ニコの冒険は宙へと続く。~第2場~

目指せ!観劇三昧!!!

初クリエ。

2009-11-29 17:25:24 | 新雑記


って、今度はホテルの方。
レム日比谷、In front of 東宝です。
月組公演を観に来たわけでもないんですが、家族が実家から出てくるということで、こちらにやってきました。

すっごい綺麗で、落ち着きますわ。
宝塚観劇の際はぜひおすすめです。(って、もう知ってるか)
国際フォーラムも遠くないですよ。


あ、そういえば、私の更新が滞ってる間に、たっちんのブログがスタートしました。
うれしいねー。
あとはウメちゃんだな。


トークショーの話その2。

2009-11-29 17:09:47 | タニオカさんのこと
続き。

下手側ステージへ移動。

ほぼどセンターにある私の席からもよく見える場所。
細い筋肉質の足もしっかり確認させてもらいました。

・るんぱさん「結婚願望は?」
おお、それは気になるね。
「えっとねぇ・・・」と、タニオカさんがちょっとぶっきらぼうな感じ(分かる?)で声を発した瞬間、
「それ!それがダメなの!」
「女性はそんな風に言わないから。」と、女らしさ(モジモジした女性の受け答え)を要求するるんぱさん。
と、タニオカさん、苦笑いしつつも「まだ考えられないですね。」(おしとやかに)
「今は舞台が恋人だよね?」
「ハイ。」

ふーん、なるほどなるほど・・・。


タニオカさんの成長を、わが子のことのように喜んでくれているるんぱさん。
下級生時代は、猫背のことや眉が上がることなど、タニオカさんはいろいろ注意してもらってたそうです。


下手ステージでも話が進むと、進行係の人がやってきて耳打ち。


「ここで大和さんの衣裳チェンジです。トークショーで衣装チェンジするって珍しいよね(笑)。」
うん、確かに。
でも、また別のタニオカさんが見られるならうれしいや。

ただ、るんぱさんの持ち時間は1時間。
私は知らなかったんですが、どうやらこの日のイベントは2部制になってたらしく、後半1時間は別の方に変わるのだそうです。
すごく楽しかったのに残念。


でも、タニオカさんお召し替えの間はトークで繋いでくれ、クイズ&じゃんけん大会までノリノリでやってくれました。


「まるで産み落としたわが子を見てるようだ。」と、るんぱさん。
「あの頃は、、、猫背っ!!眉っ!!・・・・歌っ!!とか言ってたのにねー。」


るんぱさん、さっきまでタニオカさんの前じゃ猫背とか眉の話しかしてなかったじゃん(笑)。
まあ、確かにそこがいちばん直しがいのあるところだわ。


その後、るんぱさんは“宙組はとっても元気で明るい組”だと、お世辞じゃなく(のように思えた)褒めてくれました。
これ、うれしかったなー。

いつかのるんぱさん司会で貸切。
タニウメ揃って、マイケルの真似をしてくれた時は、開演前、
「ムーンウォーク知ってるよね?知らなかったら、すっしーに聞いといて。」って振っていたのだそうです。
ノリよくやってくれてうれしかったって、こっちもうれしかったよ、るんぱさん。


そんなこんなで場つなぎトーク(でもすごくおもしろかった)も終わり、衣装チェンジしたタニオカさんが登場。
ここでお役目御免となったるんぱさんには、大きな拍手が送られました。


さて、後半スタート。
再び、タニオカさんの登場に大歓声。
今度は、モノトーンのワンピ。もちろんミニ。
ウィッグは黒髪。前髪ぱっつんストレートでした。
ちょっとウメちゃんぽいなーと。
みんなから見えやすいように、客席の間をぐるぐるっと回って、ステージまで移動してくれるタニオカさん。
私の席は、センターの通路側だったので、何度も何度もタニオカさんがすぐ目の前を通過して行きました。
あわよくば触れたいくらい思ってたけど、強い照明のせいで、顔が逆光になってほとんど見えないっていう状況。
顔が見えない分、ほっそい足とパクッと開いたきれいな背中をガン見しておきました。

