牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

元祖焼麺 ちゃんぽん太郎 (西早稲田)

2010年01月03日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
西早稲田に昨年の11月に開店した「元祖焼麺 ちゃんぽん太郎」に入ってみました。

場所は「天下一品」と「麺や しげる」とので、以前「のらんならん」のあった場所のちょうど向かいにあります。

母体はとんこつラーメンの「博多 一風堂」。
とんこつに加え、鶏がらと魚介のエキスが効いたコクのあるスープは、さすが一風堂といえるものでした。
店名に「焼麺」とあるように、歯ごたえのある太麺は、いったん鍋で焼き目がつけられており、それがほどよい香ばしさと心地よい食感を演出しています。

テーブルの上には、ウスターソース、ラー油に加え、特製のカレーパウダーがおいてあったので、それぞれ少しずつ試してみました。
意外にもカレーパウダーが後を引くような美味しさでしたね。

すぐ近くには「ちゃんぽんキング」が頑張っていますが、勝負の行方は明らかなような気がしました。

店を出たときに、2軒隣が「麺屋 RYOMA」だったことに気づきました。
店頭に何やら貼紙があったので見てみると、昨年末で閉店したとのこと。
好みの味だっただけに、ちょっぴり残念です。

ちゃんぽんキング (西早稲田)

2009年12月02日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
早稲田通りを西早稲田方面に向かっていたところ、馬場口交差点の角にあった「カツカレー専門店 バレーカレー」が、いつの間にか「ちゃんぽんキング」に変わっていました。

早稲田通りに面した部分に併設されていた「木村家のたいやき」はそのままだったので、何があったのだろうと興味があったので入ってみることにしました。

入ってみると店内は、券売機の位置からカウンター越しにみる厨房の様子まで、ほとんど以前と同じ。
よく見るとテーブルの上に置いてあるポイントカードはバレーカレーのものでしたので、カレーでは商売がうまく行かなかったので事業転換したのでしょう。
メニューはちゃんぽんとチャーハンが中心。以前のカツの代わりに、「男前揚げ」という若鶏の半身揚げが用意されていました。

とりあえず、基本のちゃんぽんを注文、480円でした。
調理している様子を見ていると、野菜や豚肉、魚介などの具材が1人前ずつパックになっているようでした。中華なべでキャベツを炒めている様子を見ると、どうも手馴れていないようでまともに鍋をまわすことすらできず、なんだか代わってあげたいくらいでした。

肝心の味ですが、取り立てて美味しいわけではありませんが、さりとて食べられないようなレベルでもなく、表現が難しいのですが高速道路のサービスエリアでいただくような感じでした。

すぐ近くに一風堂が経営する「元祖焼麺 ちゃんぽん太郎」が開店したこともあり、先行きは必ずしも順風満帆ではないようですが、頑張っていただきたいものです。

麺や しげる (西早稲田)

2009年11月17日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
ここしばらくは、記憶にない写真が携帯電話の中に残っていることがなかったのですが、撮影した写真を整理していたところ久々に「念写」を発見しました。

というか、タクシーの領収書を頼りに記憶をたどれば、なんとなく自分の行動がわかるのですが、やはり狐につままれたような気がします。

今回写っていたのは、西早稲田にある「麺や しげる」。かつて「麺や 天鳳」があったところに居抜きで入った店です。

食べたと思われるのは坦々麺。翌日の胃のもたれ方を考えると、それほど脂っこくはなかったのか。

いずれにしても、改めなくてはならない習慣ですね。

MoGuMoGu/モグモグ (西早稲田)

2009年09月30日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
西早稲田交差点にあるカレーの店「MoGuMoGu/モグモグ」に行きました。

ICHIGOYA 1・5・8/イチゴヤ」の不動産屋をはさんだ左隣で、「寿司処 八幡鮨」の交差点を隔てた反対側にあります。

以前は、「澤本商店」という小さな酒屋があった場所ですがいつしか閉店。昨年の秋にMoGuMoGuが開店したようです。

店の正式な名前は「Le Theatre MoGuMoGu/ル テアトル モグモグ」とのことで、南フランス プロバンス風のインテリアを目指したようなのですが、小ぎれいな学生街の喫茶店にしか見えません。とはいえ、清潔で気持ちのいい店内なので、とりたてて問題はないでしょう。

