アルギエバ・４２

馬鹿な女のひがみ根性というは
度しがたいものだ
男のように痛いことはできぬゆえ
つらいことをみると
女の弱さに逃げ
影でみじめなことばかりする

勉強をして
はしための勤めに励んで
きれいになった女を妬んで
汚いことばかりする
何もいいことをしようとしない

大勢の闇に濡れて
きしる嫉妬の情念に燃えて
ありとあらゆる
ずるい破壊活動をする

許さないと言って
自分よりきれいな女を
全部滅ぼそうとするのだ
ゆえに
神も目を背けるほど
醜い

女には見えないほど
恐ろしく汚い
げろが出そうなほどだ

馬鹿な女はそれをごまかすために
人の美しい顔を盗む
そればかりでやってきて
永遠にそれだけでやろうとしたら
ついに天使の顔を盗み
とうとう全世界に正体がばれた

もう二度としないと
叫びながら
馬鹿な女は総勢で沈んでいく
法則の淵に
時間の渦に
誰も知らぬ圏外の闇に
包まれていく

もうおまえたちとは
二度と会うまい
汚らわしいことをして
それを恥じることさえできない女は
もう二度とごめんだ

わが名はアルギエバ
獅子の星である