気軽に洋書ミステリー

家にいてもすることがないおじさんは考えました。このままではボケる。そうだ!好きなミステリーを英語で読もう!英語力???

The Twelfth Card By Jeffery Deaver

2006-09-19 22:36:44 | 読書感想

自分の先祖Charles(チャールズ)の記事を図書館で調べていた女子高生Geneva(ジェノバ)は殺し屋のボイドに襲われる。あやうく難を逃れた彼女はそれ以後もしつように命を狙われる。
ボイドは一度目の犯行には棍棒を使い、二度目の犯行には毒ガスを使って彼女の命を狙った。その手口からライムは彼の身元を突き止める。(言われてみればそういう職業になるか。^^;)
やっとのことでボイドが逮捕されホッとしてるジェノバを他の殺し屋が襲う!
また、建物や壁などにスプレーで落書きして絵を描いていたグラフィテイキングと称していた男もジェノバの居場所を探り始めていた。
殺し屋の雇い主を突き止めない限り 次々と殺し屋が現れ、ジェノバの身の安全は保証されない。
雇い主を突き止めるには なぜジェノバの命が狙われるのかを突き止める必要がある。ジェノバが調べていた140年前の先祖の事件とかかわりがあるのか?ライムたちはチャールズが妻に宛てた手紙などから手がかりを得ようとするのだが・・・・・


☆感想
ペーパーバックの大きさが縦に3センチぐらい長くなって(縦長君)、片手で持つのが しんどくなってきた。これから発行されるPBはみな縦長君で発売される感じだな。
終盤、最後 50ページぐらいでよかったよかったと思って あとは惰性で読むかと思っていたら・・・・・さらに大きな展開があって、ジェノバの将来も良い方向に向かい さらにハッピーな終わり方で満足。

ジェノバという女の子、ハーレムで鍛えられた人生を生き抜くたくましさを持っている。人前では強気な面しか見せないが 一人になると孤立感に涙したりする。さいしょ、生意気そうな女の子だなというイメージをもっていたけど、だんだん彼女を知るにつれて好感をもつようになった。

ボイドという殺し屋、淡々とした男というイメージ、、感情というものをもたない男のよう。なぜか 自分が numbであるかどうか常に気にしている。ただ、ぼくには このnumb の意味がよくわからないのだけど^^;

他にも 彼女の学校には学校の犯罪を取り締まるための潜入捜査員がいたり、(日本ならスケバン刑事?)あの人が実は・・・とびっくりする登場人物がたくさんいる。
この本で  アメリカの黒人問題をすこし勉強できた。(かな?)


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