牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

旭川らあめん こもり (高田馬場)

2007年08月31日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
高田馬場の明治通り沿いにある「旭川らあめん こもり」に行きました。

この春に開店したはずなのですが、通りの向かい側にある「北狼」に行く度に様子を伺うのですが、タイミングが悪いのか開いているのを見たことがありませんでした。四谷しんみち通りにある本店には何度も行ったことがあるのですが、高田馬場のこの店は初めてです。

券売機でメニューを確認すると、基本の正油、塩、味噌の他に新作のカレーらあめんがありました。こもりであれば基本の正油を頼むべきところかもしれませんが、暑くてスパイシーなものを身体が求めるのか、思わずカレーを頼んでしまいました。

札幌ラーメンによくある、スープをひき肉と一緒に中華なべで炒めてコクを出す手法で、手際よく調理され、数分でできあがりました。濃厚でややこってりしたアジの丸干しのスープがカレーのスパイスとよく合い、コシのある細めのちぢれ麺にからんでとても美味しかったです。

シャキシャキ感が残る程度にさっとゆでたキャベツは、ほんのり甘みがあり、豚ロースの薄切り肉とともに、全体にバランスがとれた一品だと思います。

ふとまわりを見渡すと、どこかで見たような雰囲気でした。以前この地にあった「かれー麺 実之和」の内装をほとんど居抜きで使ったのでしょうか。

かつてのお気に入りだったかれー麺の店で、カレーらあめんを食べるのは、何となく懐かしい感じがしました。

雑貨とカフェ Cross Over/クロスオーバー (西早稲田)

2007年08月30日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
西早稲田の界隈を歩いていたところ、ふと目に留まった「Cross Over/クロスオーバー」というカフェに入ってみました。

一風堂」の向かいあたり、「天婦羅 いもや」やうなぎの「田川」がある早稲田通りの一本裏手の路地への入口にあります。

この路地は、かつては通学路としていつも多くの学生でごった返していたのですが、19号館の前にある都市計画道路環状4号線が開通し、グランド坂への導線が変わってからは、ほとんど学生が使わなくなってしまいました。
不思議なものです。

看板には「雑貨とカフェ」とあり、店舗の半分がかわいらしい雑貨店になっており、互いに行き来できるようになっています。店名の由来はここにあるのでしょう。

いただいたのは、850円のミニグラタンランチ。日替わりはポテマヨグラタンで、サラダとパン、デザートと食後のドリンクがつきます。
タバスコが添えられるところに、昔ながらの喫茶店を感じさせられます。

店内は、早稲田らしからぬかわいらしい雰囲気で、冷房に弱い女性客のためにブランケットが用意されるなど、細やかな気配りが感じられます。
雑誌もたくさん置いてあり、ゆっくりとした時間を過ごすにはよさそうです。

ただ、この界隈にある定食屋と正反対のスピード感なので、なかなか食事が運ばれない客がいらいらしているようにも感じました。
私はそれほど急いでいなかったので、店にあるCasa BRUTUSをじっくり読めたので、待つ間もそれなりに充実した時間を過ごせました。

食後に出されたコーヒーが、不思議と美味しかったのが印象的でしたね。

えびらーめん じゅうねん (曙橋)

2007年08月29日 | 食べ歩き (牛込界隈)
曙橋にある「えびらーめん じゅうねん」に入ってみました。

曙橋駅前で靖国通りの住吉町交差点の近くにあるのですが、お気に入りの坦々麺屋坦々麺屋「てんぐや」のすぐ近くにあるので、これまであえて入る機会はありませんでした。

店に入ると券売機があり、どれにしようかとお品書きを確かめると「迷ったらこれ」というおすすめの濃厚じゅうねんらーめんにしました。
黒豚のチャーシューが3枚と味玉、たっぷりの甘えびの旨味と香りがウリとのことです。

早速いただいたのですが、スープの第一印象は、チェーン店の寿司屋の味噌汁といった感じ。コクのある味噌味のスープです。
ただ気になるのは、麺とスープ、具がばらばらに感じること。美味しいラーメンのような一体感がありません。

