シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

リズ・ブルボー 五つの傷 / <からだ>に聞いて食べなさい

2014-09-16 11:01:02 | 読んだ本
重複する内容、くどすぎる内容が多くて 斜め読みです。
読み込んでいないけど、これ以上読む気にならないということで・・・・2冊まとめて。

気になるのは矛盾が多いことです。


冒頭の一文です。

「自分をコントロールしない人は、自分の長所と短所をすべて受け入れ、自然体でいることができます。・・・ありのままの自分を受け入れて、日々、その時々を満たされて生きています」  <<からだ>に聞いて食べなさいP15>

その後、行動パターンや体型などの特徴を5つの<傷>に分類分けしています。
そして、その傷を「幼少時の親との関係との結果」と位置づけ、どうすればその傷を克服でき、なりたい自分になることができるかが書かれています。

幼少期形成時の親の不適切な扱い、これは他の心理書でも言われていますし、その通りでしょう。
傷の分類はホロスコープちっくですが構いません。OKです。
現状を受け入れることと、自分や相手を許すこと、これもオーソドックスな回復のステップです。


しかし、「なりたい自分になるエクササイズ」や「食欲を観察する」ことは、再び自分をコントロールすることです。

既にそこで失敗し、のっぴきならない状況に追い込まれたのに、なぜ、再び病気になるようなことを提唱するのか、訳分かりません。


はっきり言います。

心の傷をパターン化して自分の過去の痛みを探り理解した後は、親も先祖や社会の犠牲者だと理解し 親を許して現状の自分を受け入れ、この自分で良いと思う。
ここまでがこの本の価値であり、通常の回復のステップです。
再び自分の食欲や体重をコントロールしようとしてはいけません。
許すということは、どんな食べ方をしようと、どれだけ理想の自分を違っていても自分を許すということです。
治らなくても良いと思うことが許すことです。
そして、次はその事を捨て去るというか、忘れるということが必要です。


ブルボーは言っています。
「これからは、あなたに必要な愛をあなた自身が与えるようにしましょう。誰もあなたのかわりにあなたを愛せないのです。自分を愛するのはとても簡単なことです。いま、この瞬間の自分をありのままに受け入れればいいだけなのです。非難したり、裁いたりせず、いまの自分をありのままに受け入れればいいのです。」<<からだ>に聞いて食べなさいP216>


いいこと言ってるけど・・・・これが簡単できたら、「心の傷」なんて生まれないじゃん。

この本を読んでエクササイズして本当に心の傷が治った人がいるのかどうか・・・
私は疑問です。

日記の続き

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