そして、入れ替わるように、男性登場。
内田誠さんというジャーナリストだそうです。
どういう人選なのか、男性の目線から聞いてみる、とかそういうことだったのかな。
なんかその辺どうでもよくて、あんまりちゃんと聞いてませんでした(笑)。
あ、ラジオで一度トークしたって言ってたかな。

とにもかくにも、トークの相手は内田さんへ交代。
ステージは上手へ移り、タニオカさんがお着換え中に行ったじゃんけん大会のプレゼントから後半の部がスタートです。

ステージで生サイン、会場から選ばれた5人の方にタニオカさんから手渡しされるという、かなり羨ましい状況を遠目で眺めてたわけですが。
タニオカさんのいるステージはちょっと高くなってるんですよね。
で、もらう人たちは一段低い所にいるんですね。
だとすると、何が起こるか。

タニオカさんがかがんだ拍子に、胸の谷間がさ。チラチラっと。
タニだけに、、、とか、まったくもって言ってる場合じゃない。
ええ、チラ見の体でガン見してやりましたよ(笑)。
気分は、指の合間から。


内田さんとの話は退団公演のことやこれからのことなど。
退団公演時のキスシーンの多さから「キスシーンは、本当はキスしてないんですよね?」なんて質問もありました。
(まさか、してるって答えもあると思って聞いてないよね。)

途中、「横顔がきれいですね。」と言われたタニオカさん。
「そうですか、いやぁ。」とかなんとか、ちょっと照れてるなーと思ったら、横を向いて客席にも見えるようにしてくれました。
反対側も。
そのときの、客席への目線の遣り方がすごく男役っぽくてね。
横を向いた後、斜めの動きで、客席に向かってニヤリと。(て、わかるかな?)
いやぁ、これめちゃくちゃかっこよかったです。
格好は格好なのに、うっかりときめいてしまいました。


なんかだんだん、現役時代のトークショーに来てるような錯覚さえ、起こしかけてきた。
女役をやる公演の合間にやってるような。


あと、カーテンズの話や写楽の話もしてくれました。
東山さんは紳士的で素敵な人。
すごく気を使ってくださる方だそうです。

写楽では女役だけど、男とか女とか関係なくひとりの人間として演じます。
衣装は基本、着物。でも崩して着たりも。
ポスター撮りの時、うなじの辺りもきれいに撮ってもらいました。

こんなようなことを話してました。


そして。
内田さんから「もうちょっと男役が見たいっていうファンの気持ちもあると思うんですが。」と言われたタニオカさん。

「こないだまで、“わー素敵”って言ってた人が女性になってしまって、ついていけないっていうファンの方の気持ちも分かります。」


この言葉がね、いちばん印象に残ってて。
退団後、まだ舞台に立ったわけじゃないし、過渡期の今は、特にいろんな感情が起こる時なんだろうなーと。

でも。

それでも前を向いて歩いていかなきゃいけないんだよ、ね。


クルクル変わる表情とかおもいっきり笑うと上がる右眉とか。
話すときにいちいち大きい身振り手振りになっちゃうとことか。
あげたらもうキリがないくらい、好きなところが満載でした。

それが過去形じゃなく現在形で言えるって分かって。
もうそれだけで来てよかったと思います。

当分、目が離せないな。


トークショーの話その1。

2009-11-26 04:06:36 | タニオカさんのこと
ちょっと時間が空いてしまいましたが、タニオカさんトークショー。


て、こういうのってどこまで書いていいものかな・・・。
だいぶ手探りのまま、今回はお送りさせて頂きます。


会うのが嬉しいような、怖いような。
もうちょっと取っておけるものなら、取っておきたいような。
私にとっては、7月の退団後、初生タニオカさんでした。

かなり緊張しながら、開場15分前には大阪帝国ホテルに到着。
結果、いきなり手持無沙汰(笑)。

会の人がいっぱいなのか、一般ファンの人も結構いるのか、開場前の騒がしい入口付近で、その雰囲気に飲まれた余裕のない私は、うまく居場所を見つけられないまま、ただただその時を待っていました。
席についても、居心地の悪さはそのままに。
新しいタニオカさんとついに会えるという喜びと、それを大きく上回るなにやら正体不明な不安を同時に抱きながら、座ること、、、、何分くらいだったかな?


