気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ドコモ・アマゾンの連携”とは

2019-11-30 23:37:27 | 企業戦略・企業ブランド・ビジネスモデル

NTTドコモがアマゾンとの連携により12月1日から手続きを受付ける予定の、アマゾンジャパンの有料会員サービス「アマゾンプライム」を1年間無料で提供する企画です。

この企画を利用できるのは、この6月に導入されたドコモの新料金プラン「ギガホ」や「ギガライト」の利用者です。

アマゾンプライムにより提供される、動画や音楽の視聴や配信、ネット通販での「お急ぎ便」の利用が無料で可能となるようです。連携することで、新料金プラン契約者へ価値を付加する狙いがあるようです。

この種の連携としては、KDDIと米動画配信サービス「ネットフリックス」との間でも行なわれたりしています。

報道発表資料(2019.11.26)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/11/26_00.htmlです。


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“iNSPiC REC(キヤノンマーケティングジャパン)”とは

2019-11-25 23:28:27 | PC・カメラ・他デジタル機器

キヤノンマーケティングジャパンが、10月17日にクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で限定1000台の予約販売を開始し(注:公開から12時間で完売)、一般販売を年内に開始しようと目指している、カラビナ型の小型ディジタルカメラです。有効画素数は約1300万です。「カラビナ」は開閉できる部品がついた金属リングで登山道具のひとつです。

手のひらに収まるサイズ(高さ110.5×幅45.2×奥行き18.5mm)で、重さが90gとのことです。カラビナの部分をバッグやベルトなどに取り付けて持ち運べるようになっています。

撮影した写真はmicroSDカードに記録され、スマホとBluetoothで接続し専用アプリにより確認することができるようです。

さらに、水深2mでも約30分間の撮影ができる防水性能や約2mからの落下にも耐え得る耐衝撃性を備えているとのことです。

サイトでの販売価格は、税込1万4850円とのことです。

マクアケのサイトは、https://www.makuake.com/project/inspic/です。


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“自動ブレーキ”とは

2019-11-22 23:45:02 | 安全対策・サービス

自動車に搭載され衝突事故を防ぐために自動で作動するブレーキです。

カメラやレーダーを組み合わせて人や車を検知し作動するようになっています。自動ブレーキの例として、トヨタの「トヨタセーフティセンス」やSUBARUの「アイサイト」などが知られています。

自動ブレーキに関し、政府は、数年以内に(注:2019年内にも具体的な時期を決定する方向で調整中)、日本で新車を販売するメーカーに対し、現行の基準よりも厳しい「国際基準」を満たすよう義務づける方針とのことです。高齢者ドライバーらによる事故を減らす狙いがあるようです。ここで、国際基準とは、2019年6月に、国連の「自動車基準調和世界フォーラム(WP29)」の専門分科会(第178回会合)が定めた以下の3つの条件のことです。

1)対静止車両:静止車に40km/hで接近しても衝突しない。

2)対走行車両:20km/hで前を走る車に60km/hで迫っても衝突しない。

3)対歩行者:5km/hで道路を横断する歩行車に30km/hで近づいても衝突しない。

なお、自動ブレーキの現行の性能認定制度は以下のようになっており、国際基準よりは緩く、しかも認定を受けることは義務化されていません。

1)対静止車両:静止車に50km/hで接近した時、衝突したとしても20km/h以下で、または衝突しない。

2)対走行車両:20km/hで前を走る車に50km/hで接近したとき衝突しない。

3)対歩行者:-(規定なし)。

WP29の概要のサイトは、https://www.mlit.go.jp/common/001296244.pdfです。

 

 


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“マイナポイント制度”とは

2019-11-19 23:36:22 | 国の政策・行政手続き

総務省が2020年9月から実施する方向で検討することになった、マイナンバーカード所有者に買物などに利用できるポイントを付与する制度です。

マイナンバーカード所有者が、事前に一定額を前払い(チャージ)するとポイントが還元されるようです。

マイナポイントの還元を受けるには、(1)マイナンバーカードを取得する、(2)マイキーIDを取得する、(3)暗証番号を設定する、(4)スマホ決済で買い物する、といった手順が必要となるようです。

導入の狙いとしては、2019年10月の消費増税による購買意欲低下への対応(即ち、消費の活性化)、キャッシュレス決済の促進、さらに普及率が13.5%(2019年7月)と低調なマイナンバーカードの普及促進など、色々とあるようです。

現在、総務省において、ポイントの購入条件、購入対象者、プレミアム率、ポイントの利用環境や使途、有効期限等、具体的な内容の検討が行なわれているようです。

 

 

 


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“キャリロフォーク(ZMP)”とは

2019-11-01 23:42:33 | ロボット

ロボット開発のスタートアップのZMPが、12月に出荷開始予定の無人フォークリフトです。当社が提供する台車型ロボットと組み合わせ、物流倉庫の完全自動化が可能になるとのことです。

ZMPは、既存のフォークリフト会社からフォークリフトのOEM供給を受け、それに自社が持つ自動運転に必要な装置を取り付けることによってキャリロフォークを実現したようです。具体的には、光のレーザーセンサーを主に利用し、倉庫内に反射板を取り付け、事前に入力済のルートマップに従って動くようです。赤外線センサーにより障害物も避けるとのことです。

フォークリフトの大きさは全長1950×全幅800×全高1915(mm)、重量が1t、運べる荷物重量は1.0~1.6t、走行速度は3.6km/h(積載時)あるいは5.4km/h(無積載時)とのことです。

無人フォークリフトは、大手フォークリフトメーカーからも提供されていますが、ZMPの無人フォークは、既に手がけている自動運転車両やロボットの自動化モジュールを応用することによりコストを半額程度に抑えているようです。

物流施設大手のプロロジスと組んで、無人倉庫として物流会社などに売り込む予定のようです。

プレスリリース(2019.10.23)のサイトは、https://www.zmp.co.jp/news/pressrelease_20191023です。

 


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