いただいたのはフレッシュトマトとアボカドのカレー。化学調味料、添加物、小麦粉を一切使わず、油も少なめにしたというルーは、ほどよくスパイシーでとても美味しく、ていねいに下ごしらえされたカボチャ、アボカド、トマトと相まって、カレー好きの私をうならせるものでした。
途中でレモンを絞ったのですが、さっぱりとした口当たりに表情を変え、それもまた美味でしたね。

満足の一品でした。

冷製海老トマト和え麺/麺屋 RYOMA (西早稲田)

2009年09月25日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
久々に西早稲田の「麺屋 RYOMA」に行きました。

sioトマトラーメン」が気に入って、2007年末の開店直後には頻繁に何度か訪れたのですがその後足が遠のいており、1年半ぶりくらいの再訪でしょうか。

メニューのラインナップは変わらないのですが、見せ方を少し工夫したようで、基本のラーメンをベースにトッピングとスープの味(塩丸味、塩鰹味、sioトマト味)の組合せにしてありました。

オーソドックスな塩丸味にしようかとも思ったのですが、9月限定という「冷製海老トマト和え麺」を選んでみました。値段は比較的安く680円です。
スープを使わない分、少し安めに設定したのでしょうか。

運ばれたラーメンはうっすらと底に見える赤いタレと、麺の上にのせられたたっぷりの生野菜とのコントラストがとても鮮やかで美しい色合いでした。
麺は冷水でキリっとしめられており、タレはスパイスが程よく効いて美味しかったですね。
まさに、店の意図通り「サラダパスタ感覚で楽しめる一杯」に仕上がっていました。

ただ、ウリである海老の風味が強すぎて、最後は普通のラーメンにしておけばよかったと少しだけ後悔しました。
先日、鶴巻町にある「紅蓮(ぐれん)」の極濃えびつけ麺をいただいたときにも思ったのですが、海老の甲殻からとる出汁のあくの強さを強く感じるというか、安っぽいシーフードカレーを食べたときの後味の悪さとでもいうか。

もしかしたら、自分には海老の出汁が合わないのかもしれませんね。

Choux Cabbage/シューキャベツ (馬場下町)

2009年09月02日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
地下鉄早稲田駅近くの「焼肉レストラン ホドリ」の上にある喫茶店「Caffe La Dama/ら・だーま」が、いつの間にか「シューキャベツ/Choux Cabbage」という店に変わっていました。

歩道に出ている看板を見ると家庭料理の店とのこと。試しに入ってみることにしました。

店の中はまるで「Caffe La Dama/ら・だーま」と同じ雰囲気で、居抜きとはまさにこのことをいうのでしょう。

いただいたのは看板料理らしいロールキャベツ。
手作り感あふれる味で、懐かしさを感じさせる美味しさでした。

早稲田にあるとはいえ、キャンパスからは少し離れているので、学生よりは地元で働く人に愛される店なのでしょう。

LOPBURI KITCHEN/ロブリーキッチン (西早稲田)

2009年08月30日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
西早稲田にある「LOPBURI KITCHEN/ロブリーキッチン」に行きました。

馬場口交差点近くよりやや戸塚警察寄りにあるタイ料理屋で、もともとは「GREEN CURRY/グリーンカレー」だったところを、オーナーが交代したことで居抜きで屋号だけ変更したとのことです。確か、昨年の春頃だったでしょうか。

GREEN CURRY/グリーンカレー」時代も何回かオーナーが変わっているとのことで、言われてみれば行く度に店のスタッフの顔ぶれが違っていたような気がします。

「LOPBURI/ロッブリー」とはバンコクの北東150kmのところにあるタイの都市名で、オーナーの出身地とのこと。

店の名前は変わっても、ディープさと安さ、美味しさは変わらず。
いつものメニューに加え、豚肉のサラダやシーフードのカレー炒めをいただきましたが、とても美味しかったですね。

焼皿あえそば/紅蓮 (早稲田鶴巻町)

2009年08月19日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
鶴巻町にある「紅蓮(ぐれん)」の夜限定メニュー「焼皿あえそば」を試してみました。

油そば」「極濃えびつけ麺」に引き続き、これで全メニュー制覇。
初めて訪れたのが7月のことなので、短期間に同じ店に何度も通うのは、私にとっては珍しいことです。

カウンターに座ると、すぐに耐熱皿ともんじゃを食べるときに使うような小さなコテが目の前に置かれました。
麺が太いためか茹で上げるに時間がかかるようで、いつになく厨房の様子が気になります。