突然大きな歓声が湧き上がった会場内。
最初に入ってきたのは、「大和さんじゃなくてごめんねー。」とるんぱさんでした。
なんであんなに大きな声援があがったのか、よくわからなかったけど、それだけ会場はヒートアップしてたということか。


るんぱさんが壇上に上がると、今度は大層な入場曲がかかり、本日の主役を迎えることに。



入口に向けられる数百の瞳。
緊張と期待と不安とともに、向いたその視線の先には・・・・。




ピ ン ク !




ワ ン ピ !





しかも・・・




ミ ニ !!!




女性っていうか、女装っていうか、コスプレっていうか・・・。
いや、ほら。
直前に、カーテンズのブログに出てたタニオカさんがあまりにも“きれいなお姉さん系”だったので、それ系になって出てくると思ってたわけですよ、私は。
なのに、まさかのロリアマアマ系で。
しかもちょっと得意げな感じすらあって(笑)。  

会場からの歓声の質が“かわいいー!”なのか、“きれいー!”なのか、とにかく“ゆうがさーん!”なのか、自分の感情が周りと同調してるのかどうかわからなかったんですが、その時の私はとにかくうれしかったです。
その手加減のなさが(笑)。
現役時代とは方向は違えど、全力全開で振り切る感じが、やっぱり変わってないなーって思って。



客席の間を練り歩きながら、笑顔を振り撒くタニオカさんがステージ上にあがり、落ち着いた二人。
控室で会ってるだろうに、便宜上の“お久しぶり挨拶”を交わして、完全な上級生下級生トークのスタートです。



って、私のレポ、入ってくるまでが長いですね。
ここからは箇条書きシリーズで行きましょう。
私の記憶頼りなので、細かいところの言い回しは違うかもしれませんが、そこはご容赦を。



・るんぱさんから「男役のクセって出ない?」の鉄板質問に、
・タニオカさんの「座るときに足を広げちゃうんですよね。」の鉄板回答。
って、タニオカさん、ミニで足を広げるな(笑)。

「公演中はナマモノとか匂いの出るものは食べなかったけど、今は気にせず食べられるようになった。」


・「こういうのが似合うようになりたい。」とタニオカさん。
・「歳いくつ?」ってるんぱさん。
容赦ないけど、的確すぎるツッコミ(笑)。


・「退団して、したいことってある?」
・「銀座とか日比谷とか普通に歩きたいですね。」
・「えー、ってことは、今まで普通に歩けなかったんだぁ?」
て、完全にいじられまくってるタニオカさん。

他の組の公演中は、自分のテリトリーじゃない気がして東宝前の道とか歩かなかったんだって。
でも、退団後に「スカート履いて普通に歩いたんです。」


・るんぱさん「大和さんは、中学校のバレー部みたいな子だった。」
それはすごくよくわかる気がする!

「素直っいうか、素朴で、プンプクプンだった。太ってるんじゃないんだけど、背も高いし、脚も長いし、顔は小さいのに、プンプクプン。」
「あああ、そうでしたね!プンプクプンでした。」
昔のタニオカさんの話をするたびに、るんぱさんがタニオカさんの受け答えのモノマネをするんですが、これがいちいち似ていて、会場もタニオカさんも爆笑でした。

・“リカさんの得意料理はトーストだった”っていう話から、「料理するの?」とタニオカさんに訊くるんぱさん。
「ああ、、、まぁ、、、」ちょっと言い淀んだタニオカさんへ「得意料理ってある?」
さぁ出るか、タニオカさん必殺の、、、、