何となく、フランチャイズのセントラルキッチンで作ったものを、マニュアル通りに再現したような感じがしましたね。

サッポロ 贅沢モルト

2007年08月28日 | お気に入りの食材
近所のよしやに出かけたところ、北海道フェアということで「アサヒ 北の職人 長熟」が売っていました。

珍しいビールなので、また買おうかと思ったのですが、先日イトーヨーカドーで買ったばかりなのでどうしようかと迷っていたところ、近くに見かけないビールがあったので買ってみました。

サッポロ 贅沢モルト」というビールで、8月22日に発売された限定醸造のビールで、協働契約栽培の麦芽だけを従来比で1.5倍仕込んだとのことです。

早速飲んでみると、ひと口目はサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ/The PREMIUM MALT'S」にもよく似た非常に濃いコクのある味わいでした。飲みすすめるとほのかに残る酸味も感じられ、最後まで美味しくいただけました。

味から察するに原材料を贅沢に使っていると思われるのですが、プレミアムビールの位置付けにせず限定醸造としたのは、ヱビスを意識し社内競合を避けたからなのかもしれません。
パッケージの色からすると、各社参戦の秋期限定醸造のサッポロならではの回答なのでしょうか。

いずれにしても美味しいビールが手頃な値段で楽しめるのは歓迎すべきことでしょう。

キャベツと生揚げのみそいため

2007年08月27日 | 趣味の手料理
三徳に買い物に出かけたところ、大き目のキャベツがひと玉98円で売っていました。ここしばらく高値が続いていたようですが、ずいぶんと手ごろな値段になってきたようです。

キャベツといえば回鍋肉(ホイコーロー)なのですが、今回は以前、かんたん美味で紹介されていた「キャベツと生揚げのみそいため」を作ってみました。

多めにすりおろしたしょうがとにんにくをねぎと一緒にごま油と豆板醤で炒め、生揚げとキャベツを入れて、みそ、砂糖、酒、しょう油で味付ける簡単なレシピです。

肉類は入っていませんが、不思議と物足りなさを感じないのは、やや濃い目の味に仕上がっていたからでしょうか。
ごはんのおかずにぴったりでしたね。

鶏肉と豆腐のスタッフドピーマン

2007年08月26日 | 趣味の手料理
色鮮やかなピーマンをいただいたので、肉詰めを作ってみることにしました。

できるだけさっぱり作りたいと考えていたところ、ふと思い出したのが高田馬場にある「ザ・ハンバーグ/The Hamburg」で食べたヘルシーハンバーグ。
そのときの味を思い出しながら、具は豆腐と鶏ひき肉を使いました。
つなぎにはパン粉の代りに片栗粉を使い、味付けも塩コショウのみ。

さっぱりとした豆腐ハンバーグとの旨みとやわらかいピーマンがとてもマッチしており、イメージどおりのシンプルな味が再現できました。

次回は、ナツメグや野菜畑のブイヨン等でアクセントをつけた味を、試してみたいと思います。

GREEN CURRY/グリーンカレー (西早稲田)

2007年08月25日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
ゼミの後で、大学院の仲間とひさびさに西早稲田の「GREEN CURRY/グリーンカレー」に行きました。

馬場口交差点よりやや戸塚警察寄りにあるタイ料理屋で、2年前に訪問して以来、贔屓にしている店です。

相変わらずわかりにくい入口と床の抜け落ちそうなディープな空間でしたが、タイ人シェフによる本格的な料理とアットホームな空間は変わりませんでした。

空心菜炒め、海老と春雨の土鍋蒸し、カニのカレー炒めなど、定番の料理を数種類いただいて、グリーンカレーとチキンのレッドカレーで〆ました。

店のシンハービールをすべて飲みつくし、タイウイスキーをボトルでいただいても一人2700円。大満足のひとときでしたね。

カレーや からかうあ (納戸町)

2007年08月24日 | 食べ歩き (牛込界隈)
納戸町にある「カレーや からかうあ」に行きました。

牛込中央通りから二十騎町の方へ延びる路地沿い、ちょうどビストロ・ド・バーブの隣にある、間口の狭い小さな店です。

手作り風の南国をイメージした店で、以前から前を通るたびに気になっていました。「からかうあ」とは不思議な店名だなぁと思っていたのですが、ハワイの雰囲気を出したというオーナーの弁から察すると、ハワイ王の「Kalākaua」に由来するのでしょうか。