待つことしばし、ジュウジュウというにぎやかな音と香ばしい匂いともにあえそばが運ばれました。
どんどん麺が焦げてくのでコテでひっくり返しながら、焦げた部分を味わって食べて下さいとのこと。味が全体に混ざるように大胆にあえると、肉味噌とチリコンカーン風のキドニービーンズが顔を出しました。

やや濃い目の味付けながら、最後まで美味しくいただけましたね。

ひと通り全メニューを食べてみた感想としては、個人的には「油そば」が最も好みでした。
油そばといえば、これまでは「東京麺珍亭本舗」ばかりヘビーローテーションだったのですが、しばらくは紅蓮に通いつめそうなきがします。

シトラス ライムの風/二代目 海老そば けいすけ (高田馬場)

2009年08月12日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
高田馬場駅から早稲田に向かう機会があったので、久しぶりに「二代目 海老そば けいすけ」に寄りました。

お目当ては夏限定の冷やしラーメン。今年は「シトラス ライムの風 生姜のグラニテと辛子のムース添え」です。

昨年の「紀州南高梅冷やしラーメン」といい、一昨年の「冷やしえびそばNeo(ネオ)」といい、店主の尽きぬアイデアには頭が下がります。

大きなカクテルグラスのような専用にあつらえたガラスの器は例年同様のもの。
あっさりとした味わいのスープは、夏の定番といった味わいで、動物系の出汁は使わずに利尻昆布と鰹節でとったとのこと。

ムース状の辛子を入れるとなつかしの冷やし中華のような風味が広がり、シャーベット状の生姜はさっぱり感をかもし出してくれます。
このあたりの演出は、けいすけの得意とするところでしょう。

早くも来年の夏限定の冷やしメニューが楽しみです。

極濃えびつけ麺/紅蓮 (早稲田鶴巻町)

2009年08月06日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
早稲田に所用があったので、先日訪れた鶴巻町にある「紅蓮(ぐれん)」を再訪しました。

いただいたのは看板メニューという「極濃えびつけ麺」です。

麺が太くゆでるのに時間がかかるためか、待つことしばし。
目の前に置かれたつけ汁の器を見てびっくりしました。韓国料理屋のチゲ鍋のような形状でグツグツと煮立った状態で運ばれました。
これが紅蓮のウリなのでしょう。

早速いただくと、「極濃」というだけあってつけ汁は濃厚そのもの。
海老の香りが強く「けいすけ」でいただくような味にも感じましたが、コシが強く太目の麺との相性はピッタリでしたね。

実は本当のお目当てだった「焼皿あえそば」は夜限定のメニューとのことで、味わうことができませんでした。
次回こそチャレンジしてみたいと思います。

ラーメン 山岡家 (高田馬場)

2009年07月19日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
馬場口交差点の近くにこの春に開店した「ラーメン 山岡家」に行きました。
正確に言えば、酔った勢いで入ってみました。

三ツ矢堂製麺(旧:フジヤマ製麺)」のすぐ左隣です。

札幌を本拠地にするチェーン店で、豚骨をベースにしたラーメンとのこと。
麺の硬さや味の濃さ、油の量が選べるところは家系ラーメンを意識してのことでしょうか。

いただいたのはプレミアム辛味噌つけ麺。夏の限定メニューとのことです。
冷たくなったチャーシュー、太めで歯ごたえはあるものの今ひとつ味わいのない麺、酔った勢いで入ったものの、明らかにわかる地雷は踏まない方がよかったかもしれません。

割りスープがポットに入って一緒に出されましたが、豚骨スープをお湯で薄めたような感じでした。
二度とこの店に入ることはないでしょう。

紅蓮 (早稲田鶴巻町)

2009年07月11日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
所用があって早大正門前の大隈記念タワーに向かっていたところ、鶴巻町西の交差点のすぐ近くの歩道で「油そば」という看板を見かけました。

「紅蓮(ぐれん)」という店で、正門通りを隔てた「立食信州そば はせ川」の向かい側にあります。

油そばがメインなのかなと思いつつ券売機を見ると、「極濃海老つけ麺」が看板メニューのようです。
究極の選択に迷った末、初志貫徹で香味油そばをいただくことにしました。