「ボイル野菜・・・(´・ω・`)」



出た(笑)。
でも、それを料理といっていいのか、タニオカさん、、、、。




途中、ステージ変更。
センター目の前にあった場所から、下手ステージへ移動。
移動の途中、るんぱさんの悪ノリナイスアイディア発動。
会場から、タニオカさんが今まで演じた役の中で好きなものを聞き、その役のセリフをタニオカさんが言えたら、握手してもらえるというもの。
シド、スコット、リコと続くリクエストに応え、歌ったり踊ったりしたタニオカさんに、「次はセリフを言ってもらいたいな。」とるんぱさん。

ほほう、確かに私も訊きたい。
肝心の次のリクエストは、、、、、【雨に唄えば】のドン。
おお、いーねー。
それはいいセリフがいっぱいあるぞ、と期待も高まる私。
さぁ、言って言って!タニオカさん!名台詞を言ってやって!






「キャシー!ちょっと待って、キャシー!」





そこかよ(笑)!
さすがタニオカさん、一筋縄じゃいかないぜ。





で、移動してまた話は続くんですが、また続きは追って。
引っ張るのも何なのですが、長くなるので今夜は1回切りますね。
ではでは。


11/22 『カサブランカ』@宝塚大劇場・観劇記

2009-11-24 03:14:38 | 観劇



もしかしたら、もう二度とここに足を踏み入れることはないかもしれないとまで思っていた初夏の頃。

あれから半年。
普通に来ちゃいました、大劇場。

なんか懐かしいような、昨日のことのような。
ここにいることがあまりに自然すぎて、あんまり特殊な気持ちが沸かなかったというのが正直なところです。
それでも、入ってすぐに甘いにおいを感じたときには、“これこれ”と思ったな。


どちらも2階席でした。
本当は席に着くまでにプログラムを見て勉強しようと思ってたんですが、バタバタしてたらそれもままならず。
まあ、ガチで観てみるのも悪くないかなーとそのまま観劇へ。

結果的には、プログラムも(映画も)観てなくて良かったと思いました。
なんとなく人物相関図は観てましたが、詳細な人物像まで想像してなかったので、それぞれの役作りがかなりおもしろかった。

原作が映画だったりすると、どこを切るとか入れるとか、台詞をどう訳すとか、誰を出すとか出さないとか、崩壊してしま



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一度アップしたのに消してしまったマイ初日レポ。
ここまではどうにか残ってました。


・・・・て、半分以上、残ってないじゃないか(涙)。

前段すら終わってないっていう、ね。
もう同じようには戻せないので、細かい内容は、今日のレポに入れ込みますわ。


あと細かくないこと。


久しぶりの宙組本公演は、私の宙組熱を十分に再燃させてくれました。
トップコンビが替わったし、博多座観てないし、あまり情報も求めてなかったので、
距離を感じてたというか、私の知ってる宙組とは変わってしまったような気もしてたんですが。


全然。
宙組は宙組だった。
私の大好きな宙組のままでした。


この後、タニオカさんのトークショーのことも書くと思いますが、それも含めて、今回の遠征で取り戻してきたものは大きかったなーと思います。
何度もここで“フワフワしていて、何を書いていいのか分からない”的なことを書いてたと思うんですが、しっかり“現在(いま)”を生きている彼女たちを見て、私もやっと地に足をつけることができました。

とはいえ、バランス感覚を忘れることなく、これからもマイペースで彼女たちを応援していこうと思います。


本当に楽しくて、充実した遠征でした。
伝えたいことが、たくさんありますよ。






またね。

2009-11-23 20:59:01 | 宙組なう
今日も2公演バッチリ楽しみました!

