しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

私の年越し映画

2009-12-31 | TV, 映画, DVD
濃い味の特番目白押しだが、
年越しソバみたいな軽い画で※。

ハリーとトント
役者も監督も猫も、私は知らない。
せいぜい、音楽: Bill Conti(ロッキー)くらい
それがいい。役(者)でなく、シーンが自然に流れるから。

ハリーとトント [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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いつも隣にいたが、猫が主人公でない。
じいさんともども
薄味、とりとめないものだ。
それでも、最後じんと来た。

似たよな感じ
白い犬とワルツを(テリー・ケイ)
アバウト・シュミット(ジャック・ニコルソン)


こんなログでも、つつがなく年を越せる。
みなさんのおかげです。ありがとうございます。
よいお年を。

※画もブログも重さより、愛着。
  サンキュー、D坂さん。

武士とSamurai

2009-12-27 | TV, 映画, DVD
武士の一分(テレ朝、今日)とLast Samurai(日テレ、25日)。

Samurai “日本だけど村上春樹”ていうか。
ハリウッドと観衆/世界の目と言葉 にわかりやすい。

『武士』は
外から見た日本でもないし、
英語でないし、山形弁だし 毒見役の本懐/一分というだけ
日本人にしかわからない部分もあるだろう。
(黒澤だの小津だの、日本人より深い人もいるだろうが
こんな地味な藤沢周平、世界相手にハリウッドが取り上げない筈)

しかしながら、この映画
日本だけのものだとしてもそれはそれでいい、と、私は思う。
ワールドワイドな共感でなくても。※
そして、日本人の琴線は やはり山田洋次。

※(NY, LA, Londonの(録)音と詩でワールド・ワイド目指す日本人もいるけど)
日本語のポップスも捨てたものではないと思うのも、
このへんにあるのかもしれない。

それぞれ

2009-12-23 | 音の棚
War Is Over
7 O'clock News
夜更け過ぎに、雨が雪に変わる人
さいでんなー、ほーでんなー…の人もいるだろう。
(今期限定だろうがJACCS CMのオネエサンの“きよしこの夜”もいい)

わけもなくWonderfulが好きな私の
今年のジングルベー。
Oldies But Goodies!
むかしびと(≠滝田洋二郎監督)なもので^^ ※
All My Loving- Alvin and the Chipmunks
http://www.youtube.com/watch?v=et8SfHS-bI4

帰って来たヨッパライ
http://www.youtube.com/watch?v=lM2yIFZj7H8

Merry Twist-mas By The Marcels
http://www.youtube.com/watch?v=gON-1x1nMOA&feature=related

ちょっと早いが、メリー・クリスマス。


※ちなみに(12/24)
米有名評論家の2009年映画ベスト10。「おくりびと」がランクイン
http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFE200912240017/index.html

メデューサとの出会い

2009-12-16 | 本棚
以前出てた『太陽からの風』に
中身が大体ダブるが、
おまけ付き。

メデューサとの出会い (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 3) (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
アーサー・C・クラーク
早川書房

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CDアルバムで
再発re-issue盤の方が、+未収録ボーナストラック付いて安かったりすると、
先に買ったのにと地団太踏むが、そんな感じ。
(こっそり小声で)オマケだけで、切り売りしてくれないかな^^。

とはいえ、そのオマケがジツにいい。
オマケで本体買っても、損は無い。

私は特に、『五感以上』が気に入った。
コウモリ、イルカ・クジラのエコー・ロケーション
視覚障害者の杖と道、音の風景もそうなのだろう。
さらに、電気、磁気の感覚を持つ動物たち。
そしてむすびが、
画家ジョン・ミレーの『盲目の少女』の描写と
ハリー・ケンプの四行詩。

