気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“VAIO A12(VAIO)”とは

2018-12-31 23:03:16 | PC・カメラ・他デジタル機器

VAIOが11月22日に発売した最新ノートパソコンです。キーボードとディスプレイが分離できる2イン1型です。

「デタッチャブル構造を採用した12.5型2in1モデル」などのフレーズが付けられています。通常のクラムシェル型ノートPCとして求められる機能を搭載しつつ、必要に応じてタブレットのような形でも利用できる点が特徴です。

「ノートPCモード」や「タブレットモード」に加えて、タブレットを逆向きにしてキーボードユニットに装着した「ビューモード」、その状態で閉じた「ビュークローズモード」の利用が可能です。バッテリーを内蔵したワイヤレスキーボードユニットの場合には、ワイヤレス接続によりタブレットと分離した状態で入力できる「ワイヤレスキーボードモード」も利用できます。

「スタビライザーフラップ」と呼ばれる仕組みを採用したことにより、ディスプレイの後ろにスタンドを付けなくても倒れないとのことです。ディスプレイの分離も簡単に行えるような工夫がされているようです。

また、ディスプレイには、給電可能なUSBタイプCの口が搭載されているため、スマホやタブレット用のUSB用充電器があれば、それを用いてディスプレイに充電できるとのことです。付属のACケーブルを持ち歩かなくても大丈夫とのことです。

ディスプレイは、ディジタイザーペンにも対応しています。SIMカードも装着できるようになっており、携帯回線経由でネットに接続できるようです。

その他、CPUがCore i5、メモリーが8GB、ストレージが256GBのSSD、OSは64bit版 Windows 10 Homeがプリインストールされています。 主なインターフェイス(キーボードユニット側)は、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI出力×1、ミニD-Sub 15ピン×1、ギガビットLAN、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)などです。

本体サイズは、305.5(幅)×17~21(高さ)×211.9(奥行)mm、重量は約1.211kg(いずれもキーボードユニット装着時)です。

価格は12万1800円(税別)~となっています。

メーカーの製品サイトは、https://vaio.com/products/a121/です。


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“ライフブックUH-X/C3(富士通クライアントコンピューティング)”とは

2018-12-30 23:00:31 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士通クライアントコンピューティングが11月15日に発売したノートパソコンです。

「富士通パソコンFMV に最高の一台を追求した“X(テン)”登場」、「わずか約698g 世界最軽量ノートPC  」などのフレーズがつけられています。

当社の13.3型モバイルノートパソコンUHシリーズの中で最軽量とのことです。それまでの最軽量約748gから50g!も軽量化したとのことです。基板設計を一から見直したようです。

他の特徴としては、丈夫な設計、打ちやすさに配慮したキーボード、Webカメラを利用した顔認証サインインへの対応、などです。

その他、液晶サイズが13.3インチ、 CPUはインテルの第8世代Core i7(4コア)8565U(1.8GHz)、ストレージ容量はSSDの512GB、メモリ容量は8GB、OSがWindows 10 Pro 64bit、USB3.0が2口、同3.1タイプCが2口、HDMI端子、優先LANポート搭載などです。 

オ-プン価格ですが、26万2000円前後のようです。

プレスリリース(2018.11.6)のサイトは、http://www.fujitsu.com/jp/group/fccl/resources/press-releases/2018/1106.htmlです。


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“ローソンスマホペイ(ローソン)”とは

2018-12-28 23:17:38 | マーケティング・消費者行動

コンビニのローソンが、2018年4月23日より実証実験を始めた、スマートフォン専用アプリを使用したセルフ決済サービスです。

ローソン公式アプリをスマホにダウンロードして利用します。ローソン内の商品のバーコードを消費者自身がスマホのカメラで読み取り、店内の任意の場所で決済ができるようになっています。

人手不足対策やレジ待ちによる買物客のイライラ解消が狙いとしてあります。

混雑時の入店から退店までの時間は、スマホペイ利用時が約1分で、レジで決済をする場合に比べて約4分の1に短縮された(注:ゲートシティ大崎店での検証結果)とのことです。下記ニュースリリースを参照。

8月時点で3店舗で実験実施中で、9月以降に実施店舗を順次拡大しており、2018年度内には大都市圏を中心に100店舗に増やす予定のようです。

なお、類似のサービスは、スーパーの米ウォルマートや傘下の会員制ホールセイラーのSam’s clubが、“Scan and Go”というサービス名で、先に実施しています。商品のバーコードをスキャンしながら買物をし、レジに並ばずに決済して退店できます。

ローソンのニュースリリース(2018.8.24)のサイトは、https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1341584_2504.htmlです。

WalmartのScan and Go の動画は、例えば、https://www.youtube.com/watch?time_continue=79&v=NHzfhDDRgME にあります。


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“生鮮食品配送サービス”とは

2018-12-19 23:09:44 | 宅配便・輸配送(管理)サービス

野菜や肉、魚といった生鮮食品の配送サービスです。

我が国においては、2017年4月に開始した「アマゾンフレッシュ」(アマゾンジャパン)、2017年11月末に開始した「IYフレッシュ」(セブン&アイ・ホールディングスとアスクル)、2018年10月に開始した「楽天西友ネットスーパー」(楽天と西友)などが知られています。

アマゾンもアスクルも既存のネット通販とは異なる生鮮食品専用の配送網で対応しており、また、楽天西友ネットスーパーは西友の配送網を軸としてその強化を考えているようです。

アマゾンフレッシュのプレスリリース(2017.4.21)のサイトは、https://www.amazon.co.jp/gp/press/pr/20170421です。

IYフレッシュのプレスリリース(2017.10.12)のサイトは、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000021550.htmlです。

楽天西友ネットスーパーのプレスリリース(2018.10.25)のサイトは、https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2018/1025_01.htmlです。

 

 


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“VisIoT(OKI)”とは

2018-12-15 23:01:52 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

OKIが開発し、2017年11月15日に提供開始した、IoTの画像センシング技術とAI・アナリティクス技術(即ち、各種情報を用いて高度な分析を行い活用する技術)を活用した店舗業務改善支援ソリューションです。“ビショット”と読みます。

このソリューションは、「集める」「見える」「改善する」をコンセプトとして、店舗内のヒト・モノ・コトのデータをIoTにより収集・見える化し、さらにAI・アナリティクス技術を用いたデータの分析・活用によりさまざまな課題を解決して店舗の業務改善を支援することを狙ったもののようですが、第1弾として、「レジ適正台数見える化」および「レジ混雑予測」の2サービスの提供を2017年11月に開始したようです。

特に、「レジ混雑予測」システムでは、カメラが買い物客(年齢、性別)の入店を監視し、15分後や30分後にレジに並ぶ客数をAIが予測するようです。OKIには、以前の実証実験により、客の年齢や性別と店舗内での滞在時間の関係のデータが蓄積されているようです。予測結果に基づき、店長らが持つスマホに稼働させるべきレジ台数を知らせるようになっています。人手不足時代の店舗の効率的運用を支援してくれるようです。

なお、このシステムは、北関東最大手のスーパー「ベイシア」に導入されているようです。 

プレスリリース(2017.11.15)のサイトは、https://www.oki.com/jp/press/2017/11/z17061.htmlです。


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