帰ってから、タニオカさんのトークショーと今日のカサブランカレポしますね。

あと昨日のカサブランカレポなんですが、間違って消してしまいました・・・。
いや間違ったっていうより、やり方がわかってなかったって感じか。

多分残ってないだろうなー。

基本的には、宙組大好きしか言ってないような内容なんで、大したことは書いてないんですけどね。
マイ初日の感想だったので、ちょっと残念。
書き直すかなぁ。

なんだ。

2009-11-22 22:34:50 | タニオカさんのこと
まんまタニオカさんだった。

確かに、見た目はあまあまちゃんだったし、コスプレめいてすらいましたが。
相手がるんぱさんだったこともあり、隠しきれないやんちゃっぷりやぶっきらぼうさは健在でした。
なんか安心しちゃったなぁ。

久しぶり!大劇場!

2009-11-22 12:24:02 | 宙組なう
バタバタしてたら、プログラムを買わずに席まで来ちゃいました。
まず初見は予習なしで観ます。




・・・・ていうようなことをモタモタ書いてたら、始まってしまいました。
今は幕間。

それにしても、宙組生がいっぱいいてうれしい。(当たり前だけど)
目が全然足りません。

カサブランカ、見応えがありすぎだわ。

遠征!

2009-11-22 07:08:18 | 宙組なう
久しぶりの早朝東京駅。
三連休中ですが、あまり混雑してないのは真ん中の日だからでしょうか。

あー、ドキドキワクワク。
あっという間に着いちゃいそうです。
新幹線の中でしっかり寝ときゃないとな。

HOP! STEP! LINEUP!

2009-11-20 12:22:15 | 宙組なう
「自民党総裁」とかけまして、「レビュー伝説マイ初見」と解きます。



そのこころは。



「たにがきになりました。」



どうもです、ニコです。
昨日、TVで観たのでパクってみました。
そこでは、「ヤワラちゃんが旦那様と初めて会ったとき」で解いたんですが、これは使えると思って(笑)。
タニ繋がりです。


とかなんとか言っている間に、宙組のラインナップが出ていますよ。


まずはDC/青年館。
ゆうひさん、すみかちゃん主演の
『シャングリラ・水の城(仮題)』


近未来て。FFか。
ソラて。キングダムハーツか。
龍王て。ドラクエか。
総じて。ゲームか。


そして、カチャ主演。
『Je Chante(ジュ シャント)』
-終わりなき喝采-


カチャ初バウ主演、おめでとう。
ただ、ちょっと事を急ぎすぎてる気はするけどなぁ。
まぁ、まだ舞台を観てないので、なんとも言えないですが。
まずは本公演。そして新公主演。
周囲からの雑音もあるだろうけど、すべて舞台で返していこう。



なにより、今気になるのは休演者。
休んでる人たちの状況も心配ですが、これだけの人数がいないってことは、舞台上もこっちが想像する以上に大変だろうと思います。
早く休演者のみんなが復帰できますように。


代役さんたちもがんばれ。新公チームもがんばれ。
てか、カサブランカチーム、みんながんばれ!


1118。

2009-11-18 13:20:09 | OG
宝塚のことなんてまったく知らなかった私が、
「死ぬまでに一度くらいは観に行ってみたい」と言ったのが最初だったか。
宝塚ファンの友人が、
「だまされたと思って一緒に行ってほしい」と誘ったのが最初だったか。
今となってはもうあやふやなのですが。
会社から目と鼻にあるくせに、その存在すらまったく知らなかった東宝に連れて行かれたのは、2005年の春。
宙組公演【ホテルステラマリス】のことでした。

何組を見るのか、なんていう演目なのか、東宝に着くまでまったく知らなかった私。
劇場で初めてステラマリスのポスターを見て、「なんかこっちの方が見たかったかも。」と、
何も知らないくせに、なんとなく隣にあった月エリザのポスターを指さしたことを今でも覚えています。


開演前に友人が購入したプログラムでちょっと勉強。
「この人がトップスターで、この人がトップ娘役。この人が2番手、これが3番手、すごい歌が下手だから。」

身も蓋もない説明の後、初めて注視するヅカメイクがおもしろくて、組子ひとりひとりチェックしていた私に、友人が聞きました。

「誰か気になる人いる?」

「この子とかかわいいね。」と、上から目線で言いながら指した先には、咲花杏ちゃんの丸っこい笑顔がありました。


“私は宙組ファンだ”と自覚して臨んだ公演が、次の【炎にくちづけを】。
といっても、まだまだ下級生の顔と名前が一致しない、完全なにわかファンだったわけですが、先走った自覚に引っ張られ、新人公演まで初めて体験してしまいました。

