ニコの冒険は宙へと続く。~第2場~

目指せ!観劇三昧!!!

5/6 【薔薇に降る雨】新人公演@宝塚大劇場・観劇記その2

2009-05-09 23:11:02 | 観劇
ひき続き、まったりサックリ。


フランシスの彼女ベロニカのれーれ(すみれ乃麗)。
ひたすらかわいかったですねー。
彼女は公演を追うごとに、どんどんかわいくなっていってるような。
相当な妹キャラでもありますし、ベロニカはピッタリの役でした。
でも、実はベロニカより、あの官能ダンスの方が強烈で。
あの“マヨイちゃんがエロくなってる!”と、私には相当な動揺が。


公爵夫人のちぃもも(百千糸)。
うまいなぁ。本当うまい。
こういう役をしっかりやる人がいるから、新公の舞台がグッと締まるんだな。
しかも、今年は演じてる年齢幅が広いですねー。
これからもいろんな役に挑戦してもらいたいです。


ジャスティンの会社社員、こーまい(光海舞人)。
舞台のセンターで体操してる姿を観て、うれしくなっちゃいました。
仕事はあんまりできなそうだけど、まったく憎めないかわいい社員、みたいな。
本公演でもそうなんですけど、こーまいを見るとなんだかうれしくなっちゃうんですよね。
袖に近い端っこの方でも、たくさん人がいる中の後ろの方でも、いつでもどこでも、大きな動きにご機嫌な笑顔。
いつも幸せをもらっています。


ヘレンママ、タマミ(妃宮さくら)。
しっかりと堅実に、せーこちゃんのお母さんをしてました。
キュートな笑顔は封印。
もっと違う役でみたかったなーー。
こんなにかわいいママがいてたまるもんか。
実は、最後の長の挨拶がタマミなんじゃないかと思ってドキドキしてたんですが、せーこちゃんでしたね。


会計士クリストフのモンチ(星吹彩翔)。
さわやかだった印象なんですよね。
とっても若々しい好青年だったというか。
もっと濃い役作りになってるんじゃないかと思ってたので、ちょっと意外でした。
そのクルクルした表情のせいか、必ず見てしまうモンチ。
やりすぎじゃないかと思うこともありつつ、やっぱり目がいっちゃうんだよなー。


エストール、さっつん(風羽玲亜)。
私の中では、天海さん似イケメンのさっつん。
なんですけど、そんなに印象に残らなかったんですよね。。。
本公演だと、エストールはかなりおいしい役に見えるのに。
そういうのは、本役さんの力(というか個性?)が大きいからなんでしょうか。
本役まさこだしな。
新公って難しいものですね。


アルヌー伯爵、かなちん(香翔なおと)。
すっごく一生懸命に演じてました。
この話においては、笑いのキーパーソンですからねー。
しかも、宙組の誇る喜劇俳優すっしーさんの役。
最後の夜会では会心のご挨拶に、客席からは大きな笑いが起きました。
東宝でも期待してますよ。



あと役名が分からない人たちも。


じゅまちゃん(月映樹茉)。
本公演でちーちゃんが演じている警官役をやってました。
ほんのちょっとしかセリフはないんですけど、彼女はやっぱりうまいんですよ。
なんで今回役がついてないんだろう。
というか、最近の扱いがどんどん落ちていってるようで気になっています。
個性的で、いい男役さんなんだけどなー。


TEN(天玲美音)。
ジャスティンとイヴェットが再会したクラブから場面転換するときの歌を担当してました。
たまちゃんが歌ってるパートですね。(バラバラ歌ってるやつ)
歌声が聞こえた瞬間、おっ!と思ってオペラを覗きました。
もっと聴きたかったなー。



あと研1生たちも今回参加してまして。
大人数口だけかと思いきや、ボーイやらお客さんやら単独でも活躍。
特にギャルソンやってた柚香光。
ものすごいイケメンっぷり。
かいちゃんとせーこちゃんが将来を話してるカフェの奥で、立ってるだけの彼女をオペラでガン見してしまいました。
口上でもずっと気になってたけど、男役の格好をしてるときの方がいいですね。
要チェックですよ。



東宝新公は平日だし、スケジュールによっては行けない可能性もあるなーとも思って、こっちへ来たつもりだったんですけど。
今回見たら、東宝の新公がすっごく楽しみになってしまいました。
ムラと東宝、両方の新公を観るのが、組ファンの本当の贅沢といっても過言ではないかもしれません。
これは無理してでも行っちゃうだろうなー。


最後のかいちゃんの挨拶で、ますます宙組が好きになりました。
かいちゃん、ありがとう。
東宝もがんばれ!!!





5/6 【薔薇に降る雨】新人公演@宝塚大劇場・観劇記その1

2009-05-09 14:30:28 | 観劇
すみません、遅くなりましたが新公の感想です。

それぞれサクサク、気が向いた順に書いていきます。



なんといってもまずは、今回の初主演かいちゃん(七海ひろき)。
かいちゃんのジャスティンは、まっすぐで、熱くて、いつでも一生懸命な男でした。
大人の男っていうイメージはあまりなかったけど、懸命に生きてるところが魅力的だったというか。
すごくWETな感じに共感がもてたというか。
今のタニオカさんが演じてるのとも違う、かいちゃんらしい等身大のジャスティンだったと思います。

