日曜日はバートイシュル並みに暑かった日比谷で、『エリザベート』を観に行ってきました。
配役は下の通り。
城田くんトートが見たかったんですが、それ以上にアサコさんシシィが見たかったのと、確実に行ける日を選んだらこの日になりました。
初めての東宝エリザだった私にはなかなかの衝撃で。
まずトートのナルっぷり。
やべぇ、この人(じゃないか、死か)、ただの独りよがりじゃないかと。
登場の仕方にいきなり笑ってしまいましたし。
いちいち大げさに歌いあげる様子に、そんなんだから孤独なんだよと、うっかり突っ込んでしまいそうに(笑)。
でも、あれくらいの存在感がないとトートを演じきれないのかもな。
サイズも常人の1.5倍くらいあったような。
まさに貫禄のトートでした。
あと子ルドルフが本物の子供だった!
これがいちばん衝撃的だったかも。
いや、落ち着いて考えればそれが普通な気もするけれど、あまりにも宝塚版に慣れ過ぎていたので、まさかあんなかわいい盛りの子が舞台に立ってるだなんて思いもよりませんで。
これなら猫を殺しても許せる、とすら。
もし自分がこの子のリアル母だったらと思うと(シシィってことじゃないですよ)号泣モノだなぁと、勝手にわけのわからない感情移入までしてしまいました。
あさこさんはとっても素敵でしたよ。
特に後半の気品たるや。たまにハスキーになる声も、帽子の下から覗く強い目力も、すごくかっこよかった。
最初から最後まで夢中で見てしまいました。
やっぱ、エリザはいいですねぇ。
ストーリーがわかっていても、全然飽きない。
(ちなみにエルマーは、タニオカさんも戯伝写楽でご一緒した岸さんですよ。)
できれば今度は別キャストでも観てみたいと思いました。
行けないかなぁ。。。