この店の油そばは、お酢とラー油をかけずに食べるタイプとのことで、お酢の代わりにタマネギの酢漬けが入っていました。思い切りかき回すと香油と味ダレ、酢漬けタマネギがなんとも言えず美味しく、この店の底力を感じました。
モチモチとした太麺の食感が印象的でしたね。

帰りがけに入店した客が「焼皿あえそば」なるメニューを注文していました。
極濃海老つけ麺も気になりますが、あえそばを求めて近いうちに再訪しそうな予感です。

札幌らーめん 麺屋さくら (高田馬場)

2009年06月26日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
この春に馬場口交差点近くに開店した「札幌らーめん 麺屋さくら」に行ってみました。

先日訪れた「つけめん 朝日」より数軒ほど高田馬場寄りで、ついこの間までラーメンショップが営業していた場所にあります。

真っ赤なテントの品のない外観の以前の店とは打って変わり、古材を使った今どきのインテリアには、店主の意気込みを感じます。
看板メニューは特選みそとさくら麺(みそ辛)のようなのですが、なんとなく味噌を食べる気分ではなかったので、さくら麺(塩カラミジャン)を注文しました。

券売機でチケットを買って席についてから気づいたのですが、私以外のほとんどの客は味噌ラーメンを食べていました。ちょっと失敗したかなと思いつつ、調理している様子を観察すると、塩ラーメンなのに味噌と同様、大きな中華鍋を使って具とスープを加熱していました。

早速いただいてみたのですが、コクのあるスープとラー油の香りがとても美味しかったですね。歯ごたえのある黄色い麺との相性もよかった気がします。

この界隈で味噌といえば、なんといっても「えそ菊」なのですが、新たな選択肢として頑張って欲しいものです。

GB'S CAFE WASEDA (西早稲田)

2009年06月15日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
西早稲田に昨夏に開店した「GB's CAFE WASEDA」に入ってみました。

早稲田通り沿いの日産プリンスの真向かいあたりで、「居食処 かわうち」よりやや穴八幡寄りにあります。

西海岸を意識したというアメリカンな空間は、やたらとネオンやステッカーが目立ち、少々気恥ずかしくなるくらいです。大学生にはこのくらいがちょうどいいのでしょうか。
店内に入ると実際に使われていたナンバープレートが所狭しとディスプレイされており、これだけ徹底してあると逆にすがすがしい気持ちになります。

メニューには、ジンバブエ、テリヤキライス、ホットタコライ、ロコモコとわかったようで不思議な料理が並んでいます。どれもボリュームがありそうなご飯もので、580円から850円と学生にはやさしいお値段でした。

いただいたのはジャンバラヤ。ベジタブルライスの上にデミグラスソースとチーズ、玉子とソーセージがのせられ、周囲にはタコライスの如くサラダが盛られていました。
カフェご飯らしく、美味しくいただけましたね。

ただ、学生街だけあって気前のいい盛り具合で、全部食べきるのがやっとでした。
supersizeなる大盛りが100円増しらしいのですが、それを頼んでいた若者の前に運ばれた皿を見ると、大盛りではなくあふれんばかりの二倍盛りでした。
さすが西早稲田、恐るべしです。

餃子の王将 (喜久井町)

2009年06月07日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
夏目坂のファミリーマートの跡地にできた「餃子の王将」早稲田夏目坂通り店に行きました。

ファミリーマートが閉店してからしばらく寂しかったこの界隈ですが、その向かいにはTSUTAYAができたりと、いきなりにぎやかになってきました。

餃子の王将といえば、勤務先が水道橋の三崎町にあった頃に、昼に夜にとお世話になった思い出の店です。
正確に言えば、思い出というより、ごく当たり前の中華料理が低価格で味わえ、たらふく食べて飲んでも驚くほど安く上がるので、懐の寂しかった若い頃には重宝したというところでしょうか。

久々に訪れた王将ですが、店内はまるでファミレスのよう。
厨房を囲んでカウンターはあるものの、スタッフの制服、テーブルや入り口に名前と人数を書くウエイティングスペースはファミレスそのものです。

メニューは麺類とおかず、ご飯のセットものが中心なのですが、私にはちょっと多すぎなので、炒飯と餃子を注文しました。

やたらとニラとニンニクの香りがただよう餃子は、以前食べた味そのもの。
久々になつかしの味を堪能しましたね。