前半はセリフを飛ばしたり、忘れたり、ペースが掴めず大変そうでしたけどね。
汗もものすごくて、静かなシーンでも頬を伝い、ポタポタと垂れてくるほど。
が、アルヌー家にグザヴィエがやってくる場面で、一度引っ込んだ後は、だんだんと落ち着いていったように見えました。


そして、終演後の挨拶がとってもかわいくて。
自然に出てしまう大きなな身振り手振りや、実感のこもったコメントから、本人の感動が素直に伝わってきました。
本人泣いてるのに、その怪しげな言動に客席は爆笑でしたけど。
いいなー、かいちゃん。
東宝の新公も楽しみです。



オーランジュ役のイッチー(鳳樹いち)。
終始、安心して見てられました。
前半かいちゃんが飛ばしてたので、イッチーが出てくると芝居が落ち着くというか。
日本代表でいうなら、遠藤のような感じですかね。(わかりづらいですか)
キャプ翼でいうなら、カルツのような。(もっとわかりづらいですか)
職人的な働きっていうのかな。
祝杯の歌の場面は、だいぶ笑わせて頂きました。
かいちゃんとも、とってもいいコンビっぷり。



そして、今回のヒロインのたらちゃん(愛花ちさき)。
なんていうか・・・悪くない。
かいちゃんに比べたら、失敗もなかったし(最初マイクの調子は悪かったようだったけど)、むしろリードしてるくらいで、すごく頼もしかった。
セリフもすごく聞き取りやすくて、衣裳も似合ってたと思う。
けど、なんだろう・・・
しっかりしすぎてたというか、そつがなさすぎたというか。

うーん・・・たらちゃんの感想がいちばん難しいな。



イヴェットの弟、りく(蒼羽りく)。
まさにリアル弟。
見た目も声も、まんま弟キャラで作ってるかどうか分からないくらいでした。
最初、こんな普通の声出してていいの?と思っちゃったくらいで。
しかも、また目を引くんですよ、彼女は。
まさに天賦の才能、これからが楽しみな若者です。
今度は大人の役が見てみたいですね。



ジャスティンの秘書、くらっち(舞姫あゆみ)。
こんなにアニメ声でしたっけ!?
一瞬るいちゃんが帰って来たのかと。
今回、いちばんおいしいキャラでしたね。
まさに曲者。
ピンポイントで笑いをさらっていきました。
あの「エヘッ」の破壊力たるや絶大です。



イヴェットのママ、えりちゃん(藤咲えり)。
抜群にうまかった!
本公演でも大きな役をやってるし、ときに貫禄すら感じることもあるし、問題はないだろうと思っていましたけど。
祝杯の場面で歌いだしたときには、すごく上手で普通にビックリしました。
今、研5か。
新公、初ヒロインも楽しみですなー。



ジャスティンの婚約者ヘレン、せーこちゃん(純矢ちとせ)。
もちろん上手でした。
恋や家族に悩む、普通にイマドキのお年頃のリアルな女性。
それはそれでいいんですけど、せーこちゃんだともっと個性的な役が見てみたくなっちゃうのは私のワガママでしょうか。
しかも、今回の役は歌がないんですよね。
新公関係なく、ヘレンの歌も1曲くらいあってもよかったんじゃないかと思うんですが。
正塚先生的には、そこまで立たせたいキャラじゃないのかな・・・。



グザヴィエのあっきー(澄輝さやと)。
ちょっと迫力に欠けてたかなー。
本役のともちんがハマリすぎてるっていう説もありますけど。
スーツのストライプがともちんのより太く見えるなーっていうのも気になってしまいました(笑)。
どうでもいいところなんですけど。
どっちかというと、、グザヴィエより官能(?)ダンスの迫力の方がかなりすごかったです。




1回ここで切りますね。
順番がバラバラですみません。
他の人は次の回で。




このPOP、むしろ逆効果ですらある。

2009-05-09 02:46:24 | グッズ
こんなのあるって知ってました? → TCAプロモーションブースのご紹介


いや、この名称は知らずも、こんなコーナーがあるのは知ってましたが、メルマガ配信されてたことは、今初めて知りました。

へぇーー。
もっと早く知りたかったな。

とはいえ、タニオカさんPOPに釣られて、さっそくメルマガ登録してきました。
TCAの思うツボっぽいのがちょっとシャクですが、くれるものならもらっておきたいと。


あと、大劇場ついでにひとつ。


大劇場に“キャトルレーヴ アミ”というコーナーがあるのはご存知でしょうか。
オリジナルでカスタマイズCDが作れるという、画期的っぽいような、そうでないようなお店なんですが、店頭には少しグッズも置いてあるんですね。
私が行ったときには、95周年リアルフィギュアがプッシュされていました。



そこに貼ってあったPOP。




「何度も本人が確認・指定してこの顔になりました。」




「95周年だからこその6体セットです。」




って、どんだけ不評なんだよ(笑)!


この言い訳めいたコメントに、消費者からの厳しい意見が届いたんだろうということはたやすく察せられますね。


一応、数量限定ですから、こんなに山積みになってる場合じゃないのです。
年内中にガンガン売っていかなければ。
トップも交代していく今、もはや旬すら逃してる感のある大人のおもちゃ(フィギュア)。
キャトルサイドも必死です。



たださ、タニオカさんフィギュアの横に、




「退団しても私だと思って大事にしてね。」




っていう吹き出しをつけるのは、反則だと思います。



だって、おもしろすぎるもの。



写真を撮りたかったんですが、店員さんの視線がこわくて自重してしまいました。
わざわざ見に行くほどのものでもないですが、気が向いたらチェックしてみてください。