メニューはさらさらのスープカレーとキーマカレーに温泉玉子がついたカレーロコモコが中心。その中から夏野菜と鶏つくねのスープカレーを選びました。
辛さは普通から15辛まで選べ、3辛までは無料です。
自分が「辛い」と感じるちょっと上で食べるのがおススメということだったので、小手試しに3辛を注文しました。

さらさらのスープはとても美味しく、それぞれの具がよく煮込んであって、食が進みます。実際感じる辛さよりもスパイスが身体に効いているのか、不覚にも頭から汗がダラダラと流れ出るほどでした。

店主のカレーへの愛情とこだわりが感じられましたね。
次回は、甘さ控えめで辛さが癒されるという伝説杏仁豆腐も試してみたいと思います。

宗家一条流がんこラーメン総本家 (池袋)

2007年08月23日 | 食べ歩き (その他)
今年に入って惜しまれつつ閉店した西早稲田の「宗家一条流 がんこラーメン 総本家」が、この春、池袋で再開したとのことだったので、遅ればせながら訪問してみました。

場所は、サンシャイン通り商店街のホテルテアトルの反対側の路地を入ったところにあります。

西早稲田の店は、一面に黒く塗りつぶされたあえて客を遠ざけるような門構えだったのですが、今回の店はその面影は残るものの、ぱっと見は普通のラーメン屋。しかも店主の一条安雪氏の写真が表に飾られるというフレンドリーさです。

1年ぶりに食べるがんこラーメンですが、選んだのは「油・坦々そば」。
一見して、それほど辛くなさそうなのですが、よく混ぜて食べると山椒の辛さが心地よく、食欲をそそりました。麺の太さやコシ、やわらかなチャーシューなど、具と麺、タレの一体感がたまらない美味しさでした。

西早稲田「北狼」のあえめんと同様、スープが別に供されており、途中からつけ麺風にいただき、最後はスープをすべてどんぶりに投入していただきました。
その度に表情を変えるラーメンは、一条安雪家元の面目躍如といったところ。

久々に納得できる一杯でした。

GODIVAのアイスクリーム

2007年08月22日 | お気に入りの食材
新宿駅西口地下構内にあるGODIVAの店でアイスクリームを買いました。

JRから大江戸線に乗り換えるときに、いつも人だかりがしているので気になっていたのですが、興味本位でふと店をのぞいているとアイスクリームが売っていたので、思わず買ってしまったわけです。

ゴディバのアイスクリームは、ベルジアンダークチョコレート、クラシックミルクチョコレート、ミルクチョコレートチップ、アイボリーチョコレートチップの全4種類。わかりやすく言うと、濃い目のチョコレート味、ミルクチョコレート味、ミルクチョコレートにチョコチップ、ホワイトチョコレートにチョコチップです。

どれを買えばいいのか迷ったので、とりあえず全種類買って帰りました。

早速いただいたのですが、どれもゴディバのチョコレートがふんだんに使用されており、芳醇で贅沢な味わい。至福のひとときです。

気になるお値段は125mlのミニカップがそれぞれ367円。ハーゲンダッツのミニカップとほぼ同じ容量で、約100円高いことになります。

「GODIVA」のブランドだけでも100円高は十分納得できますし、肝心の味も、その差額を補って余るほどの満足感を味わえたような気がします。

maya/マヤ (高田馬場)

2007年08月21日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
高田馬場駅近くにあるインド・チベット料理の「maya/マヤ」に行きました。

駅前から早稲田方向に進んですぐの左手、戸塚第二小学校の向かいにあるビルの2階です。

本当は、道路に出してあった「ミャンマー料理 ミンガラバー」の看板につられて入ったのですが、階段を上がってすぐの入口が「maya/マヤ」でした。
何の疑問もなく店に入り、おもむろにメニューをひろげたときになって、やっと気付いたわけです。

