくって言ってもらった方が、いい。
及び腰や気を持たせるような言い方だと、的確な情報でも台無しになりかねないから、
あやふやは無しで、誰にでもわかる言葉でストレートに伝えてほしいものだ。
真実は一つ、解釈は5つだの、対応の幅は無い方がいい。
隠ぺいは怖いが、それより怖いのは情報・判断がわからなくなり、軽んじられること。
♣汚染状況、収束作業、避難等の情報。
国・政府・会社の責任については、わたしが叩くまでもないだろうが、
収束が最優先なので、誰が(言うのか)とかでなく、どうやるのかの方が問題だ。
いまなお“現場”最前線の人たちへの感謝は決して忘れてはならないが
災害に負けたのは技術でなく*
危機管理、責任、なにより信用だと思う。“ゾーン”/風評の広がりもある。
街を復旧させるライフラインの筈なのに、
大元が再起動どころでない…
危ないのは、わたしだってぜったい嫌だ。
が、叩くために叩くような文章にしたくない**。
人によっては、むかっ腹な部分もあるかもしれないが、
感情論だけにならないように考えたい。
先に言っておく
責任・賠償は当然のことだから、あえて言わない。
今の原子力の管理体制には何一つ信用はない。
まる投げ隠蔽ほか、そんなのに管理という言葉を使うのはおこがましい。
政治家でも運動家でもないからデカいモノ動かそうとは思わないが
気にかかったちっちゃいことについて。
ポイントをまとめてみた。
1.電気があれば何でもできる
資源も土地もない国が
生活を産業を国を維持し、元気にしてきた。
さまざまな災害復旧、復興も電気あらばこそ。
まず、これが大前提
原発、水力、火力、地熱、風力…
発電効率とコストは原子力が秀でていた。
安易な危機管理・諸問題については報道や国民意識が叩いている通り。
2.不必要までの買い急ぎ、買い占め、こらえ性、落着きについて。
(首都圏の不安は無視できないし
場合によっては“必然”との線引きがむずかしいかもしれないが)。
乳児抱えるお母さんを押しのけ、ミネラルウォーター買う人が
↓野球爺さんのわがまま笑えるかな、って思ったもんだから。
巨人を止められなかった加藤コミッショナーの事情
(誰だって嫌だろうが)
停電も自分たちの問題だってあたりまえに書いている
良識的な人のログもけっこう見かける。
ここまで書なくてもわかるだろうが
溜めておくことができない電気や安全な水など。人の方の問題。
ペットボトルの増産で間に合わせれば済むという考え方ではない。
電力は今のままでも夏場には計画停電を余儀なくされる。気持ちの切り替えは要ると思う。
今のままでは嫌だ、原発はもうたくさんだ、も増えるかもしれない。
仮に脱-に向かうのなら、電力供給から見れば、今のうちにより一層気合い入れるようだ。
以前盛り上がった輸入食品の安全性と同じ。
安心を取るのなら発電効率低下を受け入れ、不足分は使う側の理解と我慢が必要だ。
食料品、第一次産品についていうなら、
コストでは太刀打ちできないが、農産物などの質の評価は世界的に高いという。
質は努力だと思う。大丈夫なものまで捨てるのもったいないし、♠
“食わず嫌い”を外国から買って済ますの安易すぎる。
(あくまでも私感なんですが)ここまでは大丈夫って、カキッと言い切って欲しいものです♠♠。
もちろん、危険であってはならないけれど、
測定値と範囲の広がりより“念のため”は大きく見積もるから、
大丈夫なものまでもはじいてしまうのではないかという心配がある。
生産者はもちろんのこと、消費者にとっても好ましいこととは思えないのだ。
(本当に、一刻も早くおさまればいいですね)
さんざん、きいたふうな口きいてきが、
聞いた話をひとつ。
スウェーデンだったか、使う電力会社選べるんだそうだ。
通常の“安い”ヤツと少々高いけれど安心できる会社。
