月の岩戸

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アンゲテナル・10

2017-11-13 04:16:25 | 詩集・瑠璃の籠

植物存在は
自らを
環境とすることを
学んでいる存在です

愛をたたえ
小さな存在を包み込み
すべてを与え
自らは動かず
愛で育てていく

すべての存在は
そういうことをしてくれる愛が
あるからこそ生きていけるのだと
学びなさい

自らを
風景にすることによって
あらゆる命を
愛していく

あなたがた人類もまた
いずれそういうことを
やっていかねばならないのです

自らは動くことをせず
すべてを愛の前に広げ
愛するものたちが
生きるための野に
自らなっていくのです




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