いただいたのは、850円のBセット。カレーが2種類選べます。
野菜のカレーとダール豆のカレー。カレーと呼ぶにはあまりにも甘くてクリーミーだったのですが、それはそれで美味しかったですね。

店を出て確認したところ、お目当てだったミンガラバーの入口は、隣の目立たぬところにありました。
次回はうっかり間違えないようにしたいものです。

a bientot/ア・ビヤント (曙橋)

2007年08月20日 | 食べ歩き (牛込界隈)
曙橋の合羽坂下にあるフレンチレストラン「a bientot/ア・ビヤント」でランチをいただきました。

正月にお節をいただいて以来、この店を訪れるのは半年以上経っていたのですが、マダムはしっかりと覚えていてくれました。
細やかな心配りが繁盛の秘訣でしょうか。

いただいたのは週替りのランチセット。ポタージュ、プチサラダ、肉か魚のメインにパンとコーヒー、小菓子がついて、1680円から1890円です。

どの料理も吟味された素材にひと工夫が加えてあり、満足できるひとときでした。
特に、ビーツを使ったドレッシングのサラダと表面がかりっとして中がジューシーな伊達鶏は美味しかったですね。

この店は、味だけではなくやらかな日差しが入る明るいインテリアやスタッフの気遣いなど、全体にバランスが取れているような気がします。
地元に住む者としては、いつまでも隠れた名店であって欲しいと思うのですが、なかなかそういう訳にもいかないようです。

アサヒ 北の職人 長熟

2007年08月19日 | お気に入りの食材
先日、上板橋のイトーヨーカドーにオーストラリアワイン「Sophie's Bridge/ソフィーへの橋」を買いに行った際に、北海道フェアということでたまたま手に入れることができた「アサヒ 北の職人 長熟」を飲んでみました。

北海道地域限定で販売しているビールで、「アサヒ 北の職人」の後継にあたるビールです。

長熟の名が示すように、貯酒期間の規準日数を従来のビールの1.3倍に設定して熟成しているとのこと。
プレミアムビールのように濃い目の飲み口で、アサヒらしかぬリッチな味わいでしたね。

冷やしえびそばNeo/二代目 海老そば けいすけ (高田馬場)

2007年08月18日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
高田馬場で所用を済ませた後に「二代目 海老そば けいすけ」に寄りました。

前回訪問したのが夜だったこともあり、限定販売のうわさの新作を食べることができなかったので、お目当ての「冷やしえびそばNeo(ネオ)」を注文。一日限定20食とのことです。

カウンターにおいてある能書きを読んでいると、いやがおうでも期待が高まります。手をかけて作っているのか、いつもよりも待ち遠しく感じられました。

待つことしばし、まるで大きなカクテルグラスのような専用にあつらえたガラスの器にきれいに盛られた冷やしえびそばNeoは、まさにサプライズな一品でした。
オクラ、みょうが、なす、ベビーコーンなどの夏野菜がきれいに彩りをそえています。
麺は専用の極細のもの。店のすすめのように、まずはそのままのタレで味わい、次にトマトをベースにしたという透明のスープを投入、やや甘みが増したところで小さなレンゲに盛られた少し辛味のあるムースを様子をみながら入れました。
最後にレモンを絞るとさわやかさが増し、気付けばスープまで完食していました。

手間を考えれば、この味が900円で食べられるのは幸せなこと。限定20食というのもうなずけます。
夏が終わる前に、もう一度食べたいですね。

なすの冷菜

2007年08月17日 | 趣味の手料理
美味しそうななすをいただいたので、冷菜を作ってみました。

わが家の定番メニューなのですが、作り方はいたって簡単。
なすを4等分くらいに切ってあく抜きをし、レンジで3~4分やわらかくなるまで加熱し、刻んだネギ、ニンニク、しょうが、唐辛子と酢、しょうゆ、砂糖と日本酒、ごま油で漬け込むだけです。

昼間に作って夜まで冷蔵庫で味をなじませたのですが、さっぱりとしてとても美味しかったですね。
調子に乗りすぎて唐辛子を入れすぎたのか、少々辛過ぎたのですが、ビールがすすむ味でした。