そこでは風力だったかもしれない。
さいごに、ちょっといい“おまけ”でも。
ウチの方だけだったのか、
全国で放送されたのかよくわからないが、
年末、こんなテレビ番組があった。
ふるさとエコ革命~地方発未来への贈り物(12/23'10)***
大和田獏 久保純子
日本各地のエコな町のとりくみを紹介していた。
葛巻町(岩手) 風力発電 バイオ発電 チップ ペレット燃料
飯田市(長野) ソーラーパネルの町、おひさま発電所
名古屋の藤前干潟 ゴミ処分場とごみ分別
北九州 工場から出る水素リサイクル)
エコジュネ発電所、電気の共同購入だの
しくみはよくわからなかったが、とても興味深く見た。
なにより町ぐるみの住民意識が良かった。
「隣は何をする人ぞ」の都会で“町ぐるみ”はなかなか難しいかもしれないけれど、
これもできるあたりから見直してもイイのでは、なんて思う。
しっかり目を配り・育て上げてきた産業・文化・日本。
失った信用を取り戻すのはむずかしいだろうが、
積み重ねがある技術**** は立ち直る
積み重ねがある努力だって。
そう信じよう。1! 2! 3! ダァ〜!
*最新型だろうが、○投げ管理じゃ、心もとない。
**もっと後にしようかと思ったが、喉元過ぎると、コロッと忘れる。
便利さに囲まれた後では、わざわざ考えないものだ。
***そのあと、岩手県北青森で雪による停電があった。
(自立?型でない)オール電化だと大変だったろうなと思った
****チョンボ無し、管理・責任がしっかりしている技術。
くりかえしになるが、
資源と土地が無い中で
高効率低コストの原発が国を引っ張ってきたという点は否定しない。
しかしながら、
手綱離れた危険性を目の当たりにしたあとでは、同じ気持ち/期待は持てない。
そして、
さらにいま、新しい選択肢・可能性も見えてきた。
知識に技術が追いつき実用化しつつある新参者たち。
自然の循環の見直しともいえる太陽光・風力・波力・バイオマス…
産業・貿易・生活の維持を無視してまで、(原発)全廃はむずかしいかもしれない。
しかしながら、新参者にシフトしていく可能性とそれに向けてのわたしたちの努力について
考えてみてもいいのではないだろうか。
先の“おまけ”は、“まずはこれから”という地域の試み、提言である。
付箋(4/2)
♠有楽町で福島産の野菜即売 4日まで - 47NEWS(よんななニュース)
♠♠asahi_com(朝日新聞社):水道水の摂取制限基準「あいまい」 自治体側に戸惑い - 社会
被災破壊の流出ならまだしも、汚染水排出(4/5)
ヘリで水投下した時に当然(素人でも)考えた人もいただろうが、
なおも冷やし続けなければならないのなら、歯止めはあるのか?
緊急措置であれ、風評/賠償は第一次産品、観光だけではないと思う。
(悲しい)美談でなくあたりまえryosikiを願います。
スリーマイル他、他の事象を一顧だにしていなかった(外部電源喪失、冷却の問題等)
今までの管理detarameのせめてもの償いとして。
レベル 7 (4/12)
やはりな、と思った。
が、揺らぎない客観的な情報♣の共有は、なおさら必要だと思う。
(悪くても)腹くくって言ってもらった方が、いい。
及び腰や気を持たせるような言い方だと、的確な情報でも台無しになりかねないから、
あやふやは無しで、誰にでもわかる言葉でストレートに伝えてほしいものだ。
真実は一つ、解釈は5つだの、対応の幅は無い方がいい。
隠ぺいは怖いが、それより怖いのは情報・判断がわからなくなり、軽んじられること。
♣汚染状況、収束作業、避難等の情報。
国・政府・会社の責任については、わたしが叩くまでもないだろうが、
収束が最優先なので、誰が(言うのか)とかでなく、どうやるのかの方が問題だ。