科学啓蒙家というだけでなく、
Clarkeの文章イメージにゾクッと来た。

裕福でない日本、無駄金カットの事業仕分け。
必要最小限を詰めるのは半分は理解できる。
ガッカリしたのもあるし、仕方がない部分もあると思う。
現実との査定で言われると弱いんだけど、科学は夢。
でも、夢を食いつぶす軍備のような化け物よりはまし。


p.s: つい^^
メデューサ: 木星大気浮遊の仮想生物との邂逅。
木星での邂逅は“2010”にもある。
ただ、2001が驚きだったのに対し、
2010は現実の“しがらみ”を描いたs.f.作品だったのかも。
オールドタイマーなs.f.ファンのつぶやき(≠つぼ焼き)でした。

p.s.2: ついつい^^(12/18)
アバター/J.キャメロンのご先祖様みたいな作品といえなくもない
(て、思うの私だけかな)

Arthur C. Clarke 1917年12月16日生まれ。

こっちの白は…

2009-12-16 | のりもの
周りで凍ってたりしても、
家の辺り、割合大丈夫なのだが、
今朝、車、霜で白。

これから嫌yaだな、こっちの白。
北の金さんでなくて(≠遠山金四郎)
冬の将軍様がやって来る。

たとえ、マークでなくても
予想温度が4(-1)だったりとか…

年内大丈夫でない気がしたので。
冬足に替えた。

気をつけよう、
冬道と風邪。
早めの冬足。早めのパブロン。


冷え~(12/18)

サンクチュアリ

2009-12-11 | 日記雑記
(保護区※、≠漫画, 小説)

鴨はデカイ顔で大挙して、
白鳥は首を長くして
待っている。

旅行者はにこにこしながら
餌を巻き上げられる。


(画 ボナール『博物誌』より)

かれらは鵞鳥のように肥る。


※例によって、おまけ話^^ 白鳥編
(手ぶらで行ったのだが)どわっと囲まれたことがある。

まだ少し早いか

2009-12-06 | 日記雑記


05年は12/4に見ているが、今年まだ。
あったかいし、川、工事だけど、
待ってるよ。

街は枯れ草緑
都会みたいなライトアップなんてないし
♪ジングルベーはスーパーだのコンビニだのくらいか。
道端のささやかなお父さんイルミネーター、来週あたりからかな。

※♪白鳥/BJ

知らなくても

2009-12-04 | つたえる
検索ポンで、結果オーラィ。
記事にできる。

グーグルが「ストリートビュー」を拡大、22都道府県へ - ニュース:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091203/341433/

いきなり登場の『Google 日本語入力』、柔軟すぎる変換候補が魅力に ネット マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/03/068/?rt=na

(You Tubeが空気のありがたみになった私が、
google等/検索についていうのも変だが)
技術の進歩は結構なことだ。
検索・変換ツール“感性”の肩代わりも興味深い。
しかしながら、同時に?もある。※

最初からエンター世代だと、ピンとこないかもしれないけれど
ちょっと前まで検索って、本並べても“不確か”の方が当たり前。
それを補うのは、検索ワードの追加でもアバターでなく、
手間と生の“”しかなかった。だから敬意の“アハ体験”あたりまえだったのかも。

でも今、手間と顔無しでも、ポンできる。
見出し、画像合戦がヒートアップすれば、
ココロの置き去りもいっそう進んでいくかもしれないね。


※使う側の問題。TBSでネット中傷についてあった。
ネット犯罪に限らず、たかがお気楽blogでさえも、
自らの首を絞めるようなのばかり横行すると、
自主責任でなくなってしまうんじゃないか…
検索や投稿に無関係でないような気がする。

どこ飛んでくか分からないよな文章の私が
モラルだの言ったって、胡散臭いだけだけどね。

知るほどに

2009-12-03 | つたえる
「知らなかった」にハッとする。
(知らなすぎるから、私の場合)


平山画伯が亡くなった。

シルクロードがらみだけど
バーミヤンの磨崖仏の破壊、思い出した。
タリバンだったかアルカイダだったか、
自文化の正当性を棚に上げる程、あさはかさが際立った。
(異文化の)揺らぎにしか目が行かないって、視野の狭さを自ら自慢してるようなもの。
歯のないヤツほど、噛み付くのが激しい。

知の前では真摯でありたい。
(ストーリー仕立て、演出・脚色の多少があるにせよ)
伝統・歴史・文化の体現、継承って、そういうものなのだろうな。
以前、語り部でも思ったが、若いも年寄りもない。
大家でも真摯。合掌。