ニコの冒険は宙へと続く。~第2場~

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5/6 【薔薇に降る雨】新人公演@宝塚大劇場・観劇記その1

2009-05-09 14:30:28 | 観劇
すみません、遅くなりましたが新公の感想です。

それぞれサクサク、気が向いた順に書いていきます。



なんといってもまずは、今回の初主演かいちゃん(七海ひろき)。
かいちゃんのジャスティンは、まっすぐで、熱くて、いつでも一生懸命な男でした。
大人の男っていうイメージはあまりなかったけど、懸命に生きてるところが魅力的だったというか。
すごくWETな感じに共感がもてたというか。
今のタニオカさんが演じてるのとも違う、かいちゃんらしい等身大のジャスティンだったと思います。

前半はセリフを飛ばしたり、忘れたり、ペースが掴めず大変そうでしたけどね。
汗もものすごくて、静かなシーンでも頬を伝い、ポタポタと垂れてくるほど。
が、アルヌー家にグザヴィエがやってくる場面で、一度引っ込んだ後は、だんだんと落ち着いていったように見えました。


そして、終演後の挨拶がとってもかわいくて。
自然に出てしまう大きなな身振り手振りや、実感のこもったコメントから、本人の感動が素直に伝わってきました。
本人泣いてるのに、その怪しげな言動に客席は爆笑でしたけど。
いいなー、かいちゃん。
東宝の新公も楽しみです。



オーランジュ役のイッチー(鳳樹いち)。
終始、安心して見てられました。
前半かいちゃんが飛ばしてたので、イッチーが出てくると芝居が落ち着くというか。
日本代表でいうなら、遠藤のような感じですかね。(わかりづらいですか)
キャプ翼でいうなら、カルツのような。(もっとわかりづらいですか)
職人的な働きっていうのかな。
祝杯の歌の場面は、だいぶ笑わせて頂きました。
かいちゃんとも、とってもいいコンビっぷり。



そして、今回のヒロインのたらちゃん(愛花ちさき)。
なんていうか・・・悪くない。
かいちゃんに比べたら、失敗もなかったし(最初マイクの調子は悪かったようだったけど)、むしろリードしてるくらいで、すごく頼もしかった。
セリフもすごく聞き取りやすくて、衣裳も似合ってたと思う。
けど、なんだろう・・・
しっかりしすぎてたというか、そつがなさすぎたというか。

うーん・・・たらちゃんの感想がいちばん難しいな。



イヴェットの弟、りく(蒼羽りく)。
まさにリアル弟。
見た目も声も、まんま弟キャラで作ってるかどうか分からないくらいでした。
最初、こんな普通の声出してていいの?と思っちゃったくらいで。
しかも、また目を引くんですよ、彼女は。
まさに天賦の才能、これからが楽しみな若者です。
今度は大人の役が見てみたいですね。



ジャスティンの秘書、くらっち(舞姫あゆみ)。
こんなにアニメ声でしたっけ!?
一瞬るいちゃんが帰って来たのかと。
今回、いちばんおいしいキャラでしたね。
まさに曲者。
ピンポイントで笑いをさらっていきました。
あの「エヘッ」の破壊力たるや絶大です。



イヴェットのママ、えりちゃん(藤咲えり)。
抜群にうまかった!
本公演でも大きな役をやってるし、ときに貫禄すら感じることもあるし、問題はないだろうと思っていましたけど。
祝杯の場面で歌いだしたときには、すごく上手で普通にビックリしました。
今、研5か。
新公、初ヒロインも楽しみですなー。



ジャスティンの婚約者ヘレン、せーこちゃん(純矢ちとせ)。
もちろん上手でした。
恋や家族に悩む、普通にイマドキのお年頃のリアルな女性。
それはそれでいいんですけど、せーこちゃんだともっと個性的な役が見てみたくなっちゃうのは私のワガママでしょうか。
しかも、今回の役は歌がないんですよね。
新公関係なく、ヘレンの歌も1曲くらいあってもよかったんじゃないかと思うんですが。
正塚先生的には、そこまで立たせたいキャラじゃないのかな・・・。



グザヴィエのあっきー(澄輝さやと)。
ちょっと迫力に欠けてたかなー。
本役のともちんがハマリすぎてるっていう説もありますけど。
スーツのストライプがともちんのより太く見えるなーっていうのも気になってしまいました(笑)。
どうでもいいところなんですけど。
どっちかというと、、グザヴィエより官能(?)ダンスの迫力の方がかなりすごかったです。




1回ここで切りますね。
順番がバラバラですみません。
他の人は次の回で。





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