ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

KAIGO.介護 番外編の13 探偵!おひるまスクープ!①

2011年08月18日 22時30分34秒 | 介護な日々
2011年8月16日&17日 今回はリアルタイムのお話です。

ちょうど介護本編で、「日高へ行ってくたばらな」などという話をしていたことを書き
そしてその母の故郷の話はかなり以前に少し書きましたが、
結局母を故郷の日高に連れて行くことは出来ませんでした。
ガンの再発、治療と回復に思いのほか時間がかかり、
ようやく元気になってきたと思った矢先に急逝したためでしたが、
このたび、母に代わってようやくその懸念の日高行きが実現しました。
そればかりかいろいろと”収穫”がありましたので、
記録の意味もあわせて、今回記事としてアップしたいと思います。

今回の日高行きはちい兄の企画で、私と、それから母の長兄の、戦死したI伯父さんの子どもである、
K従姉さんT従兄さん姉弟の4人で、T従兄さん運転の車で一泊の小旅行として参りました。


日高と言うのは、現在の地名では和歌山県日高川町というところです。
厳密には母の生まれ故郷ではないですが、若い頃、結婚前までの多くの時期を過ごした場所です。
母のいた当時は日高郡船着村といい、その後中津尾村にかわり、
平成の大合併により近隣の3町とともに日高川町となったそうです。
川の本流近くにあった船着村高津尾国民学校(のちに村立高津尾小学校)と言うところで、
母は終戦前後の数年間教鞭をとっていたそうです。
この小学校は過疎化が進んだ影響で、平成10年の卒業生を最後に閉校になりましたが、
校舎はそのまま現在も残っていて、町の行事の際などに使われているようです。
校庭は草が生い茂っていましたが、きちんと手入れされているようでした。
 


校裏の日高川はとてもきれいな水の流れる川で、家族連れが水遊びに訪れていました。
まだ母の両親がここに住まいしていた頃、ちい兄もお兄と一緒に遊びに来て、この川で泳いだそうです。
周辺の建物や道路はすっかり様変わりし、幼子の目線は大人の目線に変わって
「こんなに道がせまかったかなあ(ちい兄談)」という印象の違いもありましたが、
遠景の山の稜線は何もかわらず、母のいた頃と同じ風景がそこにあるということでした。

私は初めて来たので、全然わからず・・・でしたが。



前の記事でアップしたこのおうちが、母の実家と言うか生家で、
この写真の当時は既に他家の方が住んでおられたようでした。
これは1977年の写真ですが、それ以来30年以上を経て今回訪ねて見ますと・・・
あららら、すごい豪邸に変わっているではないですか・・・。

家の前にあった石垣も新調(?)され、石垣の更に上にあったお家はなくなっていました。
豪邸を訪ねようかとも思いましたが、裏にも表にもチェーンがかかり「立ち入り禁止」の札が・・・。
仕方なく風景写真だけ撮影しました。



そのあとは周辺をぐるりとまわってお宿へ。
母が昔このあたりで生活し、あちこちの道を歩いていたのだろう・・・と思いつつも
当時の面影を偲ばれる物は当然ですがほとんどなく、
正直私自身はイマイチピンと来ませんでした。
そりゃ・・・ん10年以上前の話しだし、私は生まれて初めてここへ来たのですから。

・・・て、想像力無っ!!!!!〈滝汗)


さて一日目の夜はちい兄持参の母の若い頃のアルバムや、
母が亡くなった時取り寄せた戸籍謄本、それを元に書いた母方の系図、
その他少し前にちい兄やT従兄さんが撮った日高の写真や資料をもとに
母方、HM家のルーツを辿る話で長い夜を過ごしました。
古い写真は誰が写っているのかわからない物も多く、
折に触れ写真鑑定も進めてはいましたが、なかなか埒が明かないものも。
この夜も皆で”そのヒト”の正体をつきとめようとしましたが・・・やはりわからずじまい。

ともかく、戸籍謄本でわかった、
当時HM家の本家があった(母・談)とかいう住所の場所に
どうやら今もその子孫と思しき同姓の方のお宅があるようなので、
明日様子を見に行ってみようということになりました。


(それはそれとしまして~・・・・
夜は山深い・・というほどの山奥ではないけれど、まあ山奥のこの土地です、夜は天体観測に限ります!!!
・・・と言ったところで薄曇の天候・・・夏の大三角形など、なんぼかは見られましたが
天の川はほとんど見えず・・・残念・・・。)


さてさて、「本家がある」と母が生前のたもうたそのおうちには、
今はどなたが住まいするのでしょうか???

・・・・・・・つづく。

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