「本公演だけを観てるとあんまり気づかないけど、やっぱり本役さんて上手なんだなー」と、にわかなりに冷静に考えてみたりして。
そんな“にわか組ファン”をゾクゾクさせくれたのは、高いところから美声を轟かすルーナ伯爵、七帆ひかるさんでした。


3年前の秋、生まれて初めて書いたファンレターは、杏ちゃん宛てでした。
その時は、いい年して、自分ちょっと恥ずかしいなーと思いました。

3年前の夏、勇気を絞り出して、初めての“単独ムラ遠征”を決行したのは、ななっぺ主演の舞台がどうしても見たかったからでした。
今では、いいのか悪いのか、ひとり遠征にもすっかり慣れっこになりました。


私の宝塚ファン人生において、なくてはならない大切な二人です。
だから今日は、私にとって、ちょっと特別な日なのです。




誕生日おめでとう。




長々書きましたが、結局これが言いたかっただけです。



宙組休演者。

2009-11-16 16:56:02 | 宙組なう
くらっち、きゃのんに引き続き、大ちゃんとカチャの休演も発表されました。

モバタカだと体調不良ってなってるけど、今巷を騒がせているインフルエンザが原因でしょうか。
公演始まってすぐだし、新公も控えてるしで、焦ることもあるでしょうが、とにかく今は万全な体調に戻すことが先決。
新生宙組ひとつになって、この逆境を乗り越えて行ってほしいと思います。

今週末は遠征予定。
宙組生全員の元気な顔が見たいです。

11/14 『グレイ・ガーデンズ』@シアタークリエ・観劇記

2009-11-16 03:02:33 | OG
どうもです。
昨日は泥酔し、どうやって家に帰ったかまったく記憶がないNICOです。

誰に強制される訳でもないのに、いつでもとことん飲んでしまうこの無鉄砲さに我ながら呆れてしまいます。
と同時に、気がつけば、ちゃんといつものベッドの上で寝ている帰巣本能の素晴らしさに感心。


・・・・してる場合じゃないな。
気をつけよう、これから。



というわけで、昨日はいつもの地下鉄でここへ。





東京宝塚劇場。





じゃなかった。
この日は向かい側へ。






シアタークリエ。


NICO初クリエです。
いつか入ってみたいなーと思ってたんですが、とうとう実現。
キャスティングに激しく惹かれて、



を観に行ってきました。



“草笛光子×大竹しのぶ”に、彩乃かなみですから。
期待するなっていう方が無理ってもんです。

いつものように予習しないで行ったもので、もしかして芝居重視であまり歌がないのかと思ったりもしてたんですが、全然。
思いっきりしっかりミュージカルでした。

席は端だったんですが5列目。
しかも上手側で、今回は役者さんを間近で感じられるかなりおいしい場所。

まず、大竹さんの迫力ある演技に圧倒されてしまいました。
ナンバーも多くて大変だと思うんですけど、あの力強いキャラクターにまったく負けてない。
声質も好きだなーと思いました。
もちろん草笛さんの貫禄もすごいし、その二人の芝居が妙に生々しくて、セリフがひとつひとつ身に染みました。


そして、かなみちゃん。
活躍するのは主に1幕なんですが、大竹さんにガッツリ体当たり。
お嬢様みたいな役より、これくらい強烈に個性的な役がとっても合いますね。
高音もきれいだったし、なにより骨太な低音が聴けてうれしかった。
(生キスにはちょっとドキッとしたけどさ・・・)


こんなに素晴らしい役者さんを生で、しかも間近で観ることができる。
なんていい世の中なんだと、とっても嬉しくなった夜でした。