テグミン・６

美しい女は馬鹿だと言うことは
神を馬鹿だと言うことに等しい
なぜなら
女は愛の姿だからだ

まことの美しい女は
愛を表現するものゆえ
それを馬鹿だと言うことは
愛を馬鹿だと言うことだ
ひいては
愛のみにてこの世界を創造した
神を馬鹿だと言うのに等しいのだ

男は女を馬鹿にすることで
女も女を馬鹿にすることで
神を愚弄し続けてきたのだ
人の顔を盗んで
美女になりすましてきた女は
自分だけがいい女になりたいと言う
恥知らずのエゴを神の愛とすり替えたのだ
彼女らは神の顔をして
人を馬鹿にすることで
こんな世界は馬鹿だと言い続けてきたのだ

嘘で永遠にこの世界に君臨しようとした
馬鹿は厳しく選別される
そしてこの世界を追い出される
愛はもう
果てしなく愚弄され続けてきた
年月に堪えられなくなったのだ

愛を馬鹿だと言うのなら
もう愛の世界から出て行けと
どこへなとゆき
そこで自分の好きな世界を